はじめまして、PTCジャパン人事部の齋藤です。
今回より会社について、そこで業務を行っている社員について紹介させていただきます。
世の中の働き方がリモートワークから徐々にwithコロナへシフトしつつありますが、引き続き一層注目を浴び市場価値が上がっているインサイドセールス。その働き方や可能性に魅力を感じ、新たなキャリアの一つとして選ぶ人も増えてきています。
今回、弊社インサイドセールス部門(以下ISS)マネージャーの山口さんに、PTCの中で引き続き注目をされている部署であるISSの最新の仕事内容や今後の可能性ついお話を伺いました!
山口 勇(Isamu Yamaguchi)
デジタルイノベーション事業部 インサイドセールスマネージャー
大学卒業後、自動車メーカーでの技術職を経て、2004年より大手製造業に対するCAD/CAE、PDM/PLMの営業、コンサルティングサービスに従事。長年の製造業エリアでの知識、経験を強みとして、2011年12月PTCジャパンへ入社し、現在に至るまでCAD事業部セールスリーダー、販売代理店担当セールスマネージャー、マーケットディレクター、チャネルエリアマネージャーを担当。
PTC入社後10年の間にSMBからエンタープライズの顧客担当経験、販売代理店ビジネス経験、全ソリューションセールス経験をし、これからSaaSカンパニーを目指すPTCにとって重要となるインサイドセールスを
より楽しく、より強いチームにするために、2022年2月より、インサイドセールスマネージャーとしてチームを統括。
今回は第一回目ということで、主にISSの仕事内容について話をお伺いしました。
齋藤:まずはISSの仕事内容について教えてください。
山口:インサイドセールス部門には大きく3つのミッションとそれに応じた職務があります。
ミッションは3つです。
1)Pipeline:パイプライン(新しい販売機会)の発掘/創出する
2)Revenue:CAD/AR製品の商談を代理店と共にクロージングまで対応する
3)Talent:若手人材の育成をする
この3つのミッションを達成するために、一つ一つ知識と経験を積んでいきますので、職務経験のない新卒方や異業種からのスタートでもOK。
1)インバウンド担当BDR(Business Development Rep)
未経験からであればここから始めます。マーケティングイベントへの参加者やウェブサイトからの問い合わせに対応し、販売機会を発掘/創出してフィールド営業へ案件としてパスします。ここでは製品知識やお客様との会話スキルを身につけて頂きます。
2)アウトバンド担当BDR
インバウンド対応で製品知識、会話経験を積んだのちに、アウトバウンドを担当します。
どのソリューションをどんなメッセージでどこのマーケットに訴求すれば商談を見つけられるのかを考え、自ら実行します。ここではバリューセリングのスキルを身につけて頂きます。
3)アカウント担当ADR(Account Development Rep)
BDRを経験した後は、特定の大手企業(顧客)にフォーカスしたアウトバウンドを担当します。フィールド営業のアカウントプランを軸に、Business Development Manager、カスタマーサクセスマネージャー、プリセールスと連携し、大型商談の発掘/創出を行います。ここではアカウントプランニングやエグゼクティブとのコミュニケーションスキルなどを身につけます。
4)クロージング担当AE(Account Executive)
最後は商談のクロージングを担当します。AEはMID Market、SMBの顧客層の商談を代理店と連携して受注までの責任を持ちます。ここでは商談のクロージングを通じて、お客様の決裁プロセスや決裁者とのコミュニケーションなどを経験します。また代理店との関係構築なども行います。
一連の職務を経験して、数年でフィールド営業やカスタマーサクセスマネージャー、ビジネスデベロップメントマネージャーなどへ羽ばたいていただきます。特性によってはマーケティング、プリセールスやもちろんインサイドセールスに残る選択肢もあります。
齋藤:どのようなチームを作りたいですか?
山口:なによりも優先して考えているのは、若いチームメンバーが 「PTCに入社してよかった!」と思える環境を作ることです。将来のPTCを支える若いメンバーが個々に、そして組織としてさらに良い会社にしていこうと自発的に考え、発言、行動できる、そのような強い意志をもったチームにできたらなにも言うことはありません。
そのためにも、従来のスタイルを押し付けることはせずポジティブな自主性を尊重します。マネージャーとしてメンバーに求めることは失敗を恐れず、新しいことにチャレンジし続けることです。
齋藤:ポジションにご興味のある方に一言お願いします!
山口:PTCはSaaS Companyへの変革を強力に推進しており、今後インサイドセールスの重要性はさらに高まってきます。インサイドセールスがカバーする顧客層、製品群の拡大に伴いチームも大きくしていく必要があります。現在のメンバーも新卒、異業種からの第二新卒という就業経験、業界知識がないころからスタートし、わずか1-2年の経験で信じられないほど成長しています。
社風としては、PTCはとても風通しが良く、若手メンバーが社長、VP、執行役員とも普段から気軽にコミュニケーションを取れる環境です。オフィスもそれを反映して全員フリーアドレスで、社長がすぐそばで米国本社と英語でミーティングしていたり、定時後は頻繁にBeer Bustなども開催されるので上下関係や部門間の壁を感じることも少ないです。
外資系IT/ソフトウェア企業に関心があれば、実務経験や知識が少ないからと躊躇わずぜひチャレンジしてみてください。
齋藤:今日はお時間をいただき、ありがとうございました!PTCのISSチームついて学びたい方ともぜひ、共有したい内容ですね。