就活生の皆さんにとって、会社の雰囲気、働く社員の人柄の分かるインタビューは貴重な情報源となっています。今回は、この4月に入社2年目となった社員3名と杉山社長に、パクテラ・コンサルティング・ジャパン(PCJ)株式会社(以下、パクテラ)で感じること、今後、若手社員に求めること、目指す組織像について語っていただきました!
【プロフィール】
杉山 周平 パクテラ・コンサルティング・ジャパン株式会社 代表取締役社長 (写真左)
海外大学を卒業後、米系大手証券会社の投資銀行部門に入社。その後、米系ITベンダー、仏系SIerを経て2015年にパクテラ・コンサルティング・ジャパン株式会社に入社。入社後は、主に金融業界・製造業界を対象に戦略立案、リスク分析、ITシステム導入、グローバル展開支援などを手掛ける。2019年10月より代表取締役社長に就任し、現在に至る。
松川(写真中央)
2023年4月にパクテラ・コンサルティング・ジャパン新卒入社。学生時代に個人経営カフェの業務改善およびSNSマーケティング戦略立案・実行までを一貫して経験。現在はセキュリティ関連PJに従事。
田口(写真右)
パクテラ・コンサルティング・ジャパン株式会社 新卒採用担当
楢原(写真左)
2023年4月にパクテラ・コンサルティング・ジャパン新卒入社。生命保険会社のIT推進部にて、デジタルコンテンツ開発を支援。その後、SIerの金融事業部にて、地方銀行向けアプリ開発プロジェクトのPM、PMO業務に従事。
遠藤(写真右)
2023年4月、パクテラ・コンサルティング・ジャパン新卒入社。私立文系大学を卒業後、2023年4月パクテラに入社。その後、国内生命保険会社のシステム開発プロジェクトにPMOとして参画 。
パクテラってこんな会社。2年目社員に入社後のギャップを聞いてみた
ーー自己紹介と、パクテラに入社した理由を教えてください
松川:大阪府出身の松川です。パクテラに入社し、東京で勤務をしています。現在は、セキュリティ・コンサルティング事業部(以下、SCG)のプロジェクトに従事しています。セキュリティ教育のeラーニングプラットフォーム運用支援に関するプロジェクトで、教育方針や教育のプランニングについて、クライアントと話し合いながら実行しています。
パクテラへは、カジュアル面談、そして面接でお話した社員の印象がとても良く、働く人の雰囲気が自分と似ていると感じ、入社を決めました。
楢原:楢原です。現在は、大手IT企業のアプリ開発プロジェクトでPM・PMO(Project Management Office)案件に携わっています。また、開発全体の改善なども行っています。
私はコンサルタントという仕事に憧れを持っていたものの、コンサルというと優秀な方々ばかりというイメージがありました。自分には難しいのではないかと就職活動当初は、コンサルを対象にしていませんでしたが、就活サイトでパクテラを知り、話を聞く中で、応募に至りました。結果パクテラを受け、今まであまり関わりがなかったタイプの方々と出会えてとても良い刺激を受けているため、今ではチャレンジして良かったと思っています。
遠藤:遠藤です。大手生命保険会社の情報システム部の支援をしています。システムで管理できていなかった、環境、社会、企業統治を考慮し投資活動を行う、ESG投融資を管理するために、システム開発を行うプロジェクトです。パクテラ・テクノロジー・ジャパン(以下、PTJ)と協力し、1年をかけた大きなプロジェクトに携わっています。
私は当初からIT×コンサル業界に絞って就職活動を行っていました。今後のIT業界の可能性や、自分の適性とマッチしていると感じたためです。その中でもパクテラは、規模として大きくはないものの、とても活気があると感じたことが入社の決め手でした。
ーー入社をしてみて、ギャップはありましたか
松川:実際に入社をしてみると、面白い方がたくさんいました。特にSCGは人のことが好きな方が多いため、仕事の話以外にも会話が弾みますし、さまざまなアクティビティも一緒に行ったりします。パクテラは、皆仕事をしっかりとしながらも、人間関係もドライでなく、社内の雰囲気が良いと感じます。
人と人との距離がとても近いんですよね。自分よりも役職が上で、日系企業であればおそらく話すことや、社内で関わることすらできない方々とも、交流会やKeg Party(四半期に一度パクテラ社内で行うイベント)、忘年会等で話す機会があることは、とても貴重だと思っていますし、良いギャップだと感じています。
楢原:イメージ通り、自分で考え、どんどん動いていく、手の届かないような優秀な方も多くいらっしゃいますが、接しやすく話しやすい方もたくさんいて、その点が良いギャップでしたね。
遠藤:最初に感じたのは、一口にコンサルと言っても、とても業務が多様だという事でした。新卒入社の仲間が入っているプロジェクトの内容を聞いても、自分と全く異なる案件に入っておりとても興味深いです。また、活気があるという入社以前のイメージは、まさにそのままでした!オフィスに出社すれば必ず誰かいて、それぞれのプロジェクトのことをカジュアルに話したり、和気あいあいとしたりといった雰囲気があります。
ーー杉山社長にも、入社当時のことを聞いてみましょう
杉山:そうですね。私は元々IT業界出身ですが、コンサル業界を選んだ理由は…正直、コンサル業界の在り方に疑問を抱かずにはいられなかったことでしょうか。ITの専門家ではないコンサルタントが、なぜITに携わる自分たちよりも単価が高いんだということにずっと疑念を抱いていました。では、自分たちが、ITの知識を存分に活かしたコンサルをすることで単価とサービスがマッチしたものを提供したらいいのではないかと思ったことが、コンサル業界を選んだきっかけでしたね。
今は代表という立場ですが、入社当時は創業したばかりで、社員は私を含め3人で仕事をしていました。やりたいことが何でもできる会社を作りたいと思って入社をしましたが、もちろん全てが思い通りに進んだわけではありません。10年経ち状況は変わり、PTJと協働するプロジェクトもようやく増えてきて、「ここからやっていくぞ」というところです。
パクテラはこれからどうなる?杉山社長と若手社員の考える、パクテラが目指すカタチ
ーーパクテラで実際に働いてみてどのように感じていますか
松川:私はコンサルというと、スライドを見栄え良く作ったり、Excelを使いこなしたり、お客様に対して、何か大きな提案をしたり…といったような仕事をイメージしていました。コンサルのそういった側面はもちろんありますが、実際にはそれだけでなく、プロジェクトの下準備をしたり、自分が手を動かして何かをする部分も多くあります。今は教育コンテンツを自分で考え、形にし、クライアントに納品するという作業もあります。戦略だけを考えて外部の人という立ち位置で意見を言うだけのコンサルではなく、戦略から実行までワンストップで行っています。よりクライアントのために何ができるか考え行動する、実行支援にも近いコンサルだと感じています。
楢原:実行支援というのは、私も感じています。実際に自分の仕事の中でも実行部分は大きな比率を占めていますね。現在のプロジェクトでは、パクテラのメンバーの方がクライアントの人数よりも多いくらいの規模感で、実行をしていくというところは、まさにといった感じです。
遠藤:確かにそうですね。私はクライアントに提供するサービスの品質や、開発の品質には強く意識を向けて仕事をしていますが、皆さんにもそのような印象を受けますね。
ーーCUでの取り組みも含め、パクテラにはどのような文化がありますか、また、どのような組織となることを目指していますか
楢原:周囲と比較して勝ちたいと思うより、自分の関わる案件において、もっとクライアントの役に立てるように、色々な知識を身につけたい、もっとこうしていきたいという考えの方が多いと感じます。
今年から、CU(若手層を対象とした研修)が開始されました。このような会合や研修の場を作り、身につけるべき基礎知識を学び、1年後にどのくらいスキルが高まったのかが分かる、見える化された組織になると、よりやりがいも感じられると思います。
松川:そうですね。私が大切にしているのは、研修で学んだ、知識、スキルを、仕事のどの部分に活かしていけるかと当てはめて考えることです。そして、このプロジェクトを成功させるために何ができるのか、自分がやらなくてはという当事者意識を持つことも大切にしています。自分が仕事を行う意義を見つけることによって、仕事に価値を出していけるのだと思います。
杉山:今やっていることが将来何に繋がるのか、自分のやりたいことにどのように紐付いていくのかと考える方は非常に多いです。皆さんには、そのように考えすぎるのではなく、「これからやることは、すべて何かの土台になっている」と考え、まずは目先のことを完璧に、誰よりも早く正確にできるようにしていく、それを積み重ねていっていただきたいです。それが土台となり、3年後、5年後に役立つものになっていきます。
遠藤:私はシステム開発支援でプロジェクトに入っていますが、IT開発経験がないところをどうやって超えて行くのか試行錯誤しています。この1年は、周りの先輩やお客様に教えてもらいながら仕事を進めていました。パクテラは、挑戦したいと手をあげれば、経験の有無にかかわらず後押ししてくれる環境がありますが、それを成し遂げるための分自分自身の努力も重要になってきます。そんな中で、どうやったらお客様にコンサルとしての価値を感じていただけるのか考えながら業務にあたっています。
杉山:コンサル業界において、経験した年月というのは仕事の出来にかなり影響すると思うんですよ。皆さんのイメージする、クライアントにパッと役立つ意見を出せるコンサルはほんの一握りです。若手のうちからコンサル業界で勝てる人材になるためには、人よりも目立って活躍できる、「自分の領域」を持つことが大切だと思います。ベテランとすべてで競い合う必要はないです。中途半端に色々なことをやっていくより、周りから見た時に、「この領域だったら、遠藤さん。この領域は楢原さん。」といったようにプロジェクトに引っ張られたら嬉しいじゃないですか。パクテラは、自分が目立てるところで勝負する、勝負できる、そのような領域を自分の中で見つけていけるような組織でありたいと思っています。
松川:なるほど…。全部できるようにではなく、自分が目立てるところで勝負する。パクテラの中で活躍できる場所を自分で見つけ、自分のタイミングでチャレンジしていける、そんな会社だったらいいですよね。
入社2年目。3人が語る、今年の目標は?
ーーそれぞれの目標を教えてください
遠藤:はい、自分のプロジェクトの話になりますが、システムの開発プロセス、要件定義からテストまですべてを一人で経験し、全体像を把握していくことが今後の目標です!
松川:今日の話を聞いて、一つのことについて、どうやったらいいのだろうと打算的に考えすぎず、まずは暗中模索でもやってみて、結果を出す、それを繰り返して力をつけていくというやり方にもチャレンジしたいと思いました。
楢原:私も、まずは今入っているプロジェクトに全力投球するということを目標とし、アプリ開発といったITの知識を一通りしっかり身につけたいと思っています。また、今後は違う案件にも入り、色々な経験をしたいと考えているので、自分が得た知識をドキュメント等に残していつでもプロジェクトを引き継げる状態にするというのが、これからの1年の目標です!
ーー求職者の方にメッセージをお願いします
田口:パクテラ社員のバックグラウンドは様々ですが、コアバリューである「変」の通り、変化もポジティブに捉え、積極的にチャンスを取りに行く社員が多くいます。今回の新卒社員も時には涙をながしながらも、努力を惜しまず、どんなときも真剣に上司やお客様に向き合ってきました。その過程では社長や先輩の背後のサポートもありましたが、「自分が支えてもらったから今度は自分が後輩を支えたい、成長させたい」という素敵なカルチャーが引き継がれています。2024年9月には創業から10期目に入り、次のステップに進んでいくフェーズです。自分の可能性を広げたい方の入社をお待ちしております!
最後に
最後まで本記事を読んでいただきありがとうございます。
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