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祝 決勝進出!世界卓球2022の見どころを東大卒スーパーエンジニアが解説してくれたはなし【朝会こばなし】vol.9

こんにちは!インターン生の野上です。

今回の朝会こばなしは、スポーツ・エンタメ好きが多いplaygroundらしく「みんなで世界卓球を5倍楽しもう」というお話です!(注)2022/9/28にお話いただきました


playgroundでは毎日朝会とこばなしを行っています。 詳しくはこちら↓


会社の風通しの良さは「朝会」にあり!? | 企業理念・制度
こんにちは!!インターン生の大橋です!!今回はplaygroundのチーム力の基盤となっている、 「朝会(あさかい)」 を紹介します!    <目次>   朝会とは: playgroundの朝は全員集合で始まります! 朝会こばなし: 朝会こばなしで、こばなしでの緊張を克服するためのお話をしちゃった! 朝会効果: 毎朝、チームを一つにしてくれる朝会! playground ...
https://www.wantedly.com/companies/playground/post_articles/417899?status=success


プレゼンテーターはインフラエンジニアの塚原さん。


▲東京大学工学部システム創成学科システム創成学専攻卒。野村総合研究所で10年間インフラエンジニアとして活躍していたという華々しい経歴の持ち主。スポーツが趣味で、今までに卓球、テニス、ゴルフ、ユニバーサルホッケー、ソフトボールなど様々な種目に挑戦してきたそう!

そんな塚原さんの得意なことは、「物事を中級レベルまでこなすこと(体育で活躍するタイプ)」、苦手なことは、「物事を上級レベルにこなすこと(部活で補欠になるタイプ)」。

(器用貧乏なのでしょうか?笑)


「9/30といえば?そう、世界卓球開幕日!」と元気よく話し始めた塚原さん。

世界卓球選手権は年に一度開催される卓球最高峰の世界大会。年ごとに個人戦と団体戦が入れ替わるという少し変わった開催形式。2022年は中国を舞台に国別の団体戦が開催されます!2020年大会はコロナで中止となったため、団体戦は実に4年ぶり。久しぶりの世界No1の国を決める熱い戦いを「5倍くらい楽しめる」よう、解説してくれました!!


【こばなし目次】

  • 卓球の戦型(プレイスタイル)
  • 日本選手
  • 大会の見どころ
  • 試合の注目ポイント
  • Tリーグ観戦のお誘い


卓球の戦型(プレイスタイル)

スポーツ好きが多いplaygroundですが、卓球に詳しい人は意外と数名の模様 。基本の戦術からレクチャーしてくださり、みんなも前のめりで聞いていました!

卓球の戦型は、大きく分けて4つあります。

① ドライブ主戦型… ボールに強い前身回転をかけ続けて相手を攻める。あらゆる場所/姿勢から強い球を打てるため力が強い選手が得意とする戦法。

② 前陣速攻型… 台から離れず、来た球を素早く打ち返す、リスクを省みない超攻め型の戦法。反射神経と予測する力が重要となる。

③ カットマン… 台から離れて後ろ回転の球を返し続け、相手のミスを引き出す超守備的な戦法。隙を見つけてスマッシュで一気に勝負を決める姿は爽快。

④ 異質攻守型… 表と裏で全く違うラバーを使用し、球の性質の違いで相手のペースを崩す戦法。


(卓球未経験の私は、カットマンしか知りませんでした……)


道具の進化で球速が上がったことで現代卓球では①ドライブ主戦型と②前陣速攻型がほとんど。③カットマンは絶滅危惧種と言われ、④異質攻守型はほとんど見かけることがありません。男子に至っては②前陣速攻型すらほとんどいない、という状況。「競技レベルが上がることで戦略がシンプルになってしまうことは残念だな、と思っています」と塚原さんが少し寂しそうに話しているのが印象的でした。

「粘って粘って攻撃に転じるタイミングを意識して観るとアツいんです!!」



▲ 日本を代表するレジェンド、松下浩二選手はカットマンとして一時代を築いた

日本代表を紹介!

続いて、今年の日本代表選手を紹介していきます!

<男子>

張本智和、丹羽孝希(欠場)、戸上隼輔、及川瑞基、横谷晟

例年、世界卓球の日本代表は世界ランクに基づき選出されます。しかし今年はコロナ流行の影響で大会がほとんど開催されず、世界ランクの精度が低かったため、2022年3月に行われた国内トーナメント大会(ほぼ)一発勝負のような形で決まりました。結果、初出場の選手が非常に多い!更に代表の常連である丹羽選手がインフルエンザに罹ってしまったため4人のうち3人が初出場という非常に珍しい布陣に。

世界の潮流と同じく、日本の男子選手も全員がドライブ主戦型です。

「戸上さん、及川さん、横谷さんは新しい選手であまり知らないので、どんな選手なのかとても楽しみです!」(塚原)


<女子>

続いて、女子日本代表です。

伊藤美誠、早田ひな、木原美悠、長﨑美柚、佐藤瞳

女子の日本代表は絶対王者中国に次いで世界2位(22年10月現在)とめちゃくちゃ強いんです。男子と同様、ほぼ一発で選考したため、石川佳純(世界8位)や平野美宇(世界14位)が代表から漏れるという波乱が起こっています 。女性の方が、パワーや身長の問題でドライブ主戦一強というわけではないので、いろんな戦型がいることが特徴です。

「女子の試合は色んな戦術があるので観ていてとてもおもしろいんですよね」(塚原)



▲初出場の佐藤瞳は世界的にも珍しいカットマン。塚原さんも「とっても楽しみ」だそうです。



▲エース・伊藤美誠選手は「みまパンチ」の愛称で知られる前陣速攻と、厳しい展開でもにやにや楽しみながら戦うメンタルの強さが魅力。

大会の見どころ

塚原さん的大会の見どころは、シンプルに「中国に勝てるチームがあるのか」。

過去の戦績を見ると、女子は1975年以降21回中19回、男子は1971年以降23回中17回、直近9大会は全て優勝するなど、他のスポーツではほとんど見たことない圧倒的な一強ぶり。他を寄せ付けない中国の圧倒的な力に勝てるチームが出てくるのか、が注目となります。

「ここまで強いとなると、逆に過去、どうやって中国を倒したのか、気になりませんか?」

確かに気になる……!

「卓球の団体戦はシングル戦5本勝負なんですけど、エース2人が2本ずつ、合計4試合出ていいので、中国に勝てる選手が2人いたら4本取れちゃうんです。90-00年代、スウェーデンにワルドナー、パーソンっていう伝説の選手が2人いたんですよ。結果、スウェーデンは89年、91年、93年、00年と5大会中4大会で優勝しています。」

中国に勝つチャンスもあるんですね!!驚きです。

「もう一つ、勝てるチャンスがあって。中国は世界一になるより中国代表になるほうが難しいって言われるくらい選手層が厚い。結果、他国に帰化して中国と戦うケースが非常に多いんです。シンガポールにはそういう選手がとても多くて、2010年の女子団体戦では帰化選手だけでチームを構成して中国に勝つっていうめちゃ激アツな展開がありました!」

昔勝てなかった相手に努力で勝つって……なんともドラマティックな戦いですね!

「もちろん、こういう歴史的な瞬間を見逃したくないから毎回観るんですけど、そういうのが起きるのはせいぜい10年に1度。滅多に観られません。でも、最近は日本女子が3大会連続2位と本当に強くなってきたので今大会はいよいよその奇跡が観られるんじゃないか、ととても期待しています!!

どうです、みなさんも観たくなってきましたよね!?

なんと、日本代表は10月7日現在、男子は準決勝女子はなんと決勝に進出しており、本当にその奇跡が起こりかねない状況にあるんです!!大注目ですね!!

試合の注目ポイント

最後に、試合注目ポイントです!

塚原さんが試合で注目しているのは、台上プレー、サーブの駆け引き、タイムアウトの3点!!それぞれ詳しく見ていきます!

台上プレー

台の上で2バウンドするほど短い球は、下から上に振り抜けないので攻めにくい。そのため、基本は守りのツッツキ(下回転をかけて台の上で返球する)で返すが、台上が得意な選手は、台上で弾くように打つ「フリック」で攻める。得に強い横回転をかけたバックハンドフリックを「チキータ」と呼ぶ。最新の流行技術。

サーブの駆け引き

ラリーは早すぎて駆け引きを考える余裕が観客側にはないので、サーブに注目してみると面白い。コース(フォア、バック、ボディ)、深さ、回転(主に上、下)、フォームコースを工夫し、かけた回転を巧妙に隠すこともある。

タイムアウト

一人につき一回だけタイムアウトをとり、試合中にコーチのアドバイスを受けられる。一気に流れが変わる。

「日本の流れになった!と思ったら中国がタイムアウトをとる。これまで、何度流れをひっくり返されたことか……。Twitterも荒れるんですよ。」

これ、たしかに観たことあります!タイムアウトのあとに流れが相手のものになってしまったときの悔しさ……普段スポーツ観戦をしない私も、ものすごく悔しい気持ちになります。笑


■みんなで世界卓球をみよう!お誘いしちゃった

実はこの朝会こばなしをされる10日前。Slackの雑談チャンネルにこんなメッセージが。



沢山の挙手!! playground 社員同士の交流がとっても盛んなのです!


卓球以外にも、



ペアルック(意図的なのか否か?笑)でゴルフに行ったり、


みんなでテニスに行ったり!(テニス未経験の代表の伊藤も参加してちゃんと負け続けてたそうです)


社内の公式イベントも多いですが、プライベートでも勝手に遊びにいっている、社員の仲の良さがplaygroundの魅力の一つだと思います!
(私も入社3ヶ月目のインターン生ですが、土曜日にキングオブコントをみんなで観る会に参加してきます!!楽しみ~~)


playgroundの社員はスポーツ・エンタメ好きが沢山!しかも、今回の塚原さんのようにどんなイベントでも必ず解説してくれる人がいるので全然知らないイベントでも5倍も10倍も楽しめちゃいます!ほんと楽しい!

仕事もプライベートも全力で楽しみたい方、是非カジュアルにお話しましょう!

お申し込み、お待ちしております:)


野上

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