PROFILE
♢荒木 信輝 (Araki Nobuteru)/広告運用担当チーム
2024年11月入社。前職ではAmazonの広告運用を経験。リライアスにおける広告運用担当の担当領域の広さと顧客志向の方針に惹かれ、ジョイン。 趣味はサウナと映画鑑賞。休日は温泉に入ってリフレッシュしている。
広告運用担当の業務内容
クライアント企業の採用計画に則って、WEB広告の運用を担当するのがお仕事です。
ターゲット設定から広告作成、配信設定、データ分析・改善提案、レポート作成・振り返りと全体の運用・ディレクションを行います。
<業務内容>
- ターゲットに沿った広告を設計・作成し、広告配信ツールを用いて配信先の媒体設定などを行います。
- 広告配信後は成果を分析、改善提案とともにレポーティング・報告を行います。
- 媒体社との打ち合わせを実施し媒体知見の情報収集等を行います。
「当たり前」を支える仕事。私がリライアスを選んだ理由
――まず、荒木さんのこれまでのキャリアと、リライアスへの入社理由を教えてください。
前職では、約1年間、Amazonの広告運用と一部コンサルティングを担う部署で勤務をしていました 。具体的には、検索結果の上位に商品が表示されるように入札単価の調整などを行うリスティング広告運用に近い業務が中心でした 。
転職を考えた主なきっかけは2点あります 。1点目は、Amazon以外の媒体経験が不足しており、媒体ごとに部署が縦割りだったため、他の媒体経験を積むための部署異動に3年以上かかると言われたことへの危機感です 。2点目は、顧客の予算や志望に関わらず、頻繁に他の媒体の営業提案が求められる環境にモヤモヤを感じ、「顧客に寄り添いたい」という思いが強くなったためです 。
転職を通じて、ECだけでなくGoogleやYahoo!など業界にこだわらない幅広い広告媒体の知識を身につけ、最終的には事業会社側の広告運用責任者ポジションに就きたいというキャリアビジョンがありました。
リライアスへの入社の決め手は、「担当領域の広さ」と「顧客のためにならない提案はしない」という方針が、自身の目指す方向性と合致していた点です 。まだ20名規模の少数精鋭組織で、求人広告以外にもGoogle広告などを扱っており、手を挙げれば様々な業務を経験できる環境に魅力を感じ、入社をしました 。
――実際に入社してみて、ギャップなどはありましたか?
前職が社員300人以上の会社で新卒入社や中途入社の実績も豊富だったため、研修制度などがしっかり整っており、ある程度受け身の状態でもキャッチアップができる環境でした。一方、私が入社した当時のリライアスは、まだオンボーディングプログラムの整備や情報蓄積の仕組みを整えていたフェーズでしたので、ある程度自分から情報収集など能動的に動かなければならないと感じた点はギャップでした 。ただ、情報収集が好きなため、そこは苦には感じなかったです 。逆に、必要な情報を能動的に動いて取りに行くという経験は、顧客折衝業務においても役立っており、自身のスキルアップに繋がっていると感じます。
1日の流れを大公開! 運用担当 荒木さんの「とある1日」
――「運用担当」と聞いても、具体的な業務をイメージしづらい方も多いと思います。荒木さんの1日のスケジュールを教えていただけますか?
▼ 9:30-10:00 / 始業・メールチェック・To-doリスト確認
To-doリストやメールチェックを行い、クライアントや媒体社からのメールを確認・返信します 。
▼ 10:00-11:00 / モニタリング・アラート対応
担当クライアントの広告数値を確認し、金額の費消ペースや数値の良し悪しをチェックします 。数値が変動している場合は、要因分析を行い、何が良かったのか、どこが悪くなっているのかを把握します 。
▼ 11:00-12:00 / 媒体社との打ち合わせ
Indeedや求人ボックスなどの媒体社と打ち合わせを行い、アップデート情報や、運用上の不明点を解決します 。
▼ 12:00-13:00 / 作業(運用状況の把握と改善策検討)
管理画面からレポートを落とし、運用状況の把握と、改善策を検討する作業を行います 。
▼ 13:00-14:00 / ランチ(com活)
リライアスではcom活というコミュニケーション活性化のために会社がランチ代を補助してくれる福利厚生があります。具体的には月に2回のランチ代を会社が一部負担してくれるというものです。この日は全員チームが異なるメンバーで新しくできた韓国料理屋さんへランチに出かけました 。
▼ 14:00-14:30 / チームミーティング
運用チーム内でのタスク確認や、運用上の不明点、提案内容の整理などを行います 。
▼ 14:30-15:00 / メール確認
午後のメールチェックと対応を行います 。
▼ 15:00-16:00 / クライアントとの定例ミーティング
クライアントとの定例ミーティングを行います 。議題が多い場合は1時間ほどかかることもあります 。
▼ 16:00-18:00 / 週次実績報告のための分析と改善策の共有
クライアントへの週次実績報告のために、現状の分析を行い、好調な施策や、数値が悪化している原因、改善策などをメールで報告・共有します 。
▼ 18:00-19:00 / 作業(求人掲載状況のダブルチェック)
終業前には、クライアントから依頼された求人が、依頼通りに掲載されているかといった求人掲載状況のダブルチェックを行います 。
地道な作業の先にある、大きなやりがい
――非常に多岐にわたるお仕事ですね。荒木さんがこの仕事で「やりがい」を感じるのはどんな瞬間ですか?
お客様から、目標達成や応募数の改善に対して感謝の言葉をいただけた瞬間が、この仕事の最大のやりがいです 。
特に印象に残っているエピソードがあります。それは、あるお客様からご依頼いただいた、応募数目標を以前の2倍に引き上げるというプロジェクトです。目標水準が非常に高い一方で、ご提示いただいた予算の伸びは1.5倍に留まっており、達成には大きな工夫が必要な状況でした。
この課題に対し、私は既存の運用を徹底的に見直し、成果を最大化するための改善策を実行しました。まずは全求人データを詳細に分析したところ、フルリモート求人が応募数・応募率ともに好調であるという重要な傾向を発見しました。このデータを根拠に、応募効果をさらに高めるため、フルリモート求人の原稿表示を視認性の高い形式へと即座に変更することを提案・実行しました。
施策の実行にあたっては、お客様からの情報を基に、社内の原稿作成チームと綿密な議論を重ねました。目標達成への強いコミットメントのもと、迅速かつ正確な変更を実施するためにチーム一丸となって調整を進めました。
その結果、私たちは目標以上のペースで毎月安定して成果を出し続けることができ、お客様からは「目標達成以上に獲得してくれて、本当にありがとう」と大変温かいお言葉をいただきました。お客様の期待を超える成果を出せたことに、大きな達成感と喜びを感じています。
――逆に、この仕事ならではの「大変さ」はありますか?
日々の数値確認に加え、数値が悪化した際に、媒体社から改善策のアドバイスをいただいたり、情報収集をしたりといった能動的な行動が必要なことです 。 特にIndeedのように配信ターゲットやキーワードがブラックボックス化している媒体や、入札額が自動設定のため動きが不明瞭な媒体では、運用の仕組みを理解することが難しいという大変さがありました 。その都度、媒体社の方に質問をぶつけ、情報を集めて、運用の仕組みをクリアにして施策につなげることを心がけていました 。
――運用チームはどんな雰囲気ですか?
20代男女のメンバーで構成されているチームです。仕事の時は仕事に没頭し、飲み会や休日は楽しむといった形で、オンとオフの切り替えを大切にしているメンバーが多いです 。
仕事柄、媒体の管理画面と向き合い、運用状況の確認や分析を行う時間も多いため、一人一人が黙々と業務に没頭する**「職人気質」の人が多い雰囲気**です 。それもあって、業務内でのコミュニケーションは意識的に行わないと、つい口数が減ってしまうという側面があります 。
そこで、チームメンバー全員が、コミュニケーションを深めることへの意識を持って日々の業務に取り組んでいます 。具体的には、チーム定例で仕事以外の雑談やアイスブレイクの時間を取り入れ、心理的な距離を縮める工夫をしています 。そういった側面にもきちんと向き合う真摯な人が多いかもしれないですね(笑)。オンとオフのメリハリがあり、真剣に業務に取り組む姿勢と、チームの連携を大切にする意識が共存しているチームです 。
今後の目標と、未来の仲間へのメッセージ
――荒木さんの今後の目標を教えてください。
現在の「運用担当」という役割から一歩踏み込み、コンサル的な視点も持って、上流の提案ができるようになることが目標です 。 単に与えられた媒体の中で成果を最大化するだけでなく、顧客の社内での良い評価に繋がるように、「年間の予算配分」や「現在利用している媒体が適切か」といった、より上流の能動的な提案ができるようになることを目指しています 。
――最後に、この記事を読んでいる未来の仲間に向けてメッセージをお願いします!
広告運用担当に向いているのは、自身の施策の結果である数値を受け止め、改善のために分析や思考する大変さを楽しめる方だと考えています 。施策の成功を純粋に楽しめ、失敗を次に活かせる意欲がある方を求めています 。
リライアス全体としては、まだ体制が完全に整っているわけではないため、自分から情報収集をしたり、能動的に動くことや仕組みを整えることを楽しめる方 、そして「顧客に向き合う」という目標に共感し、真面目に顧客のために何ができるかを考えられる方 が向いていると思います。
私たちは、リライアスのビジョンに共感し、共に成長していける仲間を募集しています。 もし「もっと詳しく話を聞いてみたい」「面白そうな会社だな」と思っていただけたら、ぜひお気軽にご連絡ください!
あなたとお会いできることを、社員一同楽しみにしています!