ライダースパブリシティが家サイトにてご紹介している家づくり最新コラム ~断熱等級とは?等級の違いや高断熱の住宅を建てるポイントを解説~①
ライダースパブリシティがご紹介する「家づくり最新コラム」。
日本の気候に合った快適な家づくりのためには、断熱性が重要です。
今回は、住宅における断熱等級についてご説明します。
断熱等級は断熱の性能を示す指標で、現在は等級1から等級7まで存在します。数字の大きい等級ほど高い性能と優れたエネルギー効率を持っていることを示しています。
以前は等級4が最高基準とされていましたが、2022年に等級5~7が設けられ、2025年には新しく建てる住宅の断熱性能を等級4以上にすることが義務となりました。
・等級4
1999年の省エネルギー基準の改正により、窓や玄関などの開口部に複層ガラスを使う必要があるなどの規定が加わっています。
・等級5
エネルギー収支をゼロにするZEH水準の性能を示すもので、2030年以降は新築住宅の最低基準とされる予定です。
・等級6
等級4と比べた時、冷暖房に必要な一次エネルギーの消費量を30%ほど少なくできる性能を示すものです。高性能住宅と呼ばれるものは、等級6以上の断熱性能を持つ場合が少なくありません。
・等級7
冷暖房に必要な一次エネルギーの消費量を40%ほど少なくできる性能を示すものです。気温がマイナスになる地域でも室温を15℃以上に保ちやすいと言われています。