【メンバーインタビュー】元保育士の店長が語る、「ホスピタリティ」で創る最高のピッツァ体験。マニュアルのない店舗を自分たちで立ち上げる面白さとは
「とびっきりの美味しさ」「美しい空間」「最適なホスピタリティ」。
この3つを掲げ、心震える「感動体験(Wowderful)」を届けるのが、ピッツァブランド、400℃です。
今回お話を伺ったのは、下北沢店の店長を務める坂 麻結さん。前職は「保育士」。一見、飲食業とは関連性がない経歴に見えます。しかし坂さんは、その二つの仕事の根底に、「目の前の人を喜ばせたい」という共通のやりがいを見出していました。
この記事では入社半年で店長を任された彼女のストーリーを通じて、400℃で働くことのリアルと、その先に広がる可能性に迫ります。
坂 麻結 / 下北沢店店長
富山県出身。大学進学を機に上京し、児童学科で幼稚園教諭免許と保育士資格を取得。卒業後は保育士として3年間勤務。その後、営業職を経由して400℃へ入社。持ち前の行動力と提案力が評価され、入社半年で下北沢店の店長に抜擢。現在は店舗運営の要として、最高のピッツァ体験を届ける日々を送っている。
保育園の行事運営と、店舗という「舞台」。私が400℃で「PERFORMER」になった理由
ーーまずは、坂さんのこれまでのキャリアについて教えてください。400℃に入社する前は、保育士をされていたそうですね。
はい。大学で児童学科を専攻し、卒業後は3年間、保育士として働いていました。もともと「自分の強みになる資格が欲しい」「身近で好きなことを仕事にしたい」という想いから選んだ道でした。
私が勤めていた園はイベントに力を入れているところで、運動会や発表会などの一大イベントに向けて、ゼロから企画会議を行い、他の先生と一緒に作り上げていきました。
子供たちの成長を保護者の方々にどうやって伝えるか、どうすれば一番喜んでもらえるか。そういった「企画・演出」の部分に、私はすごくやりがいを感じていたんです。
そういう企画・運営や保護者の方との対話を通じて、相手の立場に立ったコミュニケーションや企画力、ホスピタリティが磨かれた3年間だったと思います。
ーーそこからどんな経緯があり、400℃に出会ったのですか?
3年目のタイミングで、やりきった達成感と共に「新しい世界を見てみたい」という気持ちが芽生えたんです。
一度は転職してお客様からのお問い合わせに対応する営業職にも挑戦しました。でも、電話越しのやり取りではなく、やはり自分は直接「目の前のお客さんを喜ばせること」「ホスピタリティを発揮すること」を仕事を通して実現したいんだと確信したんです。そこからはアルバイト時代にしっくりきていた接客や飲食の仕事を探していました。
そんな時、友人のInstagramで偶然400℃の求人を見かけました。
最初は本当に単純で、「とにかく美味しそう!食べてみたい!」と思ったんです(笑)。でも、よくよく調べると他の飲食店にはない雰囲気があって。実際に選考に進んで代表の坪岡さんと話をした時、「あ、ここで働きたい」という思いに変わりました。
ーー内定後は即決されたと聞きました。なぜ400℃で働きたいと思ったのですか?
一番の決め手は、坪岡さんの人を喜ばせようとするお人柄と、ホスピタリティに対する考え方です。
坪岡さんは面接ですごく話しやすくて、「この人なら本音を話しても受け止めてくれる」という安心感がありました。そして、実は採用通知のメールが届いたのが、ちょうど私の誕生日の日付が変わったタイミングだったんです。その件名に「Congratulations & Happy Birthday!!」と添えられていて。「なんてユーモアのある人なんだろう!」と嬉しくなったのを覚えています。
そして、ホスピタリティに対する考え方ですが、面接の中で「多くの方に熱々のピッツァを届けるためのスピード感を大切にしながらも、いかにお客様に最高の瞬間を届けられるかが大切。そのホスピタリティの発揮が感動体験やリピートを生み、結果として会社のためになる」と語ってくれました。
その言葉は、私が仕事をするうえで大切にしている想いと重なったんです。
私自身、お客様が必要なものを提供して、一緒に「ああ、良かったね」と喜び合える瞬間に一番のやりがいを感じていたからです。ここでなら、自分の理想とするホスピタリティを最大限に活かして、会社と一緒に成長していける。そう感じて、内定後にすぐ入社を決意しました。
マニュアルのない店舗を自分たちで立ち上げる。ゼロイチでブランドを創る醍醐味
ーー実際に入社されてみて、いかがでしたか?学生時代にはスターバックスなどの大手チェーンでもアルバイト経験があるとのことですが、ギャップはありましたか?
そうですね、やはり最初は大手との違いに驚きました(笑)。
誰もが知るようなブランドには、完成されたマニュアルがあります。でも、400℃はまだ立ち上がったばかりのベンチャー企業。マニュアルだけではなく店舗運営に必要なルールも、これから作っていく段階だったんです。
特に、私が配属された下北沢店は新店舗でした。入社直後から立ち上げに携わることになり、毎日が初めて起きることばかりで。「これ、どうしたらいいの?」という正解がない中で、自分たちで考えて動くしかないという、まさにチャレンジの連続でした。でも、裏を返せば「ないなら自分たちで一番良い方法を作ればいい」ということ。入社歴が浅くても、裁量権を持ってゼロからオペレーションを構築できる環境でした。
ーー自ら手を挙げて仕組み作りにも取り組まれたとか。
はい。400℃では、誰もが働きやすく、良いサービスを提供できるような仕組み作りを大切にしているので、衛生管理のルールや、アレルギー対応のマニュアルを作成する際にも自分の意見を提案させてもらいながら、実際に形にしていきました。
大手チェーンなら本部から降りてくるものを守るだけですが、ここでは「現場で何が必要か」を一番知っている私たちが、ブランドの基準を創っていける。これは400℃ならではの面白さだと思います。
ーー現場からの声が重要視されるどころか、基準を創っていけるくらいなんですね。
そうなんです。400℃は、役職や立場に関係なく意見を発信でき、それをしっかりと受け止めてより良い方向を一緒に見つけていく風土があります。
例えば以前、お客様との距離を縮めようと、いただいたメッセージカードを店内の壁に貼る提案をしたことがありました。
結果的には「ブランドイメージには合わない」という理由でそのまま通ることはなかったのですが、なぜ合わないのか、何を守るべきなのかを丁寧に説明してくれたんです。そのフィードバックをもとに、代案としてノートにまとめて待合スペースに置く形に着地しました。
提案がすべて通るわけではなくても、議論を重ねてより良い形にしていくプロセスが、私にとって大きな学びになっています。
ちなみに提案を重ねていった結果、入社半年で下北沢店の店長にも抜擢いただきました。お客様やお店のために動くことがしっかり評価される風土はとてもありがたいです。
トラブル対応が「感動」に変わった瞬間。マニュアルを超えた「最適なホスピタリティ」
ーー400℃が大切にしている「最適なホスピタリティ」について、坂さんが実際に体験されたエピソードがあれば教えてください。
ある日、テイクアウトのお客様から「購入したピザカッターが入っていない」とお電話がありました。私は確かにお渡しした自信があったのですが、「確実に入れました」と事実を主張するのではなく、お客様と一緒に当時の状況を振り返ってみたんです。
すると、無事に自転車のカゴから見つかりました。恐縮されるお客様に対し、私はそこで電話を切らずに「ところでお味はいかがでしたか?」とお尋ねしたんです。
ーー素敵ですね。トラブル対応だけで終わらせなかったんですね。
はい。するとお客様は声のトーンが明るくなり、「すごく美味しかった!」と嬉しそうに話してくださり、一週間後にはお友達を連れて再来店してくださったんです。もしあの時、ただの事務的な対応で終わらせていたら、このつながりは生まれなかったと思います。
400℃では、温かい商品を素早く提供する効率性を大切にしながらも、何より「最高の体験(Wowderful)を届けられたか」を重視しています。マニュアルに縛られず、目の前のお客様にとってのベストを考える姿勢が、トラブルさえも感動に変え、ファンを生むのだと実感しました。
「どう思う?」の問いかけで、自走するチームへ。役職以上の価値を背中で示すこれからの挑戦
ーー現在、店長としてマネジメントにも携わっていますが、スタッフ育成で意識していることはありますか?
アルバイトスタッフは学生が多く、中には初めてアルバイトをする方もいます。彼らに指導する時、私は決して頭ごなしに「ダメ」とは言いません。自分で想像してもらうことと、「なぜそうするのか」という理由を大切にしています。
「今の行動ってお客様からどう見えるかな?」と問いかけ、自分で考えてもらう。そして腹落ちするまで対話するので、次からは自分で考えて動けるようになるんです。 実はこれ、坪岡さんが常々言っている「お客様から見てどう映るか」というスタンスそのものでもあるんです。
ただオペレーションをこなすのではなく、お客様の視点に立って、気遣いや所作に心を込める。それが400℃の「PERFORMER」としてのあり方だと伝えています。
ーー最後に、今後の展望と、これから400℃に興味を持ってくれる方へのメッセージをお願いします。
入社半年で店長という役割をいただきましたが、まだまだ自分も店舗も成長途中です。もっと多くのお客様に愛していただくお店にするために、今後より提案と行動を積み重ねていきたいです。結果的に他のスタッフにも良い影響を与えていければと思っています。
400℃は、これからみんなで作り上げていくタイミングです。
そのため、指示を待つのではなく、「お客様のためにこうしたい」「もっとお店を良くしたい」というマインドを持った方ほど楽しい環境だと思います。
またオペレーションを早く回すだけでもなく、接客だけをするのでもない、両方のバランスを大切にできる人が活躍すると思います。お客様に美味しいピッツァを素早くお届けしながらも、決して作業にならず、ホスピタリティを込められる。そんなお客様起点で行動できる人はとても輝けるはずです。
アットホームな仲間たちと切磋琢磨しながら、お客様に喜んでいただくための努力を惜しまない。そんな方と一緒に、世界一のピッツァブランドを創っていけたら嬉しいです。