1
/
5

ロジカルコミニュケーションの鍛え方

こんにちは!

株式会社プロクモでマーケティングコンサルタントをしている坪田 和人と申します。

事業戦略やマーケティングに関わる方はもちろん、ビジネスマンの基礎としてよく聞く「ロジカルシンキング」。

これに関する書籍や動画はたくさん溢れていますが、「本は読んだけどいまいち活用できていない」「動画で見たことを実際どうやって実務にいかしていけばいいの?」という方も多いのではないでしょうか?

今回は、私が実際に実践して実務に活かすことができた方法をご紹介させていただきます。読者の皆さんに少しでも活かしてもらえれば幸いです。

「ロジカルシンキング」を実務に活かす方法

私が思う、「ロジカルシンキング」を実務に活かす方法は、ある種当たり前かもしれませんが「インプット」と「アウトプット」を徹底的にこなすことです。

その方法を具体的にお伝えしていきます。

「ロジカルシンキング」を鍛える前の私について

私は、プロクモに入社する前から「ロジカルシンキング」系の書籍は、20冊以上は読んできたと思います。

その中で、ある程度使いこなせているのではないか?と“幻想”していました。

例えば、漏れなく重複なく事象や概念を整理する「MECE」。いくつかの要素から言えることエッセンスを抽出し、検証する「so what / why so」。

「あるクライアントの状況をリサーチして」と依頼された時にも「MECE」や「so what / why so」を使って整理しているつもりでした。

しかし、プロクモ入社当時の私は、プロクモ代表の川村さんや上司の秋山さんに提出すると出すアウトプットのほとんどがNG。

「これだとMECEに整理されていないよね。」「クライアントにwhy soと質問された時の根拠がある?」とフィードバックをいただく日々でした。

つまり、「本を読んだだけでできる気になっているだけで実務にほとんど活かされていない」状態だったのです。

方法1:徹底的に「インプット」する

そんな中、秋山さんから「ロジカルシンキングの名著と呼ばれる1冊を決めて、それを繰り返し読んでみたら?」というアドバイスをいただきました。

「僕(秋山さん)が大学受験中の時、英語の本を1冊決めて何度も繰り返し解いていたら偏差値がすごく上がったんだよね。そうやってひとつの本を突き詰めることで頭に染み込んで能力が上がって行くこともあるよ」というストーリーも教えてくれました。

そのアドバイスをもらって私は、「1冊決めて、20周するまで繰り返し読んでみよう!」と決心しました。

具体的な手順は以下3ステップです。

1. ロジカルシンキングの名著と呼ばれる本を1冊決める

私は、「ロジカル・シンキング」という本を選びました。

https://amzn.asia/d/1RKELM5

以前1〜2回読んでいてロジカルシンキング系の本で1番読みやすいなと感じたからです。

2. 毎日欠かさず読む

夜、お風呂に入った後30分間、50ページを目標に読み進めました。

3. 20周続けて読む

とにかく毎日読み続けました。私は、約3ヶ月かけて20周読破しました。たったこれだけです。

効果:自然に本の内容が浮かんでくるように

10周目くらいから、例えば、本を読んでいる最中に「あのクライアントへの提案は3Cを使ってMECEに整理したら説明できるな。」とかクライアントと話している時に「この議題には並列型(※)で⚪️⚪️の根拠を重視して話せば説得できる。」など、「意識しなくても勝手に本の内容に沿ってアウトプットされる状態」になりました。

数回読んだだけでは、本の内容を即座に使いこなすことは難しいと考えます。

その内容が、“勝手に”出てくるようにするために、「1冊を毎日何周も読む。」ことが重要だと気づきました。(※)前述した本「ロジカル・シンキング」に出てくる論理構成の型のひとつ。もうひとつ「解説型」という型もある

方法2:意識的に「アウトプット」する

「インプット」するだけではなく、意識的に「アウトプット」することにもこだわりました。

具体的な手順は3つ。

1.  何かを思考する時には必ず本で紹介された“武器”を使って考える

2. “武器”を使う時は、紙に書く

3. 出したアウトプットをレビューしてもらう

こちらも簡単です。

効果:レビューの回数が激減

クライアントに新規の提案をするための資料を作る時や、メンバーにチャットを送る時など大きなことから小さなことまですべて、「MECE」「so what / why so」「並列型」「解説型」といった書籍の中の“武器”を使って整理してからアプトプットすることを心がけました。

また、アウトプットする時には、必ず「紙に書いて」整理しました。

PCや頭の中で整理すると、思考がまとまらず論理の全体像が描きにくいためです。

そして、作ったものを、上司やクライアント、メンバーにアウトプットして、「自分の描いた通りに伝わっているか?」「期待する反応が取れているか?」を確かめました。

この取り組みのおかげで、これまでは平均3~4回あった社内レビューの数も体感1~2回に減ってきていると感じています。秋山さんからも「レビューの回数も減ったし、よく整理できていることが増えたね」と言っていただきました。

また、代表の川村さんに議事録を提出した時「ロジカルシンキングの本の効果が出ているね!必要十分な議事録で良いね」と褒めていただいた時は実戦でも役に立っていることがわかってとても嬉しく感じました。

まとめ

「継続は力なり」という言葉がありますが、私はこの3ヶ月間、たった2つの取り組みを続けたことで「マーケティングコンサルとしての人生が変わる瞬間」を味わうことができました。

そんな人生を変えてくれたプロクモに感謝しています。

今回ご紹介した方法はとてもシンプルで簡単です。大切なことは「継続できるか?」です。

何度か「今日は疲れたから読みたくないな…。」と思う日もありましたが、プロクモメンバーやクライアントに貢献できる力をつけたい!という思いで継続できました。そう思わせてくれるような向上心が高く素敵なメンバーに恵まれていて嬉しく思います。

プロクモは、このような熱い想いを持ち、日々「人と企業の人生が変わる瞬間」を創出する仲間を募集しています。

我こそはという方は、ぜひ応募お待ちしております!


Invitation from 株式会社プロクモ
If this story triggered your interest, have a chat with the team?
株式会社プロクモ's job postings

採用

Weekly ranking

Show other rankings
Like 坪田 和人's Story
Let 坪田 和人's company know you're interested in their content