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僕らは物流業界の“何でも屋さん”と呼ばれたい。人材会社にいた僕がPALに関わる理由

はじめまして、こんにちわ!マーケティングの馬庭です。

現在、当社PALはチャレンジングに新しい事業を推進しています。今回はそれぞれのメンバーにインタビューし、当社の魅力。そして、働くメンバーについて紹介させていただきます。

今回は、テックやデータを用いてより生産性を高めていく為の、物流業界に適合する人材をご提案するべく事業を推進していく、「ロジピー キャリア」の立ち上げに関わる足立に、物流業界の課題やPALが今後描く未来の話を聞いてみました。


物流業界の課題やPALが今後描く未来の話

物流に最適なソリューションを提供することを掲げているPAL。物流業界に携わる人々が、より生産性高く働けるようになること、一般の人々が、日々不便を感じることなく生活できること。PALが願っているのは、そんな人々や街全体が成長する未来です。

今よりも幸せな未来を描くために、PALでは新しく物流業界のハイクラス人材に特化した人材紹介サービス「ロジピー キャリア」を立ち上げることになりました。デジタルシフトを求められる物流業界のなかで、IT業界の人材を物流業界に取り込むといった動きを求められています。

「ロジピー キャリア」が目指す物流業界の人材流動性を高める取り組みは、これからの社会に大きな影響をもたらすことでしょう。

最初のキャリアはVC。いつしか物流の世界に魅せられて

経営企画 マネージャー 足立吉弘

ー 足立のファーストキャリアはベンチャーキャピタル(VC)からはじまります。大学を卒業後、新卒でVCに入社。しかし、入社後まもなく訪れたリーマンショックにより、VCは総倒れ。退職を余儀なくされました。

足立:リーマンショック以降、すぐさま早期退職者を会社が募るようになっていたんです。「これはまずいな」と感じて、すぐさま退職願を提出しました。

ー VCは退職したものの、足立がVCに入社した大きな理由は「ベンチャー企業を支援したい」という強い想いがあったからでした。そこで、なんとかベンチャー企業の支援を続けられないかと考えて、とある人材紹介会社へ就職先を見つけるために足を運びます。

足立:可能なら再びVCに入社してベンチャー企業の支援に従事したいと思っていたんです。しかし、僕が転職活動をしていたのは2011年のこと。まだまだどのVCも立ち直っていない時期だったので、人材紹介会社の方に「VCは難しいです」と断わられてしまいました。

ー 足立の願いはベンチャー企業を支援すること。もしもその願いが叶うのであれば、なにもVCばかりが就職先ではありません。転職相談のつもりで訪れた人材紹介会社の人から「うちに来たら?」と誘われ、そのまま採用面接を受けることに。

足立:採用の面からベンチャー企業のためになることができるだろうと踏んでの転職でした。転職後は、求人広告の営業として町の中小企業をメインに広告を販売していましたね。

ー ところが、足立が携わった業務は、正直なところ大きなやりがいを感じられるものではありませんでした。そこで、通常の業務の傍らで、企業の資金調達サポートを行いはじめました。

足立:当時勤めていた会社では、ベンチャー企業には求人広告が高すぎて掲載が難しくて。これでは意味がないと感じて、自分は自分で資金調達に悩んでいる企業のもとに足を運んで調達までのサポートをしていました。会社員兼VCのような働きですね。

そうしているうちに、「会社に勤める意味とは?」と会社員でいることそのものに疑問を覚えました。2012年の秋には、自分ひとりでやってみようと考え独立します。独立後は、関西でベンチャー企業の資金調達・人材採用支援を行なっていました。

足立:新卒で入社したVCに、今PALで働いている人間がいたんです。僕の教育担当を務めていた芦田という人物でした。独立したタイミングで、彼から連絡をもらったんです。それが、僕と物流業界の出会いです。

人材採用の能力を見込まれて、PALに参画を決めた

ー 芦田は当時、PALの業務委託として人材採用業務を担当。社長である辻の思いを受けて、人材的にも大きな変動が起きていたPAL。足立に声がかかったのは、ロジピーキャリアの構想が進んでいるタイミングでした。

足立:物流業界にIT人材を増やす目的立ち上げる新規事業にあわせて、人材紹介の知見がある人材を探しているということでした。話を聞いて、物流業界にIT人材が必要と言う話に共感できたので、事業の立ち上げを手伝うことにしました。

ー 「ロジピー キャリア」の事業が動きはじめたのは、今年5月のこと。足立へのオーダーは、WebやIT業界の知見がある人材を物流業界に呼び込むのはそう簡単ではないから、人材採用の目線からコミットして欲しいというもの。

足立:物流業界に人材がいないのであれば、人材紹介サービスを起点にPALから情報発信の場ができるのではないかと考えたんです。そこで、人材紹介会社にまず必要なCA(キャリアアドバイザー)の採用からはじめています。

物流業界のCAという特殊なポジションに必要な要件は、物流業界を変えていきたいという熱意。それが一番重要です。物流業界に深く関わりたい意思を持った人材であり、そして、人と深く話ができるコミュニケーション能力を持っていること。

物流業界はなかなか知られていないことも多いので、外部採用がすごく難しい。これからの時代のためにデジタルシフトを目的とした採用を行うとなると、グローバルな視点だって必要かもしれない。物流業界は、特徴を持った求人が他数あります。だから、難しい事業に取り組んでいるのだという自覚があります。

物流業界では、多くの仕事は人と人のハブになることを求められます。たとえば、メーカーと卸先の店舗。たとえば、倉庫と届け先の自宅。運ぶ仕事をする以上、関わる人が両方向に存在するのです。

ー 「ロジピー キャリア」を立ち上げる上では、これらを理解して伝達できる人材を求めなければならない。現在の足立の苦悩は、立ち上げにおける人材確保といっても過言ではない。

足立:まだ経験したことない領域の人材を採用しようとしているので、難しさは数多くありますね。CAと名はついていながらも、存在としては物流業界全体を良くするための人事のようなポジションですから。

物流業界の何でも屋に、PALはなれるのか?

ー 業務委託ながらも、物流業界に強い課題感と期待を抱いている足立。「物流業界に携わる一番のおもしろさってなんですか?」と問いを投げかけてみました。

足立:いろいろありますよ。まずは、自分のスキルを活かせるおもしろみもあるし、PALは物流業界をきっと変えるだろうと感じられる会社でもありますから。だから、PALが今考えている事業や「ロジピー キャリア」を中心にして、今後業界全体に一気にイノベーションを起こしていきたいと考えています。

ー VCを経験してベンチャーの資金調達・採用支援を経て、人材紹介会社、独立とキャリアを進んだ足立。さまざまなキャリア選択のなかで足立が感じた思いは、PALに関わる理由にも大きく反映されていたといいます。

足立:物流は、現在だとIT人材採用の土壌があまりできていない業界なんです。しっかりと特化してまじめに積み上げていけば絶対に伸びるはずの業界なのに、誰もやらない。みんな失敗したら嫌ですから。最初の一歩を踏み出すのは勇気のいることです。そんな課題感はベンチャー企業を支援しているときにもずっと感じていました。つまり、業界は違えど、僕は同じ課題感を持った仲間を救いたいと感じる人間なのだと思います。

ー 人材業界に携わってきた足立から見て、物流業界の現状は疲弊したものだといいます。だからこそ、これからのPALの取り組みによってもっともっと盛り上げるべき市場なのです。

足立:人材業界にいたときから、物流業界は疲弊している印象を強く持たれがちな業界でした。それは、今も昔も変わっていないと思います。だからこそ、そのイメージを払拭するためのきっかけのひとつにデジタルシフトはなるのではないかと考えています。業界の負を解消することで、きっと今よりも注目されて、おもしろいと感じてくれる人が増える業界になるはずです。

物流業界に残された負は、さまざまな場面で見られます。そして、それらを解決する担い手がいないこともまた、事実です。そんな負に、PALは対応しようとしています。

「PALがいたから物流業界は変わった」
「物流業界で困ったことがあったら、PALに聞いてみよう」

そう思われる存在に、PALはなれるのかどうか。これから先の取り組みで、物流業界の動向は一気に変わることでしょう。



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