今回はパクテラ・コンサルティング・ジャパン(PCJ)株式会社(以下、パクテラ)、ストラテジー&トランスフォーメーション(以下、S&T)事業部で働くシンタロウさんにインタビューしました。
※S&E(ストラテジー&エグゼキューション)事業部は、2024年1月からS&T(ストラテジー&トランスフォーメーション)事業部に改組しました。
【プロフィール】
シンタロウ
金融系Slerで開発から保守運用の経験を積んだ後、2021年1月にパクテラへ中途入社。大手外資保険会社のSFAを用いたアジャイル開発プロジェクトにてBA・PMOに従事する。
パクテラで感じた「自由」と「教育」の融合
――パクテラへの入社のきっかけを教えてください。
シンタロウ: 前職の金融系SIerにて、PMとしてさまざまなプロジェクトに携わっていました。お客様の課題に本当に役立つシステムを開発するために、要件定義や意思決定など上流段階から関わりたいと考え始め、コンサルティング業界への転職を決めました。
当時のパクテラのスタートアップならではの活気や、少数精鋭で協力しながらそれぞれが自由な発想でアイディアを出し合い、共に顧客に寄り添っていく風土に惹かれました。また、採用活動も現場主導で行われていたり、“自分たちのチームを自分たちで作っていく”という主体性の高さや、コミュニケーションの幅の広さにも、他社とは違う魅力を感じ、入社を決意しました。
ーー実際に入社してみて、いかがでしたか。
シンタロウ: 入社前に感じていた印象の通りで、コミュニケーションを大切にする、風通しの良い風土でした。
特に印象的だったのは、パクテラ独自の「教育体制」の充実です。会社として、上司として、積極的にメンバーを育てる姿勢を強く感じました。
パクテラでは、チーム全員が一丸となって育成する体制が整っており、自分の変化に応じて日々のフィードバックの質も上がっていきました。指摘されるポイントにも一貫性があり、成長スピードの速さを自分でも実感できるほどでした。
どの現場マネージャーも、各チームに配属された若手を育成する意識が高く、現場での気づきや悩みに真剣に向き合ってくれます。定型的な育成制度に加えて、こういった現場でのきめ細やかなコミュニケーションが、成長につながっているんだと思います。
また、仕事に向き合う「スタンス」部分も特徴的で、「自分で考え、行動する」ということを評価する風土が面白いと感じました。目の前のタスクをこなすことではなく、新人でも、お客様への価値提供最大化のために、徹底的に思考し、行動するということを求めてくれます。
今までの経験やスキルを活かしながら、常に思考することで、どんどん提案の引き出しが増えていくことに、充実さとやりがいを感じていました。
ーーシンタロウさんの今の業務について教えてください。
シンタロウ: 現在私は生命保険会社様のプロジェクトに携わっており、約2年間にわたり取り組んでいます。
コンサルタントとしてリスタート。プロセスを意識した自発的な提案
ーーパクテラのコアバリューである「変」にちなんで、入社しての「変化」を教えてください。
シンタロウ: 私の中での、一番大きな変化は、「プロセスを考えて提案する」ということを徹底している点です。
パクテラの先輩方の提案を見た時、前職での私は、顧客の課題に対しての解決策をプロセスからソリューションまで深く考えることができていなかったと感じました。
パクテラでは「徹底して考えて、自分で行動する」ということが当たり前に行われていて、私が望んだとおりの環境だと改めて思いました。一方で、実際に取り組んでみると想像以上に難しく、コンサルタントとしても、ビジネスパーソンとしても、イチから学ぶ覚悟で再出発をすることにしました。
自分のそのような変化に対して、上司から自分の行動に対するフィードバックを頻繁にいただき、それを基に自分で考えて修正していくというプロセスができあがりました。また、日常的に上司に「こうやって進めていくつもりです」と伝え、アドバイスを仰ぐことで、プロジェクトの進むべき方向を確認し、より本質的な提案をしやすくなりました。
ーーシニアコンサルタントに昇進されたとのことですが、心境に変化はありましたか。
シンタロウ: 2つの大きな変化がありました。1つ目は、人を育てることに対する考え方です。シニアコンサルタントに昇進すると、プロジェクト内でリーダーとしての働きや、チーム内のメンバー育成が期待されます。これまであまり経験がなかったので、「挑戦しなければいけない」と感じました。今年からは新卒入社2年目のメンバーをチームに加え、プロジェクトを進めながら育成にも取り組んでいます。実際に後輩を持ってみて、私の働き方も変わりました。
チームメンバーには楽しく働いてほしいし、彼ら自身のキャリアを実現してほしいと思っています。ただ、入社して間もないと、まだ自分のキャリアの方向性が見えない部分もあると思います。方向性が明確になるように、アドバイスやフィードバックを通じて働きかけをするなど、メンバーに対しても「その人の力になろう」というスタンスで動いています。
2つ目は仕事の取り組み方に関する考え方です。自分のスキルに意識的に集中するようになりました。今後のキャリアを考えた際に、具体的な方向性は検討中ですが、「PMO」や「監査」の視点からプロジェクト内で的確なアドバイスができる能力を伸ばしたいと考えています。そのため、次のプロジェクトでは、監査的な目線が求められるプロジェクトやセキュリティ関連のプロジェクトへの立候補を個人的には考えています。
視点を変え、自分を変える。その先にあるマネージャー像とは
ーー今後自分のキャリアをどのように進めたいですか。
シンタロウ: 現状はS&T事業部でマネージャーを目指しています。シニアコンサルタントに昇進した際に、事業部長から「次は、マネージャーだね」と言われて、率直に頑張ろうと思いました。個人的にマネージャーは遠い存在とは思っていません。ただ、マネージャーに早くなりたいと思いつつも、力不足のままではなれませんので、まずは目の前の仕事に真摯に取り組んでいきたいと考えています。
マネージャーを目指すにあたって、今は2人の先輩を参考にしています。1人目はS&T事業部部長の太刀川さんです。ビジネスを拡大していくことや、自分がどう動けばどういう結果になるか、求める結果と自分の行動を常に考えている方です。無駄だと思ったらやめ、施策を柔軟に変更でき、現状の環境を常により良いものにする姿勢がとても参考になります。2人目はもともとパクテラのマネージャーとして活躍されていた方です。縁あって今のプロジェクトでもパートナーとして一緒に仕事をしています。彼はプロジェクトに対する経験と先読みのスキルに長けており、そのスキルをさらに学びたいと思っています。
ーー求職者の方に向けて一言お願いします。
シンタロウ: まず一つ言えることは、パクテラはすごく自由な環境が魅力で、自分のやりたいことをどんどん実現できる環境が整っています。自分の目標ややりたいことがはっきりとしているほど、楽しさを感じることができると思います。
逆に、自由度が高いため土台が緩いと感じる方もいらっしゃるかと思いますが、自分から積極的に動き自分にも組織にも変化をもたらすことを楽しんでほしいですね。
「我こそは」と主体的に変化できる環境が好きな方にはパクテラで活躍できる場所があると思います。
自分でやりたいと思うことに挑戦し、共に楽しいプロジェクトを進めていける方々と出会えることを楽しみにしています。
最後に
最後まで本記事を読んでいただきありがとうございます。
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