ライダースパブリシティが家サイトにてご紹介している家づくり最新コラム ~断熱等級とは?等級の違いや高断熱の住宅を建てるポイントを解説~②
ライダースパブリシティがご紹介する「家づくり最新コラム」。
今回は、断熱等級の基準となる値や地域区分についてご説明します。
・UA値とηAC値
断熱等級を決める重要な要素として、UA(ユーエー)値とηAC(イータエーシー)値があります。UA値は、住宅の壁や屋根を通して、外気と室内の間で熱がどの程度伝わりやすくなっているかを示すものです。ηAC値は、冷房が必要な時に、日射熱が室内にどの程度入りやすくなっているかを示します。これらの値が小さいほど、遮蔽性能や断熱性能が高いとされています。
・地域区分
断熱等級においては、日射量や外気温によって、全国を8つの地域に区分しています。日本は南北に長く、地域ごとに気候や気温が大きく異なるため、地域に合わせてUA値・ηAC値の基準が定められています。
例えば、「断熱等級6」でも、寒冷地に多い「区分1」ではUA値は0.28以下、ηAC値は基準なしとされているのに対して、東京23区などが含まれる「区分6」ではUA値は0.46以下、ηAC値は2.8以下とされています。