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今回は6月から入社した、佐藤 匠造(サトウ ショウゾウ)さんをご紹介します。佐藤さんは、製薬会社で勤務されていたため、医療機関様への対応や、専門的な知識も豊富です。前職でも活躍されていた彼が、なぜプリメディカに転職したのか?予防医療の魅力や面白さなどを語ってもらいました!
プリメディカに入社する前の経歴について教えて下さい
新卒から入社した製薬会社で12年間、医療用医薬品の営業と一般用医薬品の商品開発に携わっていました。
製薬会社でキャリアを積んでいらっしゃった佐藤さんが、なぜ予防医療に特化したプリメディカに興味を持ったのでしょうか?
医療用医薬品分野と一般用医薬品分野という異なる二分野における経験が、プリメディカに興味を持つきっかけとなりました。前者はまさしくエビデンスの世界です。極端な話、価値基準が単一です。自分が死の瀬戸際にいるとき、10人中8人に効き目がある薬と、2人にしか効き目がない薬を出されたら、皆さん前者を選びますよね。同じ疾患に対して複数の製品があれば、エビデンスに基づきどちらが良いか必ず優劣が決まるような世界です。
一方、後者はマーケティングの世界です。嗜好品の世界といっても良いかもしれません。基本的には一般消費者の判断で服用されるため、製品のブランディングや宣伝・販促が生命線となる世界です。価値基準が全く異なる二分野を経験して、医療用と一般用の間の事業に携わりたいと考えたことが、プリメディカに興味を持つきっかけになり、Wantedlyのサイトからコンタクトを取りました。
二つの全く異なる世界を経験したことで、プリメディカに興味を持ったとは、非常に興味深いお話です。プリメディカは医療機関、一般受診者ともに深く関わっていく必要があるビジネスを行っています。これから双方にもっと「予防医療」を普及させていく必要があると感じているのですが、佐藤さんの考える予防医療の大切さや面白さなど教えてもらえますか?
プリメディカの取り扱う「リスク検査」は、「診断薬」とは異なります。病気を早期発見することが目的ではなく、病気のリスクを定量化して早期の生活習慣改善を促していくことが目的です。そのため、基本的には健康な人が対象となります。健康な一般消費者を対象に医療のエビデンスに基づいて生活習慣改善を促すというのは、マーケティングとエビデンスの双方が求められ、とても面白いと感じています。
また自分自身、製薬業界の経験を通して、過剰診療の弊害を肌で感じてきました。薬に頼らなくても、もっとできることはある。予防医療はまさしく過剰診療の抑制につながると感じており、プリメディカの掲げる「現代医療の抱える構造的な課題解決」というミッションに、大きな可能性を感じています。
「マーケティングとエビデンスの双方が必要」という点は、とても共感します。そこがプリメディカで一番難しい部分でもあり、一番面白い部分でもあります。
実際に入社してみて、佐藤さんが感じるプリメディカの強みや魅力はどこにあると思いますか?
「一人ひとりの守備範囲が広いこと」ですね。成長中のベンチャー企業ということもあり、一人ひとりが幅広い仕事を担うことができます。顧客となる医療機関とただ商談するだけではなく、顧客のホームページの作成や問い合わせ対応の支援など、営業担当者それぞれが顧客に対する様々な支援を自分たちで創意工夫して行っています。自前で行っているからこそ、社員それぞれが事業に対して強いオーナーシップを抱いている会社だと思います。
自分たちで考えて、提案できる環境はまさにプリメディカの強みですね。業務上で課題に感じていることはありますか?
生産性の向上ですね。幅広い業務を行いますので、それぞれの優先順位付けが大切です。極端に言えば枝葉の部分は切るといったことも、生産効率を高めるためには重要なのかもしれません。私自身、生産性を高めるためにそれぞれの業務の急所をおさえることが直近の課題だと思っています。
営業メンバーの雰囲気はいかがですか?
営業メンバーのみなさんは、本当にモチベーションが高いですね。若い方を中心に主体的にアウトプットする方が多く日々刺激を受けています。掛け値なしで、仕事を大切にしている人ばかりだと思うので、お互い切磋琢磨できる環境だと感じています。
確かに仕事を大切にしている社員は多い気がします。みんな淡々と仕事をこなしているように見えて、実は予防医療に対する思いや業務への取り組み方など、話してもらうとかなり熱く語ってくれる方が多い印象です。
そういえば、中途採用の面接のときも、仕事のスキルについての質問だけでなく、仕事のスタイルについての質問が多かったことが印象的でした。例えば、なぜあなたはこの仕事を選んだのですかといった質問です。中途採用は即戦力として求められているでしょうから、スキルや実績について確認する会社は多いと思いますが、プリメディカはそれだけでなくその人の仕事に対する価値観をとても重視しているように感じました。
その人の価値観は、業務上の態度にもつながっている気がします。仕事に対して真面目に取り組める方は、顧客対応も社内業務もすべて真面目に取り組める人が多いですね。プリメディカの面接はそのあたりも意識して見ているのかもしれません。佐藤さんが一緒に働きたいと思う人物はどんな人でしょうか?
自分の考え方のクセを客観的に理解されている方と一緒に働きたいですね。
私も含めて皆さんそれぞれ考える時にクセがあるかと思います。例えばまず行動しよう!と思う方もいれば、周辺情報のリサーチありきで進める方もいると思います。もちろんどちらが良くてどちらが悪いということはありませんが、自分の考えや行動パターンを客観的に見られる方は、ご自身の都合の悪い部分も理解されているため、一緒に働いていてとても気持ちが良いと感じます。
ありがとうございます!それでは佐藤さんが、プリメディカで成し遂げたいことを教えてください。
リスク検査の先にある行動変容を促す事業をつくりたいですね。検査の結果に基づく行動にまで責任を持つ支援事業をつくることができれば、「過剰診療の抑制」につながると思います。
リスク検査は基本的には健康な人が対象ですから、高リスクと判定されても医療機関で精密検査を受けることだけが全てではないと思います。例えばフィットネスジムや、職場環境改善など、病院の外でできる活動にこそ、リスク検査の本来価値を活かせるのではないかと考えています。
さまざまな企業と提携して、予防医療の普及を進めていきたいですね!
今コロナ禍で就職活動に頑張っていらっしゃる学生さんも多いかと思います。ぜひ佐藤さんの就職活動のエピソードがあれば教えてください!
もともと私は、理系の大学院を修了した後、研究職に就きたいと漠然と考えて就職活動をしていました。そんな中、前職と出会ったのですが、研究職希望で応募したら見事に落ちてしまいました。。
ただ、社是にとても共感していたので、職種を問わずその会社で働きたいという思いが強くありました。そこで、あきらめきれず人事担当者に電話をかけて、「どの職種でもよいので雇ってもらえませんか」とお願いしてみました。当然「特例は認められない」と一度は断られたのですが、翌日連絡を頂き、医療用医薬品の営業職として採用されました。
先入観に縛られずに動いてみると、意外な結果につながるんだなと思いましたね。
特別ルート!初めて聞きました(笑)やはりどんな時でも諦めないこと、行動することが大切ですね。
ありがとうございました!