入社4年目、ライフプランナーと一緒に仕事をする機会が増え始めたころだったと思います。

頭が良くて、スポーツマン。ストイック且つ、いつも元気はつらつとした印象のOさんが、「自分の気分が良いか悪いかは自分の都合。お客さまには関係ない。」と語っていた様子が今でも心に残っています。

イライラすることや、少し落ち込むことは、Oさんにもあります。それでも「それはお客さまには関係ない。見せるべきではない。お客さまにはどんなときも元気な顔で接したい。」という言葉にシンプルかつ強い信念を感じました。

Oさんは同じ話の中でこのようなことも言っていました。「子どもたちにはこう伝えている。『もし自分が今日死ぬとしたら、君たちの今後の成長を見られなくなることはさみしい。それでも、お父さんはいつ死んでも悔いはない。』と。本気でそう思っている。それくらい毎日全力で生きている。」と。

真っすぐで真剣なOさんの目からは、その言葉を本気で体現していることが伝わってきました。

別の機会に、お子さんの習い事や部活動のサッカーの自主練には夜遅くでも付き合う、というエピソードを聞いたこともあります。お子さんと同じくらい、もしくは負けないくらい、クタクタになるほど練習に取り組んでいるそうです。

「いつ死んでも悔いはない」と思えるほどのパワーは、自分自身にも家族にもお客さまにも、いつ何時も、全身全霊で注がれているものなのだと感じました。