<後編>「何をしてもいい」からこそ、自分を律するためのMy Rules - 久松安奈 - MIMOSA MAGAZINE(ミモザマガジン)
プルデンシャル生命(以下、プルデンシャル)には、ライフプランナー(以下、LP)として働く人がいる。LPはお客さまのもとへ足を運び、お話を伺い、その人の人生に寄り添いながら保険を提案する日々を送る、保険営業のプロフェッショナルだ。 ...
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プルデンシャル生命(以下、プルデンシャル)には、ライフプランナー(以下、LP)として働く人がいる。LPはお客さまのもとへ足を運び、お話を伺い、その人の人生に寄り添いながら保険を提案する日々を送る、保険営業のプロフェッショナルだ。
その多くを男性が占めるLPだが、魅力的な人材が集い、性差なく活躍できる環境を求めてLPとなる女性が増えている。今回はそんな女性LPの一人である、入社4年目の久松安奈さんにフォーカス。久松さんがプルデンシャルに入社したきっかけには、馬渕浩和営業所長の存在があった。久松さんはなぜLPの道を選んだのか――。馬渕さんとの本音の対談から探る。
大学を卒業後、Web広告会社に入社した久松さん。能動的に仕事ができるベンチャー気質のある会社で、当時、仕事に不満はなく、転職する気も全くなかったのだという。そんななか、ご友人の紹介で現在も久松さんが所属する品川第三支社の営業所長である馬渕さんと会うことに。
「最初は友人の顔を立てるために、一度きりと思って支社に出向いたんです」と話す久松さん。初対面時も「友人に紹介されて来ただけなんですが……」と正直に話した。
一方、採用する側の馬渕さんは、「もともと彼女の友人が『プルデンシャルに入社したい』と先に門を叩いてくれた人でした。彼とは残念ながらご縁がありませんでしたが、『バイタリティがあってストイックで、仕事で結果を出している人を求めている』と彼に話すと、真っ先に久松の名前が挙がったんです。今の仕事を精一杯頑張っている人とお会いしたいので、『転職する気がない人』と話すことはむしろウェルカムです」と話す。
実際に久松さんと初めて会ったときのことを、馬渕さんは「明るくてパーソナリティが強い人だな、と思いました」と振り返る。すぐに、「個人の裁量が大きいLPに向いている」と感じたそうだ。
一方の久松さんも、何度かの面談を経て「プルデンシャルで馬渕さんのような人たちと働きたい」と思うようになったという。
「最初は『保険の営業ってどうなんだろう……』と思っていたんです。でも、馬渕さんとの面談はとにかく楽しくて、毎回時間があっという間に過ぎていく。仕事についての話をする中で、前職には満足していたものの『もっと裁量があればな』と思う部分があったことに気づきました。馬渕さんとの会話を通じて、自分自身の気持ちを深掘りできたんだと思います」
LPは、いわゆる“普通の会社員”とは働き方が異なる。時間の拘束がなく、どこで誰に会ってもいい、自分が頑張った成果がダイレクトに報酬に結びつく仕事だ。
久松さんはそんなLPの仕事について、「働く環境に対するストレスが全くないんです。自分が身に付けた知識や専門性を武器として戦える場。魅力的です」と話す。
こうして馬渕さんと久松さんの求めるものが合致し、久松さんは2019年9月、プルデンシャルに入社した。
品川第三支社 馬渕浩和営業所長
転職し、新しい環境での挑戦が始まった久松さん。入社して3年が経った今、「LPは天職じゃないかと。落ち込むことがあっても、それがかき消されてしまうぐらいに毎日が充実しています」と笑顔を見せる。
今でも鮮明に記憶に残っているのが、毎週3件の保険契約をお預かりし続けるという、久松さんが自分へ課した目標を達成した瞬間のこと。
「入社してから丸2年は継続すると決意したものの、想像していた以上に保険のお話を聞いてくださる方を見つけるのに苦戦して。本当に大変でした」と当時を振り返る。強者揃いのプルデンシャルでも、2年間継続できるLPは数えるほどだという。
そんな高い目標を掲げ、久松さん自身の心が折れてしまうことはなかったのか。
「自分で『やる』と言ったことなので、『もう無理です』とは言いたくありませんでした。でも続けるうちに、やるしかない、やるためにはどうしたらいいかという思考に変化していきましたし、結果としてLPとしての自信になりましたね(久松)」
久松さんが自ら決めた目標に向かって行動する背景には、馬渕さんの営業所長としての育成方針がある。
「自分の営業所のLPは、『自立』と『自律』が出来るように育成しています。僕自身、いずれ支社長(支社の責任者)になると決めているので、営業所のLPとの関係性は変わっていく。だから、いずれ僕の存在が遠くなっても自走できるLPでいてほしいんです。そのために、LP一人ひとりをよく観察し、それぞれに合った適度な距離感で寄り添ってアドバイスするようにしています(馬渕)」
さらに久松さんについては、「他人と比較するのではなく、自分が決めたことをやり遂げられないことはかっこ悪いと思うタイプの負けず嫌いですよ(馬渕)」と話してくれた。
言葉の端々に、二人の信頼関係の強さが感じられるが、久松さんにとって馬渕さんはどんな存在なのだろうか。
「裏切らない人、ということはもちろんですけど、自分と同じ目線でいてくれる人、ですね。ありのままを知ってもらうべき相手なので、なんでも正直に話します(久松)」
プルデンシャルのLPと営業所長の関係は一般的な上司と部下、という関係とは異なる。LPは営業のプロフェッショナル、営業所長はLPを採用し、育てるプロフェッショナルという立場だ。
久松さんと馬渕さんの関係について、馬渕さんは「ななめの関係」と呼ぶ。
「スポーツに例えると、久松がプレーヤーで、僕がコーチ。うまくいっていなかったら、アドバイスをする関係。監督とプレーヤーのような、『上下』関係ではないので、フラットに会話をします。でも、完全な『対等』の関係でもない。いつでも頼ってくれていいんだよという意味で、ななめの関係でしょうか(馬渕)」
信頼関係ができていて、なんでも話せる相手。だからこそ、久松さんは「迷ったら躊躇せず、すぐに馬渕さんに電話します!」と一言。馬渕さんも「採用する側として、LPの人生を預かっているんです。LPたちが成功するために、僕を上手に使ってほしいし、LPにもそう伝えてあります。LPが成功することが僕の成功ですから」。
二人の「Win-Win」の関係は、久松さんの入社時から今に至るまでに、より強固なものとなっているようだ。
<後編>では、20代・30代独身の方から大きな支持を集め、「今はLPとしての“頑張りどき”」と語る久松さんの「My Rules」をご紹介します!