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【対談】「育休取って良かった?」「育児しながら仕事って正直どう?」育休復帰したパパ・ママ社員の本音、聞いてみました。(後編)

前編に引き続き、産休・育休を2度取得した神原さんと、プリサイトの男性で初めて育休を取得した杉山さんによる、対談をお届けします! 【前編の記事はこちら!】

―育休を取って良かったと思うことは何ですか?

杉山:ずっと子供といて一緒に遊べたことですね。あとは、育児の大変さがわかったから、奥さんに気遣いができるようにもなりました。今でも、奥さんが大変そうだなと思ったら自分からできることを探して手伝うようにしています。これが当たり前にできるようになったのは、育休中の経験があってこそだと思います。

神原:私の場合は、息子が小1の期間、ちょうど育休で家にいてあげられたのがよかったです。保育園は夜まで預かってくれるけど、小学校に上がった途端、夕方に帰ってくるじゃないですか。環境も変わって精神的に大人になっていく時期でもありますよね。そのタイミングで、家にいて宿題を見てあげたり、「今日学校で何があった?」って話を聞いてあげたり、時には友達と遊ばせてあげたり。そういう時間を大事にできたから、育休をこのタイミングで取れてよかったです。

杉山:2人の子育てということで、かなり大変そうなイメージですが、実際どうですか?

神原:息子はもはや戦力ですね。(笑)娘と遊んでてくれるから、今は2人だけでも目を離せます。1人目のときはとにかくわからないことだらけで毎日必死だったけど、今は慣れもあるし、息子も面倒を見てくれるので、そこまで大変だとは感じていないです。

―仕事、育児、家事、両立の秘訣を教えてください。

杉山:それ、僕も知りたいです。神原さんは今、時短で働いて、保育園に迎えに行って、夕食を用意して食べさせて、お風呂に入れて寝かせて・・・っていうのを毎日ですよね。

神原:はい。うちでは9時には寝かせるというルールを作っているので、退社からは分刻みのスケジュールで毎日動いています。(笑)退社して家に帰るまでの間に、夕食の調理の順番とか、寝かしつけるまでの流れを考えます。

杉山:段取りが大事ということですね。帰るまでの間にもずっと考えているとは・・・息つく暇もなさそうですね。

神原:そうですね。子供たちが寝てからゆっくりしたいから頑張るんだけど、結局娘を寝かしつけながら一緒に寝てしまうという・・・。(笑)

杉山:旦那さんと家事の分担はしていますか。

神原:家事の分担は特には決めていないけど、気づいたらお互いにやっている感じですね。旦那さんが積極的にやってくれるほうなので、かなり助かっています。

杉山:僕も分担は決めずに適宜、できるほうがやるっていうスタンスです。

神原:送り迎えするにもお風呂に入れるにも、「今日はパパと!」「今日はママと!」っていうのが子供の年齢や時期で変わるから、どっちもできるようにしておいたほうがいいと思っています。

―育休を取って、仕事においてプラスになったことってありますか?

杉山:心のキャパが広くなったような気がします。育児していると思い通りにならなくても受け入れるしかないことも多いじゃないですか。でも、仕事ではちゃんと話して落としどころを見つけることができるし。育児を通して、自分の器が大きくなったように感じますね。あと、娘のためにも、より一層、仕事を頑張ろう!と思うようになりました。・・・実際は、定時前になると「今日は早く帰ってお風呂に入れてあげたい!」っていう誘惑と毎日葛藤してますが。(笑)「今日は早めに帰ろう♪」ってなる日もしばしば。

―今後の目標を教えてください。

神原:今までは私が産休・育休で周りの人にサポートしてもらったから、これからはサポートする側になりたいです。あと、会社全体で働き方を変えていけたら良いです。特に私や杉山さんのように、インサイドセールスとかSEとかって在宅ワークと相性がいい仕事だと思うので、先陣を切って、育児している人でも働きやすい環境を作っていきたいですね。

杉山:僕も「男性は必ず育休を取るべきだ」とは思わないけど、家族で話し合って決めたなら、それを応援したいです。プリサイトでは僕が男性での育休取得者1号だったので、後輩がもっと育休を取りやすい環境にしていきたいですね。

ありがとうございました!

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