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「CTOの座を譲っても良い」~社長交代劇、TOB、コロナなどいくつもの壁を乗り越えたCTOの目的志向術


こんにちは。プレイライフ広報担当です!本日は開発のコアであるCTO合原のご紹介です!

CTO 合原慶さん

新卒でセゾン情報システムズへ3年在籍。主にCOBOLを用いて汎用系プログラミングで金融システムを開発。その後、多様な開発ができるWebへ転向しリクルートから分社化したニジボックスへ転職。主にPHPを使ったガラケーアプリやFacebookアプリ、スマホアプリなどのタイアップ案件や小規模案件をメインで開発。その後、自社サービスのグロースを経験したいという想いから2012年上場前のみんなのウェディングへ転職、大規模サービスへのグロースを経験。2019年よりプレイライフへジョイン、現在に至る。

目的志向でゴールを目指すチームを作りたい

「僕の代わりがいれば、CTOを譲っても良い」

突然、驚くリップサービスをしてくれたCTOの合原さん。彼の特徴はとにかく「目的志向」であることです。

会社が目指すゴールは何なのか、それに向かって開発側はどういうチームを組んでどんなプロセスで開発するべきなのかを整理して話してくれました。

そこで前述した「CTOを譲ってもいい」発言があり、こんなにもキッパリと役職に執着しない人もなかなかいないな…合原さんってどういうキャリアを歩んできた方なんだろう…と、興味深かったので根ほり葉ほり聞いてみました!

「みんなのウェディング」での苦い経験

2012年に転職したみんなのウェディングではこれまで使っていたPHPからPerlに変わったのと加えて、SJIS(ガラケーで使っていた文字コード)を使っているような状態で正直愕然としました。

また、当時会社はイケイケ状態で上場に向けて結果を出さないといけないということからSEOチームが組成され、合原さんは配属され新しいコンテンツを作るところからキャリアスタート。その後1年もしないうちに月間200万UUコンテンツへのグロースを経験しました。

ここでのSEOや大量トラフィックを裁く技術、CVを上げる技術、デザインABテスト、統計学などを勉強しながら経験できたことが財産となります。

▼「みんなのウェデイング」時代の登壇資料

https://www.slideshare.net/kieaiaarh/railsab

「上場をきっかけに会社は変わっていってしまった」

上場を目指しメディアをグロースするために、前を向き、PDCAを回し、未修得な技術や知識は自らキャッチアップして共に高め合う。そんなスタンスで開発を進めていた合原さんが「辞めたい」と思ったきっかけは悲しい事に目指していた「上場」でした。

上場直後の社長による不祥事、1年もしないうちに複数回の社長の交代劇、買収元のCOOKPADに合わせた言語(Perlからrubyへ)の変更、新たなトップとの軋轢や不信感、相次ぐメンバー離職。これまで作り上げてきたものがガタガタと音を立てて崩れ落ちていくような状態が続き、とうとう退職を決意します。

ちょうど、PLAY LIFE(メディア)を運営していた太一さんからのお誘いがあったこともあり、みんなのウェディングをグロースさせたSEOの知識経験を生かすべく、プレイライフへ転職する、という経緯になります。

実は完成度20%のバヅクリ

「目指すはスマホ片手でサクッとイベントを企画・運営・実施できる世界」

企画+制作+集客+マーケティングのビジネスモデルで前年比300%ペースで成長していたプレイライフに突如押し寄せた「コロナ」の波。この時の苦境はCEO太一さんのストーリーでも綴られています。

https://www.wantedly.com/companies/playlife/post_articles/303071

合計1億5000万分の案件が白紙・延期となり、これまで守り続けていたものを経営存続のためにも一気に変えなくてはいけないという状況で、SEOがカギとなるtoC向けメディア開発を中心に経験されてきた合原さんに与えられた新たなミッションはtoB向けのHRソリューションサービスをWeb上で実現すること

「最強営業マンのカジさんは、ひっきりなしに案件を獲得してくる。一件一件違う顧客の要望にWeb上で応えることが求められ、とにかく追いつくのに必死だった。それゆえに、現在目指す世界へはまだまだ完成度20%なんです」と語ってもらいました。

「自分が何を作りたいかだけではなく、会社やサービスの成長を止めないために自分が何をするべきか」という想いが大前提としてあるから乗り越えられたハードルだとも感じます。



できること+やりたいこと=任せたい仕事

今後は、合原さんの考え方に共感してもらえるメンバーにジョインしてもらいたいのですが、ポジションや役割をカチカチに固めた採用ではなく、応募者の【できること+やりたいこと=任せたい仕事】から、自分の今持っている役割を減らすスタンスでいます。なので、究極CTOやマネジメントができる人なら自分の役職を譲ってもいいのだそうです。

現在はフロントエンドエンジニア、Webディレクターというポジション名で募集をしていますが、PMもやりたいフロントエンドエンジニアも大歓迎だし、サーバーサイドもやりたいフロントエンドエンジニアも大歓迎。Webデザイナーも兼務したいディレクターも大歓迎ですし、CTOやりたいエンジニアも大歓迎です。

目的は「プレイライフのWebサービス開発を成長させるメンバーに入社してもらいたい」と、至ってシンプルな発想です。ただし、「サービスの成長を止めない」事は大原則なので、どんな人でもテストコードは書いてもらう!という点も強調します。

Rspecでのユニットテスト - Qiita

https://qiita.com/play-life/items/32d7a86ea06436f0d6a5

最後に

サウナ好きが講じてSAUNA TIMEというWebサービスも作っちゃったという合原さんと話してみたい!と思っていただけましたら是非「話を聞きに行きたい」からエントリ―してください。

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