「人を大切にしないで、何を大切にするんだ。」

これが、株式会社PMAのモットー。

何か、とっても大切なことを言っている気がするけど、どんな想いが込められているのか。

入社時にPMAメンバーにインタビューを実施しました。

色々な想いを持って入社したメンバーがPMAでの経験を経てどのように成長・変化したのかを紐解くPMA Member Interview Vol.2です！

今回は入社3年目の浦さんのインタビューをお届けします。

ー初めての記事をお読みになる方へ向けて、浦さんのプロフィールをご紹介します。

神奈川県藤沢市、いわゆる湘南エリアの出身で、ゆったりとした街の雰囲気や人、海が近い環境が好き。大学では経済学を中心に哲学や外国文学についても学ぶ。新卒で地元の不動産会社へ就職。歩合制で自分の仕事の成果が目に見えること、お客様との直接コミュニケーションが取れることにやりがいを感じながら、賃貸物件の営業に従事。その後、共通の友人を通してPMAに出会い、インターンを経て2023年4月にジョイン。

ーよろしくお願いします！入社当初（2023年）のインタビューからちょうど2年が経ちましたが、2年前から大きく変化したことはありますか？

入社してから2年間、”クライアントの課題”を解決する部署に所属していました。

そして今年の3月に”会社の課題”を解決する部署に異動し、約半年が経ちました。

異動前はアパレルブランドの撮影ディレクションを行ったり、プロモーション施策を提案したり、トータルマーケティングにまつわる色々なことを経験してきました。

そういった業務を通して、私は誰かのサポートをしたり、縁の下の力持ち的な存在で働くことが好きということに気がつき、会社の中核となる部署であるコーポレートプランニングという仕事に興味を持ち始めました。

また、今後の自分の人生のキャリアを考えた時に、「誰が見ても明確に判断できるスキル」が欲しいと思うようになりました。

コーポレートプランニングは、簿記検定や人事労務検定、MOSなどの資格を通して自分の武器ができると考えたんです。

そういった想いもあって、コーポレートプランニングをやってみたい！と2年目の後半に思い始めました。

とはいえ、PMAは小さな会社ですし、そうそう部署異動ができるとは思っていなかったので、当初は別の会社に転職して、転職先の会社でバックオフィスとして働こうと思っていたんです。

PMAメンバーのことは仕事仲間としても人としても大好きだったので、そんな大好きな人たちと働けなくなることは自分にとっても後悔が残りそうとは当時思っていました。

転職の意向を会社に伝えたところ、自分が思い描くキャリアや将来のビジョンを尊重してくれ、念願のコーポレートプランニングに異動することになりました。

未経験だけど新しいことにチャレンジしたい！という私の要望に応えてもらえて、会社にはとても感謝しています。

ーなるほど！色々な想いがあった上で異動したんですね！

ー他に何か変化したことはありますか？

業務内容も大きく変わりました。

ビジネスの相手が変わり、したがって業務の目的も「クライアントの課題解決」から「会社の課題解決」となりました。

人事・労務・総務・法務・経理・情報システムのようなルーティーン業務を毎日行いつつも、会社を構成するのは「人」なので当然色々な事が起こります。

新卒採用の面接に参加したり、給与計算をしたり、契約書をチェックしたり、お金のことを管理したり。初めての業務ばかりなので日々勉強している毎日です。

加えて、コーポレートプランニングにもクライアントとなるお客様がいらっしゃいます。

「会社の課題を解決するのがコーポレートプランニング」なのにクライアント？と思われるかもしれませんが、「手が足りないからこの業務を依頼したい」「自社の採用の手伝いをして欲しい」「この業務を効率化させたい」など、組織の課題を持つお客様に対して適切な解決方法をご提案・実施・振り返りまで行います。

部署異動を経て、ビジネス相手のお客様は変わりましたが、「お客様の課題を解決するための最適な解決方法を提案する」というアウトプットは変わらないため、今までの経験が活きていると思います。

部署異動後も、変わらず「想像力」というものをずっと大切にしています。

どんな仕事でも常に先回りして準備したり、相手が何を考えているか想像して自ら行動することが必要だと思っています。

「これ必要でしたよね？やっておきましたー！」とか、

「今日お忙しそうですよね？私代わりましょうか？」とか。

一見すると大したことない配慮や声掛けかもしれませんが、私の行動が誰かの何かのためになるかもしれません。

常にPMAメンバーが気持ちよく、楽しく働ける環境作りのために重要なことだと気付いてから常に相手の気持ちや相手が求めているものを想像して行動するようにしています。

ーありがとうございます！仕事のスタイルやマインドはPMAでの経験が活きているんですね！

ー現時点でのPMA MVV、モットー、グラウンドルール、ワークアズライフなどいわゆるカルチャーをどう解釈していますか？

PMAに入る前は不動産会社で営業をしていたのですが、前職の雰囲気とは大きく異なります。

当時大切にしていたことはいかに自分の売上を上げるか？だけでした。

それゆえに、大切にするものは人ではなく「いかに効率良く、コスパ良く仕事をするか」です。

例えば、売上に繋がらなさそうと判断したお客様は優先順位を落として、連絡を怠ったり。何かトラブルがあって上司に相談しても「私は忙しいから、そういう案件は他の人に対応してもらって」と面倒ごとは避けられたり。私の頭の中は「お金、売上、時間」だけで、相手のことを思いやる余裕は無かったです。

そんな文化が180度異なる会社から転職してきたので、PMAに入社した当初は良い意味で「こんなに人のことを想ってくれる会社ってあるんだ...」と混乱していました（笑）

一言で「アットホームな会社です」と表現するのはもったいないです。

困ったことがあったら絶対に助けてくれますし、間違ったことをしていたらきちんと指摘してくれる。単純に「社員同士仲が良くて飲み会によく行く」とかではなく、本質的に「人を大切にする会社」だと思います。

また、社内ではよく「ありがとうを稼ぐ」という言葉を使います。

私も当初は理解するのに少し時間がかかりましたが、案外無意識にしている行動でした。

先ほどの想像力とも似ていますが「困っていますか？」「手伝いますよ！」「私代わりにやっておきました！」とか。

あとはクライアントへ提案するアイデアに詰まっている人がいたら一緒にブレストしてみたり、「こういう面白い広告見たんだけどあのクライアントに活かせないかな？」とFYIしてみたり。

自分のコーポレートプランニングの仕事と直接的な関係性はないですが、「誰かの何かのため」を大切にしているPMAだからこそ、意義のある「ありがとうを稼ぐ」かなと思います。

つまり、「人から感謝をされる行動をたくさんしよう」という意味ではあるのですがそれは「誰かの何かのために」に繋がっていると気付き、今は心がけるようにしています。

ーありがとうございます！入社からこれまでの経験を通して人として成長できたことはありますか？

「やるべきことをやる」だけでなく、関与者が本当に喜ぶことが何か？を突き詰めてきた3年間でした。

特に今は、コーポレートプランナーとしての自分の成長を願ってくれるリーダーのためにできることを毎日しています。

そのために簿記の勉強をしたり、「やったことないけど、とりあえず一回やってみよう！」という意気込みでチャレンジしたり。

元々すごく心配性なのと失敗が怖いタイプなので、そもそも不動産業界からマーケティング業界への転職、そしてマーケターからコーポレートプランニングへの異動は自分にとって大きな成長でした。

「自分に向いていなかったらどうしよう...」「失敗したらどうしよう...」などネガティブな考えが先行してしまうタイプでしたが、PMAに入社してからは次第に「やったことないけどやってみよう！」と思えるようになりました。

今はまだ失敗だらけですが、チャレンジしてみる気持ちを持てるようになったのは確実に大きな成長です。今後は自分のスキル面を向上させるためにたくさんインプットをしながら、PMAメンバーが輝ける環境づくりをもっと頑張っていきたいです！

ーありがとうございました！

未経験だった領域にどんどんチャレンジをし、成長を続ける浦さんのインタビューでした。

次回もお楽しみに！