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【プロジェクトリーダー インタビュー】新卒入社6年目でリーダーに抜擢! 大型プロジェクトの上流工程の経験が、キャリアアップを後押し!

こんにちは! パクテラ・テクノロジー・ジャパン(以下、パクテラ)の採用担当です。

パクテラは、グローバルで4万名を超える社員が在籍するグローバルITファームの日本法人です。保険や製造業、自動車や医療機器メーカーなど様々な業界に、ビジネス/ITコンサルティング、ソリューション、アウトソーシングサービスを提供しています。 

今回は、新卒でパクテラに入社し、保険事業開発部でプロジェクトリーダーとして活躍する、李 坤(リ コン)さんにインタビュー。リーダーに至るまでのキャリアや、リーダーとして大切にしていること、変化した働き方、今後の目標などについて語ってもらいました。ぜひ、最後までご覧ください!



海外開発拠点や大型プロジェクトを経験し、着実にスキルを磨いてきた

ーー 新卒でパクテラに入社した理由を教えてください

中国の大学を卒業して来日し、日本の大学院で統計学を専攻していました。IT技術を使って統計データを処理し、経済事情を分析する研究を行っていたのですが、データ処理のために、Pythonなどプログラミングの知識も身につけたことが、現在のエンジニアとしての礎になっています。

金融とITを掛け合わせた領域で仕事がしたいと考え、フィンテック企業を志望して就職活動をする中でパクテラに出会いました。多国籍のメンバーがいるダイバーシティな環境であること、また当時面接をしてくれた部長のお話から、金融業界のテクノロジーに強みがあることがわかり、ここでなら自分が希望する仕事ができると考え、入社を決めました。

ーー 入社した際に、どのようなキャリアをイメージしていましたか?

入社して3年間は、メンバーとして基本的な業務スキルを身につけることに集中し、4年目からは、サブリーダーやリーダーとして、少しずつチームをリードする存在になりたいとイメージしていました。

現場で経験を積み、リーダーシップやマネジメントのスキルを強化して、さまざまなプロジェクトに活かしていきたいと考えていました。

ーー 入社後のキャリアとリーダーになるまでの過程について教えてください

入社後は外部研修と半年間のOJTを通して基礎的な業務を経験したあと、プロジェクトに配属されました。当時のチームリーダーから、将来的なキャリアを見据えて技術力を強化するために「大連開発センターに行ってみないか?」と提案を受け、2020年の1月から3カ月間、短期出張のかたちで大連に滞在しました。当時、大連開発センターでのOJTは、会社として初めてのことだったのですが、期待をかけていただいたことと、確実に自分のキャリアのプラスになると考え、決意しました。

大連では、プロジェクトマネジメントに必要な開発の一連の流れについて学ぶことができました。帰国後はその経験を活かし、ブリッジSEとして生命保険会社のシステムの保守運用を担当、サブリーダーとして進捗管理などの経験を積みました。

その後、同じ保険業界で、パクテラとしてチャレンジングな大型案件があり、初めての出向メンバーに選んでいただきました。この出向はお客様先への出向であり、互いの連携・協力体制の強化によるビジネスの成長を目的としていました。この案件で、お客様とのコミュニケーションやプロジェクトマネジメントについて、さらにスキルアップすることができ、リーダーとしての経験値を上げることができたと思っています。

約2年間の出向を経て昨年3月にパクテラに戻ってからは、新しいチームが立ち上がり、本格的にプロジェクトリーダーを任されました。外資生命保険会社の基幹システムの保守と新規開発に関わる一連の業務を担当しています。具体的には、契約が成立した保険料の請求、契約内容の変更、解約に関わるシステムの開発です。

当初は2名体制でしたが、来月から4名に増員される予定です。

ーー 入社当時と現在で、キャリアイメージのギャップはありますか?

キャリアそのものにはギャップは感じていませんが、ここまでに至る過程についてはギャップがあったかもしれません。というのも、大連に出張したり、お客様先に出向したりといったことは、入社当時は全くイメージしていなかったからです。

パクテラでも珍しいキャリアなので、その過程で得た経験が他のメンバーの参考になれば嬉しいですし、またパクテラ社内でも現在、有名な研修を受ける機会が増えるなど外部研修制度の仕組みが整ってきているので、そういった機会も利用して、自分自身やメンバーのスキルアップに活かしていけたらと思っています。

ーー 成長を感じたプロジェクトについて教えてください

一番成長を感じたのは、お客様先に出向して担当したプロジェクトです。プロジェクト管理や、調整、そしてお客様とのコミュニケーションについて、2年間で相当に鍛えられました。

規模が大きく、複数の部署にまたがるプロジェクトだったことから、難易度も高く、さまざまなステークホルダーとの調整が必要でした。多くの要素の優先順位をつけて、同時に管理する力が鍛えられましたし、リスク管理にも対応しました。

一番苦労したのは、お客様とのコミュニケーションです。人によってコミュニケーションスタイルが異なるため、お客様により適切なコミュニケーション方法は変わってきます。どんな人に対しても柔軟に対応できることが、リーダーとして重要なスキルだと実感しました。

プロジェクトを通して、自分なりのリーダー像を獲得することができ、大きな成長につながったと思います。

問題解決力が、リーダーにとって最も重要なスキル。困難に向き合い、楽しみながら乗り越えてきた


ーー チームの役割分担と、現在の業務内容について教えてください

チームメンバーは開発とテストの業務を担当し、私は全体を管理しながら、お客様との交渉や報告、メンバーが作成した成果物のレビューといった業務を中心に担当しています。

メンバーの育成も大切な業務のため、現在は、新規メンバー受け入れのためのプログラムの作成も行っており、個々のスキルに合わせてカリキュラムを検討しています。

ーー リーダーとして、求められているのはどのようなことだと思いますか?

最も必要とされるのは、問題解決力だと考えています。時間的な制約がある中で、的確に原因を分析し解決策を見出して、どのようにステークホルダーとの調整を行っていくのか、リーダーのスキルが問われるところです。

解決策を見出すのと同時に、振り返りをし、対策を講じることも大切です。困難が伴いますが、リーダーとして大変やりがいを感じる部分であり、そうした困難を乗り越える度に、経験値やスキルの向上につながっていることを実感しています。

また、同じように重要なのが、パクテラとして提出する成果物の品質管理です。私が最終的なチェックをするのですが、適切でないものを提出してしまっては、お客様の信頼を失いかねません。品質を管理する技術的なスキルの重要性も高まっていると思います。

そして、メンバーの育成も重要です。次世代のリーダーを担う人材の育成をするとともに、それを通じて自分自身もさらにスキルアップしていきたいと考えています。

ーー リーダーになってから、大変だったことについて教えてください

IT業界ではよくあることだと思いますが、リリースの直前になってお客様から新機能の追加依頼をいただき、急遽、計画の変更を検討したことがありました。

まずはお客様から要件を伺い、現状のリソースの確認、緊急度やそれに準じた優先度を検討し、あらゆる角度から情報を整理しました。そのうえで代替策を用意し、お客様に説明を行ったところ、きちんと納得していただけるかたちで、次期タームでの開発要件に入れることで落ち着きました。

お客様とはもちろん、チームメンバーとの密なコミュニケーションがあったからこそ対応できた事例だと思います。

ーー チームで仕事をするうえで、大切にしていることはどのようなことでしょうか?

誰でも自由に発言できる雰囲気づくりをすることです。新しいメンバーにも強みや経験をどんどん活かしてもらいたいので、発言しやすい環境づくりに配慮しています。

フィードバックも積極的に行っていますし、トラブルがあったときにもスムーズに連携し対応するためには、日頃からのコミュニケーションが大切だと考えています。

仕事以外の趣味の話もよくしますね。私はスキーが趣味なのですが、最近は「今年はどんなスキー場を予約する?」といったことが話題になっています。

ーー リーダーになったことで変化した働き方について教えてください

変わらない部分と、変わった部分があると思います。

チーム一体となって仕事を進めていくための努力や、スキルアップ・技術力の向上のために努力することは変わらない部分です。

反対に、リーダーになって変わったことは、チームの窓口として外部のステークホルダーとの調整が増えたことです。また案件全体を見渡して、より上流工程の要件定義に関わることが増えたことも大きな変化です。

ミーティングが多くなり、作業する時間が減ってしまった分、タスク管理により力を入れるようになりました。業務管理ツールなどを利用して時間を捻出しています。

パクテラには、ダイバーシティであたたかいカルチャーがある。安心して努力し続けられる環境


ーー パクテラのカルチャーについてどのように感じていますか?

入社前の印象どおり多様性を重視し、家族のようなあたたかさのあるカルチャーだと思います。多国籍で留学経験がある人も多く、さまざまなバックグラウンドを持っているメンバーが在籍しているので、イノベーションが生まれやすい環境だと思います。

また仕事上の助け合いはもちろん、時にはプライベートの相談もするほどの、家族のような関係性があります。同じ部署のメンバーと、家族を連れて旅行に行くこともあります。

”Pactera Day”という社内イベントもあり、交流をとても大切にしている会社ですね。

ーー 今後のキャリアの目標について教えてください

短期的には、チームの拡大やメンバーの育成に取り組んでいきたいと思っています。

育成を通して自分自身もスキルアップし、長期的には、マネージャーのポジションに昇進することを目標にしています。予算管理やリソース管理を含めたマネジメント全体を担い、新たな領域にチャレンジし、自分の可能性を広げていきたいですね。

ーー 今後リーダーを目指す方へのアドバイスをお願いします!

まずは、自分の強みや弱みをきちんと把握することが重要だと思います。強みを活かし、弱みについてはどうすれば補えるのか、自ら勉強し努力することが大切です。チームですので、足りない部分をチームメンバーから補完してもらえることもあるかもしれません。自分自身の成長には、継続的に学び続ける姿勢が何よりも大切ですし、他の人からもらうフィードバックも柔軟に受け入れる姿勢も必要だと思います。

リーダーに求められる問題解決力については、経験から培われる部分が大きいと思うので、日常生活でも学び続ける姿勢を大切に、ぜひチャレンジしていただきたいです!

ーー どんな方と一緒に働きたいですか?

コミュニケーションスキルが高く、積極的で前向きな人です。

コミュニケーションについては、ロジカルに説明できるスキルも大切ですが、傾聴力も大切だと考えています。違う意見を聞くことができるからこそ、建設的なディスカッションが可能になるからです。

チーム全体で成長することが大切だと考えているので、積極的で前向きな人であればきっとよい影響をもたらしてくれると思います。そのような方のジョインを、ぜひお待ちしています!



いかがでしたでしょうか? パクテラでは若くしてリーダーに抜擢される環境があります。スキルアップ・キャリアアップを目指している方は、一度お話してみませんか? ご応募、お待ちしております!


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