株式会社リアライブに入る前
前職は太陽光発電の架台メーカーで法人営業に従事していました。 さらに、その前は14年間に渡りアパレルメーカーに勤務していました。
アパレルメーカーから太陽光架台メーカーへ転職を決めた際も、 周囲からは頻繁に「なぜ?」と言われたのを憶えています。
当時は、ブランド統括として50店舗以上のお店と企画チーム、営業チームをまとめ、ブランド予算達成に向けて数字数字の日々を送っていましたが、実情は10年以上も赤字が続く不採算ブランドでした。
売上管理、在庫管理、販売戦略にマーケティング調査、MD企画立案や出退店交渉とオールラウンドで精一杯動いていましたが、厳しい経営状況は変わらず、何度も逃げたい、と思っていました。
そんな状況の中、私の考えが変わる出来事が、 お客さまからのクレームという形で訪れました。
それは、会社の経営理念を自分自身に落とし込めていない私が、 自分の考えとブランドの方針とをリンクさせることなく 日々の忙しさを理由に無理矢理に舵取りをしていたツケが クレームという代償になって自分自身に帰ってきた瞬間でした。 当時を振り返ると、自身を過大評価し過信していたと思います。
毎日叱咤していたチームのメンバーの顔を思い浮かべながら、 人を変える前に、自身が変わらなければなにも始まらない。 私にとっての転機が訪れました。 まず行ったことは、スタッフの声に耳を傾けること、相手を理解することです。
次に、それぞれの考えを尊重すること、最後に目標達成に向けて手助けをすることです。
そして同時に、最終責任は自分がとるという覚悟を決めることでした。 マネジメントについて書かれた著書は多く存在しますが、自身の経験から、マネジメントの根幹は信頼関係であり、
「相手を理解し、尊重し、助けよ」と言うシンプルな考えの上に チームは成り立っていると思っています。
普通に考えても、ブランドの予算達成や黒字化という大きな目標は、私一人ではどうにもならないことで、ブランドに携わる“すべての人”の目標や目的、 夢などが集まった時に達成できるのではないかと思うんです。
多くの人の助けがなければ何も成すことができない人間である、 ということに気づかされました。そして、思ったのです。
「仕事とは人生そのものだ!」と。
この気づきを得ててからは、全スタッフといろいろなアイデアを出し合いながら店舗、企画、営業の三位一体でブランドの立て直しに取り組みました。
見事、10年続く赤字を回復し、黒字化できた時は、全国に散らばる仲間達と涙を流して達成を祝いました。 ここでの経験は、今も仕事をしていく上で大切な軸となっています。
でも、助け合えるメンバーがたくさん居る成熟した大企業ではチャレンジできることに、やはり限りがあります。
もっと“ワクワクしたい”“エキサイトしたい”と考えるようになった私が 次に選んだのは創業間もないアーリーベンチャーでした。
BtoBビジネスの経験はなくとも、商売の基本は「価値の交換」である、 という自分の考えと決断に迷いはありませんでした。
実際に社長のそばで経営のイロハを学べることは日々ワクワクしますし、 意思決定のスピードの速さと、決定によって変わっていく エキサイトな場面を身近に感じながらの日々でした。社長の傍で、会社経営の一翼を担うようになりながら、次第に思うようになったことは、自分は、この社会にどんな事で貢献していきたいのか、ということでした。
考えた末に「人材ビジネス」、特にこれからの日本を支えていく若者の力に なれる事業はないかと探していました。 そうして、出会ったのがリアライブです。
今後どういうことをしていきたいか
「日本の力を呼び覚ますため、 若者の力を呼び覚ますため、 ここから、未来を変えていく」
まだまだ、小さな会社ですが、 リアライブの仲間たちと「理念」体現に向けて精進していきます。
会社と自身の方向性が一致してこそ、最高のパフォーマンスが出来ます。
これから、関わっていく多くのお客様、就活生の皆さん、 そしてリアライブの仲間達、
一緒に「生きる力」を呼び覚まして、日本を元気にしましょう