ライダースパブリシティが家サイトにてご紹介している家づくり最新コラム ~断熱等級とは?等級の違いや高断熱の住宅を建てるポイントを解説~④
ライダースパブリシティがご紹介する「家づくり最新コラム」。
今回は、高い断熱等級の家を建てるデメリットと、おすすめの断熱等級についてご説明します。
・空気がこもりやすくなる
高い気密性を持ち、空気が出入りしにくいため、十分な換気を行わないと空気がこもりやすくなってしまいます。室内にホコリやゴミを含む空気が長く滞留すると、アレルギー症状やシックハウス症候群の原因となる可能性もあります。住宅の高性能化を受けて、2003年には全ての住宅で24時間換気システムを設けることが義務となっています。
・初期費用がかさむ
断熱性能の高い家を建てるには、設計の段階から高精度で綿密な作業が必要となります。建材にも断熱性能の高いものを用いる必要があり、材料のコストも大きくなりがちです。光熱費を長期間にわたって節約できる一方、それなりの初期費用を要することは避けられません。
注文住宅をこれから建てる場合、断熱等級6を選ぶことをおすすめします。
2025年には等級4が最低基準になり、2030年には等級5が最低基準になることも予定されています。建てた家で数十年間暮らし続けることを考慮し、等級5を最低基準として考え、可能であれば等級6を選ぶとよいでしょう。