【社員インタビュー(Vol.6)】【ヘルスケア事業】患者さまに『前みたいに元気に歩きたい!』を諦めさせないために!脳卒中リハビリパートナー責任者 髙根の挑戦
こんにちは!PeakVisorの片岡です。
実は、PeakVisorではコンサル事業以外にも新規事業に取り組んでおり、その1つとしてヘルスケア事業にも取り組んでいます!
そして、ヘルスケア事業として、ついに今月末の11月30日に脳卒中の後遺症に悩む方々に対するリハビリ施設を福島県福島市にオープンします!
その名も「脳卒中リハビリパートナー Bright」です。
本日はBrightの責任者であるBright代表の髙根さんに「Brightへの想い」などをはじめインタビューをした様子をお届けします!
【プロフィール】
◆名前:髙根さん
◆年齢:25歳
◆出身:福島県
◆マイブーム:山登り
山登りの様子
【インタビューに先立って】
そもそもなぜコンサルファームが福島県に脳卒中のリハビリ施設を立てるのか?
ご存知の方は、それほど多くないかもしれませんが、実は脳卒中をはじめ後遺症に対する保険内のリハビリは課題も多く、残念ながら後遺症(手足が動かしづらくなる、声がでなくなる等)からの回復を満足に達成できない状態で「保険期間内(最大180日)のリハビリ」が終わってしまうことも少なくありません。。。
近年では星野源さんも脳卒中になってしまったことが記憶に新しく、年齢に関わらず、発症してしまうことも特徴の1つです。
後遺症が十分に解消しない状態でリハビリが終わってしまうと、「1人で出掛けるのが大変」「トイレ/お風呂に入るときが心配」などをはじめ「職場復帰ができない」など、困難が待っており、そういった現状を「リハビリ難民」という言葉ができてしまうほどです。
そんな現状を知り、「なんとかしたい!」と思い、社内で知恵を絞った結果、近年注目を集めている「自費リハビリ」に目をつけ、自費リハビリによる「脳卒中リハビリ」の施設を立て、「リハビリ難民」問題を解決すべく、今月オープンする運びとなりました!
また、なぜ福島県なのかというと、実は福島県は人口比でいうと、脳卒中の患者数が全国で1,2位を争おうエリアのため、「脳卒中リハビリで困っている方が多くいるのでは?」と考えたためです。
※福島県が脳卒中が多い原因として、様々な憶測がありますが、塩分の多い食生活や、盆地のため1日の気温差が大きいなどが原因と言われています
以下、髙根さんへのインタビューです!
生活の資本である身体を支える仕事への憧れ
-- 髙根さんは病院で理学療法士として活躍されていたと思いますが、もともと理学療法士を目指したキッカケってなんだったの?
自分は学生時代にサッカーをやっていて、やっぱりサッカーをしているとケガは付きものだったんですけど、その時に柔道整復師の先生にお世話になっていました。
その際に、身体が資本とはよく言いますけど、「身体を支える仕事っていいなぁ」と思い、今の職につきました!
また実際に理学療法士になって、様々な患者さんのリハビリに向き合い、徐々に回復していく様子をみつつ、「ありがとう!」と言われるたびに「この仕事を選んで良かった!」と実感します!
自費リハビリへの興味のキッカケは『悔しさ』
-- そんな中で自費リハビリに興味をもったキッカケってなんだったの?
これは自分が2年目の時の1人の患者さんがキッカケで、その方も脳卒中の後遺症で当時働いていた病院にいらっしゃっていて、歩くことに影響がでておられました。
僕らはホープ(Hope:目指したい状態)っていう言葉を使うんですけど、その方は「元気に歩けるようになりたい!」がホープでした。
ただ、今の日本の保険制度だと保険内で受けられるリハビリって期間(最大180日)が決まっていて、その方はホープを十分に達成しない状況で保険内リハビリ期間が終わってしまいました。
これが僕的にはメチャクチャ悔しくって、自分のスキルをもっと上げないと思いました。
でも、自分のスキルだけでは越えられない壁が今のリハビリに対する保険制度にはあるなと思い、考えまくって、たどり着いた答えが自費リハビリだったんです!そこから色々と自費リハビリについて調べました!
-- なるほど。確かに患者さんはもちろん髙根さんもベストを尽くしたにも関わらず、患者さんのホープが満足に達成できなかったってのは、なかなかきついねー
そうですねー!やっぱり一番近くでリハビリを頑張ってるのをみてるので、もっと長い期間、一緒にやれば、もっと良くなるのにって思いながら、リハビリ期間が終わってしまうのはきつかったすねー、、
『今』、福島で『自分』がしないといけないと思った
-- そこからBrightの求人に応募したキッカケはなんだったの?
さっき話した経験から、自費リハビリをしたいとは思っていたものの、当時、福島に自費リハの施設ってなくて、「自費リハ施設できないかなぁ」と思ってたときに、「【新規開業】脳梗塞の自費リハ施設の代表募集中」という求人を見つけました。それがBrightの求人だったんです。
最初はPeakVisorっていう医療法人でもない東京のITの会社が出してる求人だったし、「いきなり代表って大丈夫なのか?」とか一瞬思ったんですけど、前述したような患者さんを少しでも減らすためには「今、ここで代表になるしかない!」と思ったのがキッカケです!
-- そうだったんですね!当時、面接担当した内間さんから僕が聞いたのは、「髙根さん、めっちゃいい!探していた理想像!」って聞きました笑 髙根さんは求人を出してから最初に応募してくれた方だったので、「最初から大当たりでたじゃん」って話したのを今でも覚えてます!
そうだったんですね!!笑
Brightと髙根さん
福島県のリハビリのレベルアップと地域への想い
-- いよいよBrightがオープンするけど、今後どんな場所にしていきたいですか??
2つあって、やっぱり「Brightという場を通して、福島市を盛り上げていきたい」というのと、これは福島市だけではなく「福島県全体のリハビリのレベルアップをしたい」というのがあります!
特に「福島県全体のリハビリのレベルアップをしたい」に関しては、やっぱり東京とかと比べると、リハビリのレベルって、どうしても地方はレベルダウンしてしまう部分があるので、Brightという場所を使って、若手の育成とかにも寄与していきたいと思ってます!たとえば若手を集めて、勉強会とかもできたらいいなと思います!
また、せっかくITに強いPeakVisorのなかで自費リハに取り組んでいるので、コンサルメンバーとも連携しながら、ITを使って「より、ホープを実現する手法」も模索していきたいと思ってます!
-- いいっすねー!!VRとか相性よさそうですよねー!!
そうですよね!先日大阪にリハビリ関連の学会発表を見に行ったんですけど、そこでもVRを使ったリハビリの発表もあったので、新しい技術もどんどん活用していきたいです!!
福島県のリハビリのレベルアップと地域への想い
-- 髙根さん自身、自費リハにトライしていくうえで不安に感じる部分はあります?
不安はないです!代表として、Brightに来ていただく方に向き合って、満足いくまで尽力するだけだと思っています!
-- 頼もしい!!!!
ただ、1個だけ気をつけなきゃいけないなって思ってるのは、やっぱり180日の保険内リハビリが終わってから、Brightに来る方が多いので、保険内リハビリが始まったときと比べるとリハビリへの熱量が下がってしまう方も少なくないと思っています。
僕が病院にいた際はリハビリ1日目からなので「こうなりたい!!」って想いが一番強い時期に接する機会が多かったのですが、Brightでは少なくても180日経過後なので、少し身体不自由な部分があったとしてもそれが、その人にとっての「スタンダード」って認識に変わってしまっているケースも少なくないと思います。
そうした方々の「ホープ」への向き合い方はすごく慎重になる必要があると思ってます!
「絶対、こうあるべき」っていうエゴを押し付けるのではなく、しっかりと時間をかけて会話をしながら、「その人にとってのホープ」を一緒に描き、そこへサポートしていくことを心がけようと思っています!
-- 素晴らしいね!まさにPeakVisorの「共に描き、そして導く」っていう理念どおりですね!
ですね!!!
以上、髙根さんへのインタビューでした!
PeakVisorではコンサルに限らず、様々な事業に挑戦中です!
コンサルに限らず、髙根さんと共にリハビリ事業に取り組みたい方も大募集中です!!
興味があれば、まずはカジュアル面談からお話ししましょう!!!