2年前くらいに16時間空腹ダイエットに取組みました。目的は2つで①体重を減らす。(目標:73キロになった体重を自分の理想体重である63~4キロに戻す)②血圧を減らす。(目標:140台後半で高値安定してしまった血圧を130台前半まで下げたい)
結果は半年もかからず2つの目標を達成し比較的健康な毎日を過ごしています。リバウンドもありません。16時間空腹を作れば物理的に痩せる…のではなく、その16時間の中で体内では、あんなことやこんなことが起きていてその結果体重も減るし体も健康体になるのだそうです。理にかなっているなと思いました(詳しくは書籍にて)。早い成果によってある社員からはコロナ不況による悩みか病気で痩せてしまったのでは?と心配をしてもらっていました。
短期的なダイエットということが目標になってしまえば、一度そこに到達してもまた食生活次第ではすぐにリバウンドしてしまいます。健康体を手に入れるという人生の目標を掲げることでその状態を持続的に保つことができるのだと思っています。
それから1年以上経って、確かに細かいレベルでは毎日体重が変動しています。中華料理を食べた翌日に2キロ以上太ってしまった日もあります。毎日体重を測るという習慣が出来たのもこのダイエットを行ってからできた副産物です。毎日チェックしていくことで、昨日はたくさん食べたから明日は控えよう、とか昼をしっかり食べたから夜は軽くしようなど、ある程度コントロールできるようになりました。一日の中でも16時間空腹中に小腹がすいたら無塩のナッツやチョコレートを食べて良いなどルールを作りました。いまではチートデイと称して「ガッツリ」食べる日もちょくちょく出てきています。
記録して変化があれば修正や変化を加えていく。我慢する日もあれば解放する日もあるというようにこれらのことを自分でコントロールできるようになれば苦痛に感じることはありません。すべて自分が主体的に選択し行動しているからです。会社でもPDCAを基本とした行動計画とその検証を習慣化しようと数年来取り組んでいます。目的や目標をしっかりと定め、そこに到達するためには何を優先的にやっていくことが重要なのか、行動してそして検証した結果、その行動は良かったのかだめだったのか、来週も続けるのか止めて別の計画を立てるのか。きわめてシンプルな行動管理システムですが、やってみると難しいですね。導入時にはある企業の方にコンサルしてもらいましたがまだ、完全に自走しているとは正直言い難いなという感想です。
外部環境に影響されず自分でコントロールできる事柄、領域をどれだけ増やせるか、がポイントだと考えますがこれもシンプルで難しいことの一つです。今週は若手社員との研修をやるのでこのことにも時間を割いてみんなで考えていきたいと思います。