【代表インタビュー】自らを実験台に働き方の変革を続けるレコモット。その新たなビジョンに込められた思いと世界観。 | VMV
こんにちは。レコモット採用担当です。レコモットでは、2022年初頭にビジョン、ミッション、バリューを新たにリニューアルしました。この記事では、そこに込められた思いと目指している世界観について、当...
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こんにちは。レコモット採用担当 中居です。
この記事は、みなさんにレコモット社員のことをもっと知っていただくための社員インタビューです。
さて、今回は、レコモットValuesを体現し、FY24上期CEO賞に輝いたデベロップメント部プロダクト開発チームの山﨑にインタビューを行いました。
【はじめに:レコモットValues】
【CEO賞について】
【本編:インタビュー】
●自己紹介
●受賞の取り組み
●今までとこれから
●応募を検討されている方へ
【あとがき】
まずはインタビューの前に、レコモットValues とCEO賞についてご紹介します。
レコモットは2022年にVMV(Vision・Mission・Values)を刷新しました。
2021年に、所属部門、役職、職種、性別、年齢、在籍年数の異なる10名のプロジェクトメンバーで
Next Vision Projectを立ち上げ、それぞれの立場からの多様な意見を交わし、議論を重ねて策定した
VMVになります。
▼詳しくはこちらの記事で (弊社CEO東郷のインタビュー記事)
半期に1度、各部門長より推薦された候補者の中からレコモットValuesに照らし合わせ、
最も模範となる行動を取った1名を受賞者として決定し、全社キックオフミーティングで表彰します。
▼過去の受賞者の記事はこちら
まず初めに自己紹介をお願いします。
前回のインタビュー記事でも自己紹介していますが、改めて自己紹介させていただきます。 最初に就職したのは運輸・物流会社で約9年半勤めていました。現場作業員からキャリアをスタートし、後半の4年間は配車業務や労務管理、クレーム対応など現場のマネジメント業務にも携わりました。 その後、AR(※)関係の会社へ転職し、未経験からエンジニアのキャリアをスタートしました。そこではUnityというゲームエンジンでARのアプリケーション開発を行っていました。 2021年9月にレコモットにiOS開発エンジニアとして入社し、自社プロダクトmoconaviのチャット関係をメインで開発しています。 オフタイムは、ジムに通って体を鍛えたり、小学校1年生の子供と一緒に遊んだりして過ごしています。 ※AR(拡張現実): 「Augmented Reality」の略称で、現実世界を立体的に読み取り、仮想的に拡張する技術のこと。
▼前回のインタビュー
CEO賞受賞の感想をお願いします。
自分が受賞するとは思ってもいませんでした。自身の担当しているチャットの開発が順調に進んでいるとは言えなかったので、驚いたというのが率直な感想です。ただ、状況に対して力は尽くしていましたので、結果だけではなく、行動としてValuesを体現できていたことを評価していただき嬉しかったです。
受賞されたことによる変化はありますか?
いつでも目の前の仕事に全力で向き合うことを大切にしているので、気持ちとしては特別な変化はありませんが、直近での役割・業務における変化としては、私の所属するiOS開発チームに新メンバーが入社し、OJTの担当になったので、そのメンバーの指導や支援を役割として担うことになり、新たなチャレンジをしています。
―――ここからは、受賞理由となった取り組みについて、3つレコモットValuesに沿って1つずつ教えて下さい。
開発の会議などを通じて、リーダーに頼り過ぎることなくメンバーが自立的に動ける組織づくりに大きく貢献されたということですが、どのようなことを意識されていますか?
moconaviには様々な機能がありますので、開発のマネジメントも多岐にわたります。そのような中で、開発を推進するにあたってリーダーを助けになりたいという思いを持って仕事に取り組んでいます。 また、moconaviの開発は自身の担当領域であるiOSだけでなくAndroidやUWPでもアプリケーション開発を行っているので、全体の状況を把握しながら開発を進捗させることでより良いサービスが提供できると考えています。 業界は異なりますが、エンジニアになる前には管理業務も経験していたので、マネジメントの大変さもわかりますし、管理職の立場として、どのようにメンバーが助けてくれたら嬉しいといった実感値があります。現在は管理職ではありませんが、その経験がメンバーとしてのリーダーの支援に活かされているのではないかと思います。
現状の業務内容や役職に捉われず、期待に応えようとトライしているように見えますが、ご自身としてはどのような感覚をお持ちでしょうか?
振り返ってみると、昔から自身の役職や決められた職務範囲の枠をあまり意識することなく、できることならなんでもやろうと力を尽くしてきた気がします。 レコモットに入社した時点で、IT業界の経験もエンジニアとしての経験も短かったですから、挑戦できることにはどんどん挑戦し、汎用的に使える知識や経験を増やしていこうという思いで仕事に取り組んできました。 いまできることに集中しつつ、さらにできることを少しでも増やそうと取り組んでいるうちに、仕事の全体像が見えてきて、次にできそうなことに気づくことができるようになり、貢献できる範囲が広くなっていったなという感覚を持っています。今後も自然体で挑戦していきたいと考えています。
山﨑さんは、メインで担当されているiOSのみならず、Android側の仕様検討やスケジュール調整にも主体的に関わり、サーバチームとも密に連携を取りながら開発を進められるなど、ご自身の業務領域を広く捉えられて取り組まれたことが評価のポイントとして挙げられていましたが、どのように受け止められていますか?
この部分を評価していただけたことはとても嬉しいです。仕事をよりスムーズに進めたいという思いがあり、自身がイニシアティブを執ることで、次のアクションを明確にし、関係する皆が動きやすい環境を作れるとよいと考えています。 また、他チームと密に連携を取ることで、開発も足並みを揃えて進めることができます。関わりを通じて、周りのメンバーの立場や業務を理解することができるので、開発の視野も知識の幅も広くなったと実感しています。
機能開発の中で、未解決の課題を積極的にキャッチアップし、解決に向けてイニシアティブを執られたそうですね?山﨑さんからはその状況がどのように見えていて、どんなことを考えて行動されていたのでしょうか?
自身と周りのメンバーのタスクの進捗状況を考慮すると、私がイニシアティブを執って動くことが、チームにとって最もよいだろうと考えて動きました。 個々のタスクを明確にし、分担して仕事をすることは開発において重要かつ必要不可欠ですが、自分の担当業務にのみ集中していると、視野が狭くなってしまうこともありますので、視座を上げて全体を見渡すことを心掛けています。
部内横断的な調整を行い、開発をリードした点が評価のポイントでしたが、Beyond the team.を発揮し、周りのメンバーを巻き込む上で意識している点があれば、教えてください。
どうしたら仕事がスムーズに進むかを常に意識しています。そのために何をすべきかを考えると、周りを巻き込むということが自ずと必要になります。 積極的に周りを巻き込み動くようになったきっかけは、エンジニアにキャリアチェンジしたばかりの頃、明確なスケジュールが決まらず進んでしまっていたプロジェクトを経験したことです。 開発のゴールは全員で共有されていて、互いに認識は持てていたはずなのですが、スケジュールが明確に決まっていなかったため、1か月ほど上手く進まないという状況になりました。 その時に、スケジュールが決まっていないと、仕事がこんなにも進めにくく、中途半端になってしまうということを学んだので、以降プロジェクトを進める際には、スケジュールをしっかりと設定することは、特に意識していることの一つです。
機能の実装においては、影響範囲の広い課題について、CEOや他部門のメンバーに対して状況の説明を行うなど、積極的に社内連携を図り、対応を行ったことが評価のポイントでした。立場や職種が異なるメンバーとコミュニケーションを取って仕事を進める上で意識や、工夫していることはありますか?
他部門から開発への相談や依頼事項は、お客様などの社外の方とやり取りの結果により生じるものかと思います。 私が運輸・物流業界に在籍していた時に、お客様とやり取りをする機会が多くあり、回答の速さはお客様から信頼を得るために重要な要素だと考えています。 開発としてできることをクイックに対応することを心掛け、フロントに立っている人の気持ちを考えて仕事をしています。
授賞に至る一連の経験から、学びと気づきはありましたか?
目の前の仕事に1つずつ向き合い、一生懸命打ち込めば、誰かが見てくれていて、しっかりと評価していただける環境だと感じました。 また、開発なのでお客様と直接お話しをする機会は少ないですが、プロダクトを利用いただくお客様のことを考えながら仕事をすることの重要性を学びました。
これからの挑戦と、今後の抱負を教えて下さい。
引き続き、自身にできることをどんどん増やしていきたいと考えています。スキルアップに繋がることはもちろんですが、新しい経験と過去の経験経験との化学反応も生まれ、更に仕事が楽しくなるのではないかと考えています。 直近の目標は、Androidの開発にも対応できるようになることです。現在iOSの開発をメインで担当しており、Androidは担当していないのですが、Androidの開発について学び、iOSとAndroidの両方に対応できるエンジニアになりたいと思います。
これから入社される方へレコモットのバリューズを実践していくうえで、アドバイスをするとしたらどのようなことを伝えたいですか?
入社直後はいきなりイニシアティブを執ったり、自分からチームを超えて動いたりすること(Take initiative.やBeyond the team.を発揮すること)は簡単ではないと思います。まずは任された1つ1つの仕事に向き合い、Fun to try.で取り組むことが重要だと思います。 そうしているうちに、プロダクトやサービスに関する知識も増え、レコモットのカルチャーや社員同士の関係性などへの理解も深まります。できることも増えていき、周囲との関わりも増えれば、仕事が進めやすくなり、Take initiative.やBeyond the team.も発揮して活躍できるようになるのではないでしょうか。
今回のインタビューでは、FY24上期CEO賞受賞された山﨑さんへこれまでの取り組みや、日常意識されていることについて、じっくりお話を伺いました。 印象的だったのは、前職以前の過去の経験からの学びも活かして、役割を広く捉えたり、イニシアティブを執られたり、周囲を巻き込むといったことについて、そのこと自体が目的になっているのではなく、組織の目標や目的に対して考えた結果、自然と導かれた行動であるということを感じました。