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経営管理部長に聞く、レコモットの働き方について

こんにちは。レコモット採用担当です。
この記事は、みなさんにレコモットのことをもっと知っていただくためのインタビューです。
さて、今回は経営管理部部長の小野原にインタビューを行いました。

インタビューの前に、現在レコモットで運用されている働き方関連の制度をご紹介します。

  • フルフレックス制度
    1日の標準労働時間は7時間30分で、6時~22時までの間で、勤務することが可能です(コアタイム無し)。また、所定の休憩時間以外に、事前に業務の調整や予定の共有を行った上で、私用で離席することも可能です。

  • リモートワーク制度
    週に3日のリモートワーク勤務が可能です。また、リモートワークのサポートとして入社月にリモートワークファシリティ手当(15,000円)が一時金として支給されるほか、毎月の手当として、リモートワーク手当(4,000円/月)とBYOD手当(3,000円/月)が支給されます。

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【プロフィール】
 大学卒業後、株式会社サイバードへ入社し人事としてのキャリアをスタート。その後、シンガポールでバックオフィス勤務を経験。自身の仕事、海外での経験から様々なライフイベントによってキャリアを諦めることのない世の中にしていきたいと考えていた頃、レコモットに出会い、ビジョン・事業に共感し入社。人事機能の立ち上げ、管理部門の運営に従事。

 プライベートでは、12歳女の子、4歳男の子の母。最近の週末は、息子のサッカー練習の見学と練習相手、家族で海辺、スキー、自然の中でゆっくり過ごすことが多い。





まず初めにお伺いしたいのが、アフターコロナの動向として、出社回帰を求める企業もありますが、現在レコモットはどのようなワークスタイルなのでしょうか?

 レコモットでは、感染症が流行したタイミングでリモートワークを制度化し、全社員での運用を始めて今に至りますが、感染症が第5類へ移行されたタイミングで、週4日を上限としていたリモートワーク日数を、週3日へ変更しました。

 感染症流行前の毎日出社していた時と比較すると、リモートワークは集中して作業を行える点でメリットがある一方、どうしてもコミュニケーションの円滑さという面では出社に劣ります。同じ場所で顔を合わせてコミュニケーションできない事により、意思決定や合意形成が遅くなったり、社員が組織としての熱量や一体感を感じにくくなったことが、事業推進に一定の影響を与えていました。

 この課題を解決するためには、対面でのコミュニケーションの割合を高めることが必要であると判断し、リモートワークと出社両方のメリットを最大限引き出すバランスを検討した上で、出社回数を1日増やすこととなりました。

 私たちのプロダクトmoconaviは「今いる場所がオフィスになる」というブランドコンセプトを掲げています。どこにいても、「オフィスにいる時と同じように働けることが当たり前の世界」を作っていくことがmoconaviの目指している姿ですが、生産性という観点で当社はリモートワークにはリモートワークならではのメリットがあり、オフィスに出社し対面でコミュニケーションを取ることには、リモートワークでは得られないメリットがあると考えており、両方のメリットを最大限引き出す「ハイブリッドワーク」を実践していきたいと考えています。





フルフレックスやリモートワークなどによる柔軟なワークスタイルは、社員が働き方の選択肢と裁量を持てる半面、予定を合わせてチームで業務を推進したり、他のメンバーと協働することが、難しいように思いますが、レコモットはいかがでしょうか?

 そうですね、社員が個々の都合を絶対的に優先することになれば、当然チームでの業務推進や他メンバーとの協動は立ち行かなくなります。一方で、規則やルールを厳格化すれば働き方の柔軟性は損なわれますから、柔軟な働き方の選択肢を私たち社員が持ち続けるためには、「組織としての一定の規律」と「社員のお互いへの配慮」をもって制度を運用することが重要だと考えています。

 レコモットでは、「自身の事情や状況、考えや主張に理解を得ることは、相手への尊重と配慮があって成り立つもの」という考え方がCEOの東郷からも日常的に語られ、浸透しています。社員が互いに予定を合わせてミーティングを調整したり、クライアントの動きに合わせて予定を組むようにしていますし、例えば、私のように子育てを行っている社員も周囲の理解を得て働くことができています。

 このように柔軟なワークスタイルは、単に会社から規則・ルール上で社員個人に対し個別に提供されるデジタルな選択肢ではなく、社員の高い意識と信頼関係、そこから生まれる成熟した組織カルチャーがあって、はじめて互いが享受できるものであると考えていますので、社員の全員で守っていくものと考えています。





先ほど子育ての話がありましたが、日々の送り迎えやお子様の急病時などに柔軟に対応できるかは、子育てをされている方には気になるところかと思います。小野原さん自身も、部長の役割を担いながら子育て中とのことですが、いかがでしょうか?

 私だけではなく、同様に子育てをされている社員は役職や性別を問わず、制度をうまく活用し、周囲の理解と協力を得ながら仕事と子育てを両立されています。

 フルフレックス制度があることによって、勤務途中で一旦業務から離れ、子供たちの送り迎えをしたり、授業参観など平日の学校行事にも参加した後で、業務に戻るといった働き方が可能です。リモートワークの日には、短時間で送り迎えをすることができ、オフィスに出社する日よりも子供と長くコミュニケーションを取ることができますし、必要な時は事前の調整を行えば、日中でないと対応ができない役所等での子育てに関わる手続きなどもスムーズに済ませることができます。

 日々の子供の成長に積極的に寄り添い、深く関わることは、私が個人として大切にしたいことでもあり、後ろめたさやストレスを感じることなく仕事と両立できることはとてもありがたいことだと感じています。

 また、小さなお子さんをお持ちの方はご経験があると思いますが、子供が急に発熱するなど、予兆なく体調を崩すこともしばしばです。そのようなケースや定期的な通院などにも柔軟に対応することができます。体調を崩した時に早いタイミングで通院することで、体調の悪化を防ぎ、診断によって登園までの日数が把握できるので、先の予定も見通しやすくなりますから、業務への影響も最小限に抑えることができます。前職において、フルタイムでオフィスに出勤していた時には、休暇の取得や早退をしなくてはならず、業務との両立は決して簡単なことではありませんでしたので、本当に助かっています。

 その他、育児介護休業制度も法令に沿って整備されていますし、有給休暇は入社3ヵ月後から付与されますので、子育てをされている方にとって、万が一の場合も安心して働くことのできる環境が整っていると言えるのではないでしょうか。





産休や育休の取得状況はいかがでしょうか?企業によっては、規則としては定められているものの、実際に取得したり、休暇取得後に復帰しづらかったりといった話も聞きますが。

 ベンチャー企業に限らず一般的に、制度は整備されているものの、実際には産休育休が取得しにくい雰囲気があるのではないかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、レコモットでは就業規則・規程の条件に該当する方であれば、問題なく取得することができます。

 これまで4名の社員が産休育休を取得しており、全員が職場復帰し、働きながら子育てと仕事を両立されています。現在も1名の社員が取得中です(2023年10月現在)。過去に男性社員が育休を取得した実績もあります。





ここまで子育て関連のお話を伺いましたが、ご家族の介護などに伴い関連制度を利用された事例はありますでしょうか?

 先ほど育児の話しの中でもご説明しました通り、育児介護休業制度は法令に沿って整備されていますが、介護が必要なご両親やご家族が地方にお住まいで、日中は別のご家族が介護されている為、業務を行うことができ、業務を終えたあとで介護に携わる必要があるといったケースや、外国籍の社員が介護のために母国へ帰国が必要となったケースでは、期間を限定してフルリモートによる地方や海外(母国)での勤務を特例として認め、仕事と介護の両立を支援した実績もあります。

 紹介させていただいたケースは特例的ではありますが、やむを得ない事情がある場合は、社員から状況を聞きます。本人が仕事と介護の両立を模索したいという希望があれば、“リモートワークを行える環境があり、所定労働時間の勤務ができ、従前のパフォーマンスを維持する”ことを条件に、継続的な勤務ができるよう、会社としての対応を前向きに検討するようにしています。

 働きたいという意志があって、働けるのにも関わらず制度の都合で長期休暇を取得しなければならなくなったり、余儀なく退職しなければならなくなったりした社員はレコモットではこれまでのところいません。





レコモットの働き方についてよく分りました。最後にどんな方に応募して欲しいか教えていただけますでしょうか?

 会社としては成長期にあり更なる拡大を目指しているので、その一端を担いたい、一緒に会社や事業を創り上げていきたいという方にご応募いただきたいですが、そのような方の中にも、子育て、介護等で思うようにキャリアを続けられない不安をお持ちの方はいらっしゃると思います。

 これまでご説明した通り、レコモットではEnvision Your Styleというビジョンに沿う形で、会社としてある一定の規律や制度を持ち、その中で社員個々のライフスタイルも両立していくことができるような制度や文化を構築してきています。自分の都合だけでなく会社や一緒に働く周囲に対する配慮をしながら就業する姿勢を持っていただく必要はありますが、レコモットでワークとライフの両立を頑張ってみたいとお感じになった方は、是非一緒に両立の在り方を模索しながら充実させていきましょう。


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