① 現場で直面した“壁”
Q:初めて現場に入ったとき、一番驚いたこと・戸惑ったことは何でしたか?
A:勉強してきたコードとは全く違い、ものすごく長くて
え…本当に何もわからない…となってしまいました。
Q:自分には無理かも…」と感じた瞬間はありましたか?その時、どんな感情が一番強かったですか?(悔しさ/焦り/不安など)
A:自分には無理かもと感じた瞬間は、2つ目の現場だったのですが、納期はすごく迫っているのに全然わからない、何がダメなのか、何が良いのかもわからず、現場の方に教えていただいてもわからなくてもうどうしたらいいのかとすごく焦って自分はなんでこんなにわからないのかと、ダメな人間だなと苦しかったです。
Q: 技術的な壁と、人間関係や環境面の壁、どちらが印象に残っていますか?
A:どちらも印象に残っています。
現場の方に質問したくてもなんでこんなこともわからないの?スキルシートと違うなど言われたらどうしようと思い、何も聞けずに、コードもコマンドも本当にわからなくてカリキュラムでやっていた何倍も長いコードで、書き方も難しく、どこから読んで、どこを直せばいいのか何もわからずと言った感じで納期だけがどんどん迫ってきて凄く追い詰められました。聞けないことで何も報告ができずに現場の方も最初は優しかったのに凄く冷たくなっていき、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
② 支えてくれた人・環境
Q: その壁を乗り越えるきっかけをくれた“人”や“言葉”はありましたか?
A:1番最初の現場で本当に尊敬できる方がいて、その人のようになりたいし、もしもう一度一緒に働けたとしたら次こそはちゃんとお役に立てるような自分になっていたいと思い、もっと成長したいと思っています。
Q:iRupやチームのサポート体制の中で、印象に残っている出来事は?
A:メンタル的に本当にしんどくて、帰り道など凄く泣けてしまうことがあった際に当時の営業担当の方にどのように改善したら良いか、質問の練習をしましょう、などさまざまなアドバイスをくださり本当にありがたかったです。
Q: 先輩・メンター・営業担当など、誰かが寄り添ってくれた瞬間を教えてください。
A:iRupは個人のグループラインがあるのですが、ご相談などさせていただいたところ、営業の方などがお電話をくださったりご飯に行きましょうと誘っていただき悩み相談に乗っていただいたりと本当になんて優しいんだ…とありがたいことばかりでした。
Q: 「一人じゃない」と感じたエピソードがあれば教えてください。
A:年に1、2度ある名古屋の総会でiRupの方達とお会いした際に同じような経験をされているというお話を聞いて自分だけじゃないんだ、とホッとしました。
③ 自分自身の変化
Q: つらい時期をどう乗り越えましたか?意識や行動を変えたことはありますか?
A:わからないままだと本当に苦しいだけで何も解決しないので自分がどれくらいわからないのか、相手にも知っていただく必要がありますし、相手もこちらが何がわからないのか知らない状態なので。
結局は案件先の方も納期に間に合うようにしたいと思いますのでこちらのことを知っていただかなくては相手も仕事の振り方さえ戸惑ってしまうなと思いできるだけ、ここをこうしたけどダメだった、こう調べて試したけどこれもダメだった。どうしたら良いかというような具体的な質問ができるように意識しています。
Q: “逃げなかった自分”を支えた価値観や考え方を教えてください。
A:こちらに関してはもう子どもがいて、生活がかかってるという使命感とせっかくエンジニアになれたんだから数ヶ月で逃げるのはもったいないなと考えていました。
Q: 失敗や壁から学んだ“自分なりの教訓”はありますか?
A:あいさつ、笑顔、報連相は大事!!と言った感じですかね。
基本がやっぱり大事なのだなと改めて思います。
Q: 過去の自分に声をかけるとしたら、なんて言いたいですか?
A:勇気を出して頑張れと言いたいですね。
壁を越えた先に見えたもの
Q:苦しかった時期を越えて、どんな変化を実感しましたか?
A:変化としては、向上心が持てるようになったことでしょうか。今の現場は一年ほどお世話になっているのですが、AWSを触らせていただく機会が多くわからないことの方がまだまだ多いのでやっと現場にもなれて気持ちも落ち着いてきたので、せっかくなら資格を取りたいと思い、iRupは資格を取る際の援助もしてくださるのでこんなありがたい環境なのだから実行しなくてはと思い現在も勉強中です。
Q:スキルや知識以外に、成長したと感じる部分はありますか?
A:スキル面だけでなく、精神的にも強くなったと思います。以前はできない自分を責めてしまうことが多かったのですが、今はできないことをどうしたらできるようになるかと前向きに考えられるようになりました。また、チームの方と協力しながら進める中で、報連相の大切さや感謝を伝えることの大事さも実感し、人としての成長を感じるようになりました。
Q:今ではどんな姿勢で仕事に向き合っていますか?
A:今ではどんな仕事も学びのチャンスと捉えるようにしています。できないことがあっても前向きに受け止め、次に活かせるよう意識しています。
Q:「壁があったからこそ今がある」と思える瞬間はどんな時ですか?
A:以前は何もわからず苦しかった時期もありましたが、今では自分で調べて解決できることも増えてきて、今日も単体テストで不具合を見つけて報告した際に、現場の方に助かりましたと言ってもらえて、自分でも役に立ててると思い凄く嬉しかったです。少しずつではありますがエンジニアに成りたてだった時に思い描いていた自分に近づけているのではないかなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!