こんにちは!
PLAY&co採用広報担当です。
私たちは、『世界とつながる場を作り、世界を変える出会いを創る』ことをMISSIONに掲げ、
宿泊施設を中心とした、事業企画・マーケティング・コンテンツづくり、運営を一気通貫で行っております。
2016年の創業以来、ホステルを中心に宿泊施設の企画・運営を行ってきましたが、2022年にはこれまでノウハウを活かし、1棟目のヴィラ「Villa El Cielo Ishigaki(沖縄・石垣島)」をオープンいたしました。それ以降、ヴィラの企画・運営も注力事業に成長させてきました。
『出会い』や『場づくり』を大切にしている当社が、なぜプライベート空間を重視するヴィラの企画・運営を行っているのか・・・その理由と狙いについて当社代表にインタビューしました。
『場づくり』に興味がある方はもちろんのこと、
観光業や旅行業、宿泊業などの業界やビジネスモデルに興味がある方も必見の読み応え抜群の記事になっています(←自負)!
【この記事を読んでほしい方】
- 観光業、旅行業、宿泊業のビジネスモデルにご興味をお持ちの方
- 宿泊業での経験を活かして、より企画に触れる領域のキャリアを築きたいとお考えの方
- 「場づくり」という言葉が心の琴線に触れ、仕事にしたいと考えている方
- 宿泊事業やサウナ事業にご興味をお持ち方
【この記事を読むことでのベネフィット】
- 当社がヴィラ事業を通してどのように『場づくり』をしようとしているのかが分かる。
- 宿泊事業で企画をする面白さが分かる。
■今回の語り手 プロフィール
株式会社PLAY&co
代表取締役 中島 庸彰
群馬県太田市出身、元美容師。" 25歳までに独立し、自分の美容室を持つ "という夢を叶えるべく上京。美容専門学校を卒業し、芸能人も多く通う表参道の美容室に入社するも、ヘルニアのため美容師の道を断たれる。
派遣やアルバイトをしながら始めたイベント企画を月数千人が集まるイベントに成長させ24歳で起業。
これまでに、BARやイベントスペース、人材紹介、シェアハウス、不動産、民泊管理会社、ベトナムのホテル運営会社など、複数の事業を立ち上げる。
2016年、世界中から人が集まる場所を創るため、ホステルの企画・運営に特化した株式会社PLAY & coを創業。
創業経緯をもっと知りたい方はこちら。
目次
■今回の語り手 プロフィール
1.PLAY&coがヴィラ事業をはじめたワケ
2.『出会いを創る』企業がプライベートヴィラ?!矛盾していない秘密
3.ヴィラ事業を共に作るおもしろさ
4.採用広報担当のあとがき
1.PLAY&coがヴィラ事業をはじめたワケ
―2016年に1棟のホステルから事業をはじめた当社ですが、2022年に1棟目のヴィラを立ち上げ現在はヴィラ事業も一つの事業として力を入れていますよね。ヴィラ事業をはじめた理由はなぜなのでしょうか。
中島:きっかけとしてはコロナウイルス感染症(COVID-19)が流行した際に、都市型ホステル単体の運営のみでは、長期的に続く場作りをすることが難しいと感じたためです。
コロナウイルス感染症の流行時についてですが、渡航制限もあり国内の観光・宿泊業に大きな影響を及ぼしました。
当社は、公衆衛生医師の顧問をつけて全店舗での衛生管理の徹底や、国内ゲストに特化した長期宿泊販売、延泊販売を強化するなど様々な施策を行いました。
その結果、稼働率70%以上をキープし続け、社員誰ひとり解雇することなく、より強固な運営体制を構築することができました。
しかしながら、あくまで市場に需要がない時には、どれだけこだわった空間であっても、泊まるための場としてだけでは市場価格に左右されてしまう、ということを痛感しました。
市場の受給だけに左右されず、どのようなマーケットでも続く場作りをしていくためには、宿泊すること、睡眠をとるベッドが目的ではない、目的地になるような場作りが必要でした。
つまり、ホステルの企画・運営以外にも、指名買いを起こせる高付加価値の事業をつくることが、我々の事業の安定・成長には必須であると考えたのです。
そこで、ホステル事業を基軸としながら、これまでの強みを活かして親和性の高い事業領域を広げていくという決断をし、ヴィラ事業をスタートさせました。
―そういうことだったのですね!ホステル事業とヴィラ事業はどのような点に親和性があるとお考えになりましたか?
中島:ホステルでも、ただおしゃれな空間をつくろうとしてきたわけではなく、コミュニケーションが生まれるような『場づくり』をしようとしてきたことが大いに活かせたと思っています。
ホステル事業は創業当時から、「ただ寝る場所を確保するための宿泊施設」ではなく、「世界を変えるような出会いを創りたい」という想いを持って事業を推進してきました。
そのため、さまざまな国、さまざまなバックグラウンドを持つゲスト同士、スタッフとゲストのコミュニケーションが発生するような仕組みを考えてきた背景があります。
『親しい友人や家族、パートナーと過ごす時に、どのような空間にすれば自然とより深いコミュニケーションが生まれるだろうか?』という視点が、高付加価値のヴィラを創る際のヒントになったと考えています。
2.『出会いを創る』企業がプライベートヴィラ?!矛盾していない秘密
―創業以来のこだわりが、ヴィラ事業を創るヒントになったのですね!
とはいえ・・・ホステルとヴィラって似て非なるもののような気がします。
ホステルは宿泊者同士が交流できるスペースが設置されていますが、ヴィラってそもそもプライベート空間ですよね?出会いを創るというMISSIONと離れてはいなのでしょうか(恐る恐る)?
ホステルとは
一般的なホテルとは異なり、ホステルは宿泊部屋を共用して利用するため、
限られたスペースであっても多人数が同時に宿泊できる。
また、宿泊部屋以外にもリビングなどの共用スペースがあり、宿泊者が集まって交流することが可能な宿泊施設。
ヴィラとは
一棟まるごと客室として借りられる宿泊施設。
建物を複数の宿泊客が共有するホテルとは異なり、完全なプライベート空間。
間取り次第で、大人数でも宿泊できる。
中島:はい!これはよく言われますが、我々の中だと一貫しているんです。
ホステルは、今まで出会ったことがない人同士の出会いを創出する場だと考えています。
一方でヴィラは、既に出会っている人同士が『深く』なることによる新たな発見、出会いを創出できると考えています。
―既に出会っている人同士の新たな出会い・・・!面白い考え方ですね。もう少し詳しく教えてください。
中島:はい!ヴィラに一緒に行く仲ということは、既に関係値が深い状態ではあると思いますが、日常の中では見えない相手の価値観や想いというものもあるかもしれません。
ヴィラという非日常の中で、会話や体験を通して、「この人、こんな考え方を持っていたんだ!」「こんな素敵な人だったんだ!」「もっと自分の思っていることを話してみよう!」というようなこともあると思います。
これこそが、既に出会っている人同士の新たな出会いだと考えています。
―確かに、既に出会っている人の新たな一面を見つけることも、ひとつの出会いですよね。
新たな一面を見つけ合う仕掛けって何かあるのでしょうか?
中島:はい、これこそが、今までのノウハウなんです。
自分たちが作る空間のさまざまな場所に、人が自然に集まり、コミュニケーションが発生する仕掛けやコンテンツを作っています。
例えば、RICKA KATSUURAというヴィラには竹林をみながら入れるサウナがあります。
サウナ事業も運営する中で得たノウハウが活かせた事例なのですが。
人↔人という2項関係から、人↔サウナ↔人という3項関係にすることで会話やコミュニケーションが生まれ深い関係を促すことができます。
また、バーカウンターを用意することで夜、お酒を飲みながら深い話をする場が生まれる。
ファイヤーピットを作ることで、そこで火を囲みながら夜な夜な語り合える、など、そのコンテンツがあることで、一つのシーンが生まれる。
こういった一つ一つのコンテンツも同様に、3項関係の構築を促す仕組みです。
―これまで、ホステル事業行ってきたからこそ発想が生まれた事例なんですね!コミュニケーションが自然と生まれる場というところが肝ですよね。
中島:そうですね、当社が運営するヴィラは1泊15~20万円という高単価だからこそ、特別な体験ができる空間にしたいと考えています。
オーナーさんから相談を受けてから、競合になるお宿を分析し、土地・立地の持つ魅力や強みを活かして、どのポジショニングだとたくさんあるお宿の中から、ここに行きたい!と思われる宿になるか、というのを考え選ばれる場を創出しています。
さらに、ヴィラというプライベート空間を担保しながら、人が介在するコンテンツも用意できると体験価値が上がると考えているので、地域の食材を使った料理をプライベートな空間で提供できる出張シェフとの提携もしています。
―ヴィラのノウハウも蓄積しているフェーズだからこそ、新たな挑戦もできそうですよね!今後のヴィラ事業の展望はありますか?
中島:これまでのヴィラ事業は1棟貸しに振り切ってきました。
部屋数が少ないことにより、こだわりを持ったターゲットに向けて、尖ったコンテンツやサービスをつくり、高単価で提供できますし、オペレーションもシンプルにできるからです。
この経験の中で、10室~20室程度であれば同じことができそうだと考えています。
部屋数も多すぎず、でも複数あることでコンテンツを磨いていくこともできますし、
こだわりがあるゲストに向けてより体験価値の高い場作りにチャレンジしていきたいと考えています。
3.ヴィラ事業を共に作るおもしろさ
―会社としても、事業としても引き続きチャレンジしていくフェーズだと思いますが、『今』当社のヴィラ事業にジョインする面白さはどこにあると思いますか?
中島:面白さしかないと思います!今後、自社で土地をおさえて企画・運営からしていくことも検討しているので、理想のヴィラを一緒に作ることもできます。
また、既存のヴィラにおいても人が介在すべきところと、そうではないところを検討し、仕組み化していくフェーズにあるので、そういった点での企画も可能です。
まさに、共に理想の宿泊施設を創っていくフェーズになるので、マルチに動いていただく必要がある事業部ですが、その分プロジェクトの企画力、ピープルマネジメントスキル両面で強固にスキルを身に着けていただくことができると思います。
場を創る、企画をする、プロジェクトを進行していくということに興味関心がある方には是非、ジョインいただきたいと思います。
4.採用広報担当のあとがき
いかがでしたか?
私たちの想いや大切にしていること、ゲストに提供したい価値が伝わりましたでしょうか?
私たちは、ただ寝るためのベッドの提供ではなく、旅の目的地となるような場所を作ることを目指しています。
ここでの出会いが、誰かの人生を大きく変えるかもしれない。
そんな想いで、日々「場づくり」に勤しんでいるのです。
誰かにとっての特別な出会いや体験の創造に少しでもご興味を頂けた方、ぜひ一度お話しませんか?
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皆様からのご応募お待ちしております!