こんにちは!人事担当の大神です。
今回は「元鉄道運転士」という経歴から、中途でペンシルに入社し、WEBプロデューサーとして活躍している「高田秀昭さん」にインタビューしました!
「新たな領域に飛び込んだからこそ描けたキャリア」について知れる記事となっていますので、ぜひ最後まで読んでみてください!

プロフィール
- お名前:高田秀昭 (たかだ ひであき) さん
- 入社:2022年(中途入社)
- 部署/職種:イノベーション・ジール事業部 WEBプロデューサー
- 前職:鉄道会社の運転士(駅係員→車掌→運転士を7年間経験)
- 趣味:英語学習、サッカー
目次
- WEBプロデューサーの仕事って?
- 鉄道からWEB業界へ――転職のきっかけ
- ペンシルを選んだ理由と入ってからの経験
- これから描く“グローバル”なキャリア
- 読んでくれた方へのメッセージ
① WEBプロデューサーのお仕事って?
ー 高田さん、今日はよろしくお願いいたします!早速ですが、今のお仕事内容を教えてください!
はい、よろしくお願いいたします!
現在、私はイノベーション・ジール事業部にて「WEBプロデューサー」として活動してます。
ー WEBプロデューサーってどんなお仕事ですか?
一言でいうと “クライアントの成功に導き、伴走する人”です!
どこか1つの領域だけでなく、クライアントの成功のために「コンサルティング」「ディレクション」「プロジェクトマネジメント」など「戦略設計から運用まで」プロデュースするお仕事です。
具体的な業務内容例として、
・クライアントのサイトを分析、課題を特定し、仮説立ての上で、改善に向けた提案をする
・実際にサイトを運用するために、デザイナーやエンジニアを巻き込んでディレクションをする
などしています。上記も沢山ある仕事のうちの一部ですが、幅広くやる分、やりがいもある仕事です。
入社して3年が経ちましたが、当初より大分仕事の動きが分かってきて「どのようにしたらクライアントに価値が提供できるのか?」の自分なりの答えが何となく分かってきました。
※ ディレクションとは:
└ クライアントのWEBサイトをより良くするにあたっての施策を、
専門家(デザイナー・エンジニアなど)とコミュニケーションを取りながら、
期日までに実装する全体進行を推進・管理するお仕事
② 鉄道会社からWEB業界へ――転職のきっかけ
ー 色んな知識や能力が求められそうですが、元々どのような仕事をされていたのですか?
実は前職は「鉄道会社」で働いていて、WEB系の仕事をやっていた訳ではありませんでした。
子供の頃から「電車を運転してみたいな!」という憧れがあり、鉄道会社に1社目で入社しました。
入社した最初の頃は、駅係員として「駅の切符の販売」から始まって、社内で車掌試験に受かり、最終的には鉄道の運転士をしてましたね。
ー 子供の頃の憧れを叶えたってことですね!鉄道会社での仕事でのやりがいは何でした?
そうですね。当時、担当していた路線が、事故が起きやすい区間で事故対応が多くて...
でもその時に、その駅に関わる全員でどう対応するかの役割をバーっと決めて、お客様のために動いていました。この「チーム一丸となって仕事」をするというのが、一番のやりがいでしたね。
実はこの経験は今でも活きています!
ペンシルのクライアントワークでも「チームでクライアントに喜んでもらう」というのが当たり前で、一人でできないことを協力してやった時に達成感を感じますね。
ー そこから全く違う業界への転職だったと思うのですが、それはどうしてだったのですか?
そうですね。2つくらい理由がありまして。
1つ目が、運転士の職種に対する先行きへの不安ですね。
コロナ禍で鉄道がほとんどストップして、会社の売上も半減して、このままではいけないなと感じました。それに加えて、鉄道も自動運転などの技術発展もあり、自分がここで働く理由は何だろうと改めて考え、転職を選びました。
2つ目が、興味があった「WEBマーケティング」を本業にしたい、と本気で思ったからです。
鉄道会社で働いていた当時「株式投資」も個人で行っており、スクールに通ってました。
そのスクールのWEBマーケターの方と一度だけお話をさせてもらった時に「ブログを書いてみたら?」と言われ、初めて「WEBマーケティング」と出会い、自分で「株式投資」のブログを書き始めたんですよね。
初めての経験だったのですが、自分がこだわっていることや感じていることなど、色々書いてみました。
こういったことって、普段はなかなか周りに伝えられないな、と書きながら思っていたのですが、そういった想いを綴り、世界に発信できるのが自分にとっては魅力に感じて!
「インターネットを通じて発信することで届く想いがある」というWEBマーケティングって面白いなと思いました。
そこから興味を持ち、独学でやっていたのですが、このタイミングで「やるなら今しかない」とWEBマーケティングの業界に入ることを決断しました。
もちろん勇気が必要な決断だったのですが、やった方が良いと思った瞬間が一番だと思い、決めましたね。
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③ ペンシルを選んだ理由と入ってからの経験
ー いろんな想いを背負っての転職だった訳ですね。
数ある会社からペンシルを選んだ理由は何だったのですか?
1つは、ペンシルでできる仕事の幅・領域の広さに惹かれたのがありました。
先ほどもお伝えした通り、クライアントの成功のために、一気通貫で伴奏をするので、できることも増えていく、成長できそうなイメージがありました。
実際にこの3年間も幅広く仕事をさせてもらいましたね。
今でも覚えているのは、初めて自分が最初から最後まで入って行うプロジェクトで、本当に自分に任せてくださって、クライアントの窓口に立ちながら、週次で打ち合わせをして。
裏で自分がスケジュールを立てて、企画も考えてみたいな、こんなにもまるっと任せてもらえるんだ、と思ってました。
色んな試行錯誤の連続でしたが、それがやりがいでしたし、楽しいなと思ってましたね。
もちろん、この3年間は悔しい経験も沢山しました。
エンジニアさんとのやりとりで上手くいかずご迷惑をおかけしたり、提案をさせていただく機会も何度かいただいたのですが、あまり刺さらず、悩んだり。
でもそれも含めて成長に繋がっているな、と感じてます。
ー 3年で様々な経験と成長をされたのですね!他に入社の決め手はありました?
もう1つが「ダイバーシティ」を掲げていたところですね。
ダイバーシティ・多様性ってこれからの時代に本当に求められるものだと思っていまして。
そこにフォーカスして、実際に行動されているところは魅力でした。
私も鉄道会社からWEBマーケティングの会社への転職活動をしていた訳ですが、当時のエージェントさんからは「基本通らないですよ」と言われていて、実際に書類選考で落とされてました。
その中で、ペンシルだけが書類が通り「マジか!受かった!」と驚きました。
そこから準備をする中でダイバーシティを掲げていることを知り、私のような経歴の方でも受け入れていることが「掲げていることを体現している会社だ」と感じ、入社を決めましたね。
実際に働いていても国籍もバックグラウンドも多様なメンバーが在籍してますからね!
そういった多様性という人の違いを「競争」ではなく「共創」に変えている と日々実感してます。
④ これから描く“グローバル”なキャリア
ー 今も活躍されている中で、今後はどんなキャリアを思い描いているのですか?
私がやりたいと思っているのは「ビジネスをつくる人」になること。
新しい価値を生み出していく、ということを、WEBという媒体をどう活かしながら行うか、に関して専門を持てるようになりたいと思ってます。
その上で、日本と海外を掛け合わせて価値を生む「グローバルプロデューサー」を目指しています。
私は英語が大好きなので、世界中のクライアントと仕事をしたいという想いがあるのと、日本と海外の掛け合わせで、色んな価値が生まれていくと思いますから、それを作っていける人になりたいです。ヨーロッパ・アメリカなどに進出していく一助を担えると最高ですね。
今、ペンシルでそういった取り組みを始めてますから、自分もそこに関わっていけるように成長できればと思ってます
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⑤ 読んでくださった方へのメッセージ
ー 最後に、これを読んでいる方へメッセージをください!
32歳で鉄道業界から飛び込んだ自分でも、WEBマーケティングに挑戦できました。
「『やりたい!』と思った瞬間こそ、動くタイミング」だと思ってますから、
ぜひご自身がやりたいと思ったことを大切にされてください!
そして未経験でも受け入れてくれる環境は必ずあります。一歩踏み出してみてください!
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
ペンシルでは、現在一緒に「ペンシルのこれから」を作っていただける方を募集しております。ぜひご応募お待ちしております!