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中長期スパンの組織拡大を見据え、“先手の仕組みづくり”を推進

ラクス採用担当です!

今回は労務課でリーダーを務める榎村にインタビュー!

企業規模が急拡大している中で、労務・給与業務の管理だけでなく、中長期的な視点での新規施策にも取り組んでいます。また、自社サービス『楽楽労務』のプロダクト作りにも関われる環境です。

詳しく知りたい方は是非ご一読ください!

<プロフィール>

榎村晃一
経営管理本部 労務課 労務管理リーダー

大学卒業後、社会保険労務士の事務所に入社。中小企業や上場企業のクライアントに対する労務・人事のコンサルティングを約9年間行なう。その後、メーカーに転職し、人事部の立ち上げから人事業務を約10年間経験し、2019年2月に労務管理リーダーとしてラクスに転職。現在は労務・給与業務の管理とともに、業務改善の新規施策に取り組む。

成長期・変革期だからこそ、創意工夫ができる

──榎村さんは社労士事務所時代に、なぜ転職を考えられたのですか?

企業内の人事業務に直接携わりたいという思いが強まったからです。

社労士事務所では、クライアント企業の人事制度の設計・構築に関するコンサルティングがメインで、いざ制度の運用段階に入るとクライアント任せというケースが大半でした。しかし、それだけだと自分の仕事の成果が見えにくく、物足りなさを覚えていきました。

制度をつくるだけでなく、運用していく中でブラッシュアップを重ねて会社の基盤をつくり上げたい。経験を重ねるごとに、その思いが強くなっていったのです。

──最初の転職先のメーカーではその思いを叶えられたのですね。

はい。最初の転職先は大手メーカー系のシステム会社で、人事部を単独で立ち上げるタイミングで加わったため、仕組み・制度づくりから携わり、運用と改善を推進することで、事業成長や組織づくりに貢献するやりがいを強く感じることができました。

しかし、大きな転機となったのが、グループの大規模な事業再編でした。私のいた会社では、再編後に親会社のバックオフィス業務を請け負うBPOの比重が増え、私たち人事部も親会社の仕組みに沿って業務を進めることに終始していったのです。

──そこで再び転職に踏み切ろうと。

そうなんです。創意工夫を発揮する機会が極端に少なくなってしまったため、もう一度自分の手で仕組みをつくり、運用・改善を推進できる環境に飛び込みたくなりました。

──なかでもラクスを選んだのは?

急速に事業拡大を続けているフェーズにあり、組織拡大に向けて人事・労務として挑めるミッション、フィールドが大きいことに惹かれたからです。

また、私は常々、自社で商品・サービスをつくり、お客様へ貢献するメーカーの一員として、世の中への価値提供の力になることに魅力を感じてきました。

その点で、ラクスがつくり出すクラウドサービスはいずれも安価でシンプルに使いやすく、多くの中小企業の課題解決に寄与していることにも強く惹かれました。しかも私の業務分野である入社や社会保険手続などの労務管理業務に関するクラウドサービス『楽楽労務』まで手がけているため、自分も何らかのかたちでサービス自体の力になってみたいという思いもありました。

3年後、5年後の組織拡大を見据えた仕組みづくり

──労務管理リーダーとして入社後、どのような仕事に携わっていますか?

自社クラウドサービスの『楽楽労務』を活用し、現在約1200名の社員が在籍するラクスグループ全体の勤怠・労務管理業務、給与計算のチェック・管理を行っています。

また、グループ全体の働きやすい環境づくりに向けて、労働時間や有休取得状況について課題を洗い出し、各部署に展開して業務改善や人員配置・増員などの対策を促しています。あわせて、労務課の業務改善にも日々取り組んでいます。

──労務課の業務改善とは?

現在、ラクスグループは急速な事業拡大に伴って、社員数が毎年150~200名の規模で増えています。まだ今の規模であれば、勤怠データや給与計算の整合性を一つずつ検証し、不明点やミスがあれば、対象社員一人ひとりに確認して対応することが可能です。

しかし、3年後、5年後の社員数を見据えると、そうした個別対応のフローでは煩雑になり、ミスを見逃してしまいかねません。

そのため、労務課の業務体制を中長期スパンで捉え直し、社員数の増加を見越したシステム化や業務フローの改善・再構築に取り組んでいます。

──具体的にはどういう取り組みをしていますか?

例えば、一次的に業務量が膨大になる年末調整業務を、紙ベースでの手続からWEBにて申請できるシステムを導入しました。またRPAによる業務の自動化も取り組んでいます。勤怠のデータからミスや整合性の取れない部分を自動抽出し、対象となる社員への確認メールまで自動送信するシステムの運用をスタートさせています。

業務改善の取り組みでいえば、『楽楽労務』の導入による成果も大きかったですね。

──といいますと?

『楽楽労務』を使えば、従業員情報をWeb上で一元管理でき、入社手続きや社会保険手続きなどのペーパーレス化を実現できます。

2019年2月に入社した私は、同年8月の『楽楽労務』リリースに向けて、ユーザーの立場から開発チームと機能や使いやすさについて意見を交わし合い、サービスのブラッシュアップに携わることができました。

そして、リリース後に私たち労務課にも導入。ペーパーレス化によって労務課のメンバーはもちろん、社員の皆さんからも「入社前にWEBで手続が簡単にできた」と喜ぶ声が届き、全社的な業務改善に結びつけることができました。

変えることを許容される文化が、ラクスの魅力

──やり方を変えることに対して、難しさも感じますか?

試行錯誤の連続ですね。新たなシステムや仕組みを導入する際にはエラーもつきもので、その都度課題を洗い出し、改善を重ねています。

しかも、現体制でうまく回すだけでなく、3年後、5年後の組織拡大を見据えて業務フローを根本から変えようとしていますので、中長期的な視点が欠かせません。目の前の課題に向き合うだけでなく、「社員数5000名体制になった場合、どんな課題が起こり得るのか」を想定し、仮説を立てて取り組む難しさがあります。

──その難しさをどう乗り越えようとしているのですか?

労務課のみんなで「どうすればよりよくなるか」を考え、意見を出し、共有し、トライ&エラーを重ねています。心強いことに、ラクスグループ全体にも「まずはやってみよう」と、変化を前向きに捉える文化がありますので、私たち労務課からも主体的に変えるべきことを提言し、実践に移すことができています。

私はコンサルタントとして多くの企業の内側を見てきた中で、企業規模が大きくなるほど、既存のシステムやフローを変えることに抵抗感を持つ企業が多くありました。しかし、成長期の真っただ中にあるラクスは、とても柔軟。新たな仕組みを考え、運用し、改善に結びつけていく“動きやすさ”を実感しています。

労務管理も、自社サービスも、改善を続ける

──自社サービスについても、継続して携わっているのですか?

携わっています。そのやりがいの大きさも、ラクスならではのことですね。

『楽楽労務』に続いて、勤怠管理システムの『楽楽勤怠』の導入にも現在は着手しています。それぞれの開発チームと定期的にミーティングを開き、ユーザーの視点から改善のアイデアを提言しています。実際、データの処理・管理を効率化する一括機能や一覧機能の追加、ユーザーインターフェイスの改善などに、私たち労務課のユーザー目線からの意見が反映されています。

これからも自社サービスの新規開発やブラッシュアップに向けて、ユーザーとして意見を発信し、事業部の発展やお客様の利便性向上に貢献していきたいですね。

──そうした労務課に新たに迎えたい仲間とは?

失敗を恐れず、いろんなことにトライしたいという人にぜひ加わってほしいですね。決まったフローに沿って淡々と業務を進めるだけでなく、「どうすればもっと品質と効率が高まるか」を考え、意見やアイデアを積極的に実行に移せる環境です。

労務管理の仕組みについても、自社サービスについても、チームで改善を考え、運用しながらブラッシュアップに挑めるので、やりがいと刺激にあふれていると思っています。

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