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【社員紹介 #42】「法務部はブレーキをかけるだけじゃない」銀行職員からベンチャー企業に飛び出した理由とは?

今回は、法務部所属のTさんをインタビュー。

大手銀行の法務部で様々な経験を積んできた彼が、なぜ今のピアラにジョインしたのか、その理由に迫りました!


■法務部 所属: Tさん■

大学卒業後は弁護士を目指し法科大学院へ進学。その後、法科大学院を卒業するが資格取得に難航し、一般企業への就職を決意。前職となる銀行へ新卒入社し、店舗業務を経験したのち法務部や法務関連部署で様々な経験を積む。『自分で判断して活躍できる所へいきたい』と思ったのをきっかけに、2020年1月にピアラへジョインした。

弁護士を目指して法科大学院へ進学…!

ーーピアラに入社するまでの経歴を教えてください

「大学は法学部に通っていたこともあり、卒業後は弁護士試験を受けるため大学院(法科大学院)に進学しました。

その後、法科大学院を無事卒業したものの、なかなか国家資格取得には至らず、一般企業への就職を選択することに。

それまでずっと勉強してきた法律に関する知識は活かしたかったので、『法律に関われる仕事』を軸に企業選びを行い、そこでたまたまみつけたのが、銀行の総合職の募集です。

法科大学院を卒業した人の枠で募集が出されていたので、そこに応募して採用され入社しました。」

銀行ならではの法務部・法務関連業務を経験

ーー総合職で入社ということは、法務部以外に配属される可能性もあったんですよね?前職での経験を詳しく教えてください

「そうですね。採用自体は法務に関するポジション枠での募集でしたが、総合職として入社したのでもちろん転勤や部署異動も承知していました。

実際、新入社員は研修もかねて2年ほどは店舗へ配属されます。そのため、私も店舗窓口でお客様対応をしたり、コンシェルジュ業務を行ったり、法務以外の業務経験も積むことができました。

その後、入社から約半年という当初の予定よりも早い段階で(本社)法務部への配属が決まり、以降は基本的に本社で仕事をしていました。」

ーー本社配属後はずっと法務部でお仕事をされていたんですか?

「いいえ、本社に配属された後も部署間の異動は多々ありましたよ。

大半は法務部での仕事でしたが、ときには別部署・チームで法律関連の司令塔のような業務や店舗のサポート業務を行ったりしました。

前職を離れる前にいた最後の部署はコンプライアンス部門で、法務とはまた違った立場でコンプライアンスに携わる仕事をしていましたね。

社内転職のような経験を積みながら、本当に様々な経験を積んできました。」

ーーちなみに銀行の法務部ってどんなお仕事をされるんですか?



「そうですね…一般的な法務業務とは異なり、少し特殊な内容です。

事業会社さんの法務部は、契約書周りのことをみたり(チェックしたり)するのがメインの仕事。

ですが大きな銀行の場合だと、基本的にひな型通りに契約締結まで進められることが多いためかもしれませんが、経験上、法務部でチェックする契約書の量はそこまで多くありませんでした。

むしろそれ以外の、例えばお客様の相続に関するお話や、銀行特有の行政上の規則・決まりをどうやって守っていくかについて考えることが多いです。

また、お客様からお預かりしたお金をもとに行う投資運用に関する相談や、資産運用商品の販売に関するレギュレーションの整備等の業務もあります。さらにそれだけではなく、債権回収や裁判に関連する業務を担当することもあるんです。

難しい話になっちゃいましたよね。簡単にいうとお客様の財産を守りつつ、銀行の進むべき方向が間違っていないかを法的な観点からサポートしていたという感じです。」

ーー法務のお仕事を長期的に担当されてきて、大変だなと思ったことや、壁にぶつかったと感じることはありましたか?

「そうですね…。これは銀行に限らずなんですが、やっぱり法律的な考え方だけでは会社は発展していかない。これはピアラにいる今でも変わらず、法務の仕事で大変だと思うことの一つです。

会社がうまくいくためにはどういう判断・整理が必要なのか、という視点を持ちながら法律をみていく。『単純に法律でこうだから、こうやるしかないよね』というだけではダメ、私たちはそこを考え抜かなければいけないんです。

特に事業部に近い部署に異動して、自分自身が外からの視点で法務部をみるようになったときに利益と法律遵守のバランスはすごく考えましたね。

これがちゃんと考えられていないと、周りの人に納得してもらえないし、会社としてもいい方向へ進めない。『利益と法律遵守のバランス』については、今現在も悩むことがあります。」

『自分で判断して活躍できる会社で働きたい!』と、思ったのがきっかけでピアラへジョイン


ーー法務部や法務関連の部署で様々な経験を積み、順調にキャリアを積んでいく中、なぜ転職をしようと思ったんですか?

「大きな会社(銀行)で、大きな組織の中で法務部以外でも色々な業務を行い、それがいい経験にはなりました。ですが、やはり自分の中に『法務という立場で会社をみて、貢献したい』という想いがまず第一にあったこと。

そして大きな銀行だからこそなのですが、『この部署はこれ』『あの部署はこっち』と、業務幅が狭く、自身の裁量が少ないことも気になっていました。

銀行ってさきほどもお伝えした通り法務業務が少し特殊なんですよね。

だから、もっと広く一般的な法務業務に携わることで自分自身を成長させたり、活躍させたりしたいと強く考えたのがきっかけで転職を決意しました。」

ーーピアラへの入社を決めた理由を教えて下さい

「エージェント会社さんに登録し、何社か実際にお会いしたんですが、その中のピアラへ入社を決めました。

私は『もっと色々なことを自分自身で判断して、スピーディーに業務を進められる会社へいきたい』、『金融機関じゃないところがいい』と考えていたので、業界を変えて新しいことにチャレンジできる環境を探していたんです。

そして、自分の中にあるチャレンジ精神を実際に行動に移せそうだと感じたピアラへの入社を決めました。」

ーーなぜピアラでならチャレンジを実際に行動に移せる、自分で考えて行動できると思ったのでしょうか?


「ピアラは、チャレンジすることに対して『とりあえずやってみる?』と、行動へと促してくれる会社だなという印象を受けたからです。

『HPを見ただけでは色々なことをやれそうな会社ではあるけれども、実際に何をやっている企業なのかよく分からない』というのが本音でした。それが、面談や面接で社内のメンバーとたくさん話しをする中で『本当にこの会社ならなんでもできるんだ』と感じたんです。

あとは、ピアラの法務部はずっと少ない人数で頑張ってきているとお伺いして。
それまで大規模な法務部で経験してきた組織の構築方法だったり、ノウハウを還元できる環境があるかもしれないなと、思ったのも『ピアラでなら…!』と考えた理由の一つです。」

ーー実際に入社して、新しいチャレンジや自分で判断して行動できる場面はありましたか?入社前と後のギャップなどもあれば教えてください

「想像していた通りでしたね…!

入社してすぐに全てのMTGに入ってほしいといっていただいて、実際にあらゆるMTGへ参加させてもらい、その中でできることからどんどんやらせて(チャレンジさせて)もらいました。

また、これはギャップというか『(入社前の面談・面接で)みなさんがおっしゃっていた通りだ!』と思ったことですが、文化やスピード感の違いには最初戸惑いましたね。

ただこれは、自分が求めていたことでもあったので、その戸惑いもいつしか楽しめるようになりました。」

法律の観点から会社を支えられる人になりたい!

ーーピアラでまたは、個人として今後成し遂げたいことを教えてください

「法律の観点から会社を支えられるだけではなく、動かせるようになりたいと思っています。

法務に関する仕事って、やりたいことを法律と照らし合わせてチェックし、ブレーキをかける役割だと思っている方は多いですよね?

でも実際は違います。だから、様々な情報を集めて会社を前に進められるように、あらゆることを法的な観点から整理できる人間になりたい。

そのためには、ピアラメンバーの協力も必要不可欠です。

私自身も、もっとみなさんのお役に立てるように、相談に乗れるようにコミュニケーションを増やしていかなければいけないと思っています。

だからまずはみなさんにぜひ、私の顔を知ってもらって(法律に関することだけではなく)これから色々とお話ができたらいいなと考えています。」

ーーでは何か話のネタになる、Tさんの好きものを教えてください


「ん〜…あ、私はゾンビ映画が好きです!(笑)

映画を観に行く事自体好きなんですが、最近はコロナ禍の影響で行けないので、動画配信サービスを利用してゾンビ映画を観ています。

ゾンビものの作品なら結構幅広く好きで、欧米系のグロテスクなのも、日本の『カメラを止めるな』のようなコメディ要素の強いものも観ます!

この夏ゾンビ映画でヒヤッとしたい方はおすすめも紹介するので、ぜひ話しかけてください。」

ピアラでは『新しいことに前向きにチャレンジできる人』が活躍できる!

ーー最後に、ピアラで活躍できそうな人や、Tさんが一緒に働きたいと思うタイプについて教えてください

「ピアラでは『新しいことに前向きにチャレンジできる人』が活躍できると思います。

また、チャレンジも含めてですが、仕事を楽しんでいる人と私は働きたいですね。仕事を楽しめるかどうかって当事者意識にも繋がってくると思うので…!

自分が当てはまっているなと思う方や、ピアラに興味を持った方はぜひ、一度オフィスを訪れてみてください。」

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