「人をたいせつにしないで、何をたいせつにするんだ。」
これが、株式会社PMAのモットー。
何か、とっても大切なことを言っている気がするけど、どんな想いが込められているんだろう?それを、このWantedlyストーリーの編集を任されたインターン“いっくん”が、社員へのインタビューを通して紐解いていきます!
第二弾は、2019年に中途入社した鈴木さんにお話を伺います。
––まずは鈴木さんのプロフィールをご紹介します。
大学では経営/マーケティングを専攻。新卒からITエンジニアとして働く中で、想像以上のハードワークに体調を崩し離職。在職中の海外出張で自身の英語力のなさを痛感し、一念発起してオーストラリアでのワーキングホリデーへ出発。現地の語学学校を卒業後、現地企業へ短期就職。オーストラリア一周のバックパッカーやカナダ滞在などを経験し、日本へ帰国。その後は実家の農家を手伝いながら都内大手書店に約5年勤務したのち、営業職(アパレルやスマホアプリ)に従事する中でマーケティングへの興味が湧き、転職を決意。2019年、PMAヘジョイン。
––よろしくお願いします!さっそくですが、PMAに入社しようと決意した、一番の理由はなんですか?
業務内容や「人をたいせつにしないで、何をたいせつにするんだ」のポリシーへの共感はもちろん、面接時の代表の人間的魅力、そして最終面接後の会食で好きなロックバンドの話で盛り上がったことが決め手です。
面接時には、僕がこれまでやってきたことに対して「入社後にこう生かすことができる」「こんな仕事を任せることができる」といった、働きだしてからのビジョンを伝えてくれたことを覚えています。ただ話を聞き出そうとするだけではなくて、こちらの不安に寄り添いつつ、「こう生かせる、こう活躍できる」と道筋を示してくれたことで、新しい職種へのチャレンジに対する不安が和らいだんです。
それでいて、共通の趣味について語り合ってくれるフランクさもありました。仕事上のパートナーではあるものの、気が合う、趣味が合う人が職場にいるのは、それだけで楽しく仕事ができる要素になり得ると思っています。だからこそ、より魅力的に感じたのだと思います。
––会社が掲げている理念に共感できるかが大事、というのはよくわかります!もし差し支えなければ、前職の退職理由も伺いたいのですが?
前職で取り組んでいたスマホアプリ事業は順調でした。しかし、事業譲渡により経営方針の大転換が図られたんです。
社長以下全ての管理職が解雇となり、就業規則や営業チームの分け方など、あらゆることが一新されました。これまで大事にしてきた顧客様との繋がりが断たれることになりましたし、営業以外で心血を注いでいた新規事業についても破棄されることになりました。
事業譲渡のタイミングで退職しなければいけない、というわけではなかったのですが、方針転換によって元の会社が事実上消滅してしまい、やりたいと思っていたことが思うようにできなくなったので、退職を決意しました。
––そうなると、いまPMAでされているお仕事のやりがいや楽しみについてお聞きしたくなります。PMAに入社されてからは、どんな仕事をされていますか?
プロデューサーとして、プロジェクト全体の指揮をとる仕事をしています。プロジェクトが内容・予算・納期などあらゆる面で正しい方向へ進むように導いていくのがプロデューサーの仕事です。
仕事の流れは、クライアントから課題をヒアリングし、それをどう解決するかを検討し、具体的な提案をし、チームメンバーをアサインし、実行し、そして効果検証することが基本です。
その中で、「クライアントの言う”課題”が真の課題か?」を深掘りしたり、我々の提案内容は机上の空論ではなく現実的か?を見つめ直したり。案件によってはディレクションを兼務することもあるので、細かな進行管理を行うことも。
チームメンバーをアサインする際には、そのプロジェクトに関わる人が気持ちよくスムーズに高いパフォーマンスが出せるかを意識しています。
––プロジェクトの全体を見通して…幅広い知識や経験と、先を見通す目が必要な仕事だということですね。これまでの仕事の中で印象深いものはありましたか?
入社直後に手がけた、食器メーカーのLP制作業務です。クライアントの課題とその解決策を明確にするところから始まり、提案資料作り、進行管理、デバッグにいたるまで、何もかもが初めてで戸惑いました。しかし、当時の先輩社員に、各種ツールの使い方から資料チェックまでサポートしてもらい、なんとか完遂できました。これまでにそのクライアントと取り組んだ過去プロジェクトのデータを引き継いでもらったことで、より精度の高い提案ができたことも覚えています。そのおかげもあって、クライアントからは「出来上がったサイトのデザインが素晴らしい」「社内担当者をはじめ、社内全体にも好評だ」と喜んでいただけたことが、とても嬉しく思い出に残っています。
他には、入社当初から携わってきたアパレルメーカーのLP制作や撮影への立ち会いに加えて、最近では各県庁のLP制作やプロモーションも担当しています。各県庁で実施されるプロジェクトに付帯する制作及び調整、進行管理など、規模も責任も大きく、身が引き締まりますね。
––––パブリックな仕事まで請け負っているんですね!やりがいも緊張感も大きそうです。そうしたお仕事をしている上で自分の中の成長が感じられたことはなんですか?
PMAに入社する前は営業職をしていたので、「今あるものを、目の前の人にどう売るか?」ということを第一に考えて仕事をしていましたが、PMA入社後は「ものを売るために何をどう作るか?そしてそれをどう展開して、どうユーザーに見てもらうか?」など、多角的、広義的に商売を考えるようになったと思います。
さらに言えば、クライアントワークを通じて、「クライアントに喜んでもらう」という観点だけでなく、「この仕事が社会にどう影響を与えるのか」という観点を持つようにもなりました。先ほどの話とも重複しますが、目先のことだけを考えて仕事をするのではなく、自分のやる仕事の先を見据えながら商売を考える目線が身についたと思います。
そのせいか、電車の広告一枚見ても「ターゲットは…?、コピーがいいな…トンマナが微妙だな…デザインが…レイアウトが…」とかついつい考えてしまうようになりました(笑) それくらい、マーケティングというものが面白いと感じられているのかもしれません。
––––なるほど。それでは最後の質問です! PMAで働くことの面白み・魅力は?
みんなとにかく明るく、とにかく真面目です。真っ直ぐにクライアントと向かい合い、時にぶつかりながらも、良いものを作りたい・喜んでもらいたいという想いに溢れていると思います。それでいてしっかりみんな息抜きもしてて、趣味も幅広く雑談がとっても楽しい会社です(笑)
でも、だからこそ、仕事の話になれば互いに真剣にディスカッションをして、自分たちがより良い仕事ができるように磨き合うこともできると思います。そのちょうどいいバランスの中で確実にマーケティングに対する考え方は成長していくので、そこが面白いところかな、と思います。
––––ありがとうございました!
クライアントへの企画立案や計画の実行に直接携わっている方のお話でしたが、取り扱う仕事の幅広さが見えるインタビューでした。幅広い知識やスキルが求められる気がします…ということは、逆に言えば自分のレベルアップにもつながるということかもしれません。
次回も、社員へのインタビューを通してPMAがいったいどんな会社なのかを紐解いていきます。お楽しみに!