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会社は体験の機会を創り出していく必要性がある

飲みに行った際に一杯目は生ビールと決めています。2軒目、3軒目と場所が変わっても乾杯はまずはビールです。理由はビールが好きなのが第一です。早く出てくるからまずはビールで…という考え方は私が30歳後半くらいに、みんなで乾杯という時に最初にビールではない人が徐々に増えてきた時に感じた記憶があります。最初はビールでしょ、え、ビールじゃないの?くらいの違和感というか固定観念だったかも知れません。平成後期、令和となって乾杯で生ビールっていう人も飲み会によっては50%切る時もあるので今ではひとそれぞれ好みがあるねと考えを改めています。それでもビール業界は大変なのではないかと心配しています。

ハイボールや色々な飲み物(ノンアルコール系なども)が普及してビール消費量は落ち込んでいるのではと思いましたが、コロナ禍の影響で家庭用ビールの売上は回復傾向らしいです。家庭用サーバーを配置して毎日美味しく飲めるサービスや2ヶ月に一回缶のクラフトビールが届くサービスなどビール業界も新しいビジネスモデルを着々構築しています。共通している特徴はサブスクリプションによるサービスで利用者は毎月定額費用を支払ったら毎日おいしいビールが飲めるというところです。また最近初めて飲んでみたのですが糖質やプリン体ゼロのビールも出ています。味はまあまあでしたが健康面で言えば安心して飲めるビールです。

この様に歴史ある業界でもただ時代の流れに身を任せていたら廃れてしまいかねないところを最近のトレンドをしっかりつかみ自社の製品を再活性させるために新しいサービスとして取り入れていく柔軟性がとても重要なことなんだと思いました。またこれからはビールって美味しい!!と思えるような体験をしてもらうこともメーカー各社のアイデアの出しどころではないでしょうか。私はホッピーも好きなのですが、これはここ10年位で飲むようになったのですが、たまたま立ち寄ったノスタルジックな立ち飲み居酒屋で焼き鳥を食べようと思った時にホッピー的な雰囲気?を感じ飲んでみたら普通においしかったのでそれ以降よく飲んでいます。自分で割合の調整が可能なのも嬉しいですね。そのように商品そのものは変わりなくあったとしてもそれをどのような状況で提供するか、体験してもらうかで新しいファンを開拓できる余地があるのではと感じます。

これからの季節はビアガーデンやアウトドアイベントなでもたくさん開かれるのでそこで喉が渇きに渇いた状態で飲む冷たいビールのあの美味しさを普段あまりビールを飲まない人にも体験してもらいたいと思っています。もちろん脱水症状になるほど渇ききってしまったら病院で点滴を打つという体験をすることになりますので注意することは折り込んでおきましょう。

OJTやインターンシップなどでもただやるのではなく、その業務の目的や体験を通じて得たいゴールなどをしっかりと考え、共有し、情緒的な面も踏まえて体験をさせていくことがその人の自信やモチベーションにつながっていくのではないでしょうか。私たちの業務でいえば派遣登録業務や入社前手続き、定期面談などの実務や採用のためのLP他メディア制作などを体験することが可能です。マニュアル通りに覚えて欲しいことや創意工夫をしてほしい領域もあり、両方を経験することが重要だと思います。関心あればご連絡下さい。


コロナ禍の数年前にある飲み会を開催した際に、乾杯をしたいのに飲み物がなかなか揃わないことがありました。あと一人となってしばらく待っていると店員が熱燗を持ってきました。皆がその人の熱燗待ちとわかった時には苦笑交じりのざわつきが自然発生したのを覚えています。いざ乾杯~って杯を交えた時もおちょこの中は殆どこぼれて熱ーってなっていたし…
好きなものを飲めばいいけどTPOも時には必要だね、という猫のひたいほどのエピソードですが今でも不定期に語り継いでいます。

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