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MOT vol.4 鈴木駿介/プロダクトマネージャー

今回は、オシロでデータサイエンティストとして活躍を続けながら、現在プロダクトマネージャー(PdM)を担当されている鈴木駿介(すずきしゅんすけ)さん(以下shun /シュン)にインタビューしました!
元々OSIROを活用していたオンラインコミュニティのエンドユーザーであったshunさんはコミュニティの魅力を実感し、『コミュニティユーザー』→『オシロの正社員』→『コミュニティ運営者』→『プロダクトマネージャー』と”楽しむ側”から”作る側”にまで歩んだ経歴があります。
今回はそんなshunさんにPdM目線から見たオシロの展望についてお話を伺いました!

Meet Our Team
オシロで働くメンバーに、「どのような仕事をしているのか」「仕事のやりがい」をインタビューしていく企画です。オシロが掲げるミッション「日本を芸術文化大国にする」のために日々奮闘する現場から人事担当者がレポートをお届けします。


コミュニティを”楽しむ側”から”作る側”にデータサイエンティストからプロダクトマネージャーへ

— shunさんこんにちは!まずは自己紹介をお願いします。

shunと申します。
筑波大学大学院数理物質科学研究科を卒業した後、ライオン株式会社で研究職を務め、新製品の容器設計、工場での生産導入に従事していました。
自分が関わった製品が実際にドラッグストアに並んだ時は本当に嬉しく、やりがいをもって業務にあたっていました。

学生の頃から「何事にも全力で!」がモットーで、趣味はスポーツ観戦やボードゲームなど幅広く、最近は登山にハマっています!

OSIROを利用していたオンラインコミュニティに入会したことがきっかけでコミュニティの魅力を感じ、そのサービス提供元であるオシロ株式会社に転職しました。

ー元々オシロを活用していたエンドユーザーだったんですね!
コミュニティのどんな魅力に触れることでオシロに入社しようと思ったんですか?

オンラインコミュニティでしか得られない貴重な体験をいくつもすることが出来ました!

共通の趣味や価値観を持つユーザーとの交流はとても安心感があり、エンドユーザー主催の「ゲストハウスに泊まろうイベント」や、長年の夢であったコミュニティに関する書籍の執筆など、コミュニティを通して他のユーザーと一緒にさまざまな企画やイベントを行いました。
前職では、人とのつながりや入ってくる情報が会社内に限定されることが多く、”この中では成長はできるけど新しい出会い・視点が少ないな”と、変わるキッカケを探していた自分にとってコミュニティはとてもいい刺激でした。
気がつけばどんどんコミュニティにハマっていき、コミュニティの運営なども積極的に担当していました。
こういった「楽しく」「学びがある」場所がもっと世間に広がれば良いなと思い、オシロに入社しました。

—ユーザーとしてOSIROの良さを知っているのは、PdMを務めるにおいてかなりプラスに作用するのではないでしょうか。
そんなshunさんは現在はどのような業務を担当されていますか?

PdMの具体的な業務は
・開発ロードマップ作成〜仕様決定〜機能の分析
・OSIRO利用者へのインタビューやCS(カスタマーサクセス)メンバーとの意見交換
・システム開発の責任者として全体スケジュールの統括
・プロダクトチームメンバーとの1on1
など幅広いです。

オシロに入社した当初は、CS担当者として、コミュニティオーナーの運営サポートを行っていました。その後、データサイエンティストも兼務するようになり、コミュニティの「熱量」や「健康状態」を分析し、活性化の具体的なアクションを提案する仕事も並行して行っていました。
そんな中、昨年末にPdMのお話をいただき、CS・データサイエンティストの両方の経験を活かせるのではないかと思い快諾しました。
未だ、コミュニティには確実な成功の法則はなく、模索している現状です。それなら実際にコミュニティを体験している自分が何か新しいアプローチができるのではないかと思っています。

ー なるほど、複数の職種での経験が組み合わさって今のPdMでの活躍があるんですね。
PdM目線でみるプロダクトチームの雰囲気や今後の展望について伺いたいです。

プロダクトチームについて

すごく良い雰囲気で仕事できていますね!メンバーはとても落ち着いていますが、会話が少ないという印象はなく、業務上必要な会話はきちんと行っています。
また、業務外の雑談も多く、チーム全体でコミュニケーションを大事にしています。
経歴の長いメンバーもいれば、入社して1年未満のメンバーもいますが、両者の歩み寄りもしっかりとれており、一つのシステムを実装する際もお互い自分の意見を伝えてブラッシュアップするようにしています。

機能開発スケジュールについて
オシロは年間四半期ごとに、それぞれ目標を設定しています。
毎週機能のリリースを行っている為、スピード感を意識してメンバーの状況に応じたタスク量を調整するように心がけていますね。
年間ロードマップも社会の状況変化や顧客の声を反映できるように、複数の選択肢を用意したり、定期的にロードマップを考え直す機会を作っています。

今後のプロダクトの方針について
分かりやすく、3つのフェーズに分けて説明しますね。

短期目標(年内に実現を目指す)
直近では「コミュニティオーナーの活性化」に注力する予定です。
これまでの開発は「エンドユーザー同士がどう仲良くなるか」などユーザーに焦点を当てていることが多かったのですが、そもそもコミュニティの運営自体が大変だとオーナーもモチベーションが上がらないですよね。
こういった状態が続くとオーナー自身のログイン率が下がってしまい、コミュニティの盛り上がりが減少してしまう可能性もあります。
この問題を解消すべく、昨年末に管理画面の大幅リニューアルとデザイン変更を行いました。

▲見やすいダッシュボード機能により、コミュニティの状況を瞬時に理解することが出来るデザインとなっています。

直近でリリースした機能での代表例といえば「コミュニティヒント機能」です。

コミュニティを活性化させるために、運営者の方は日々いろいろな工夫をしています。例えば、エンドユーザー全員のログイン情報を確認して、直近ログインしていないユーザーを洗い出し、一人ひとり個別に連絡するなど、こういった作業は地道で大変労力と時間がかかるものです。
コミュニティヒント機能では運営者の負担を軽減する為、直近30日のユーザーログイン率を自動表示し、ログイン率を上げるための施策をワンクリックで出来るようになりました。
今後もこのような、コミュニティの活性化に貢献する機能を実装していく予定です。

中期目標(ここ2〜3年で実現を目指す姿)
コミュニティ内でエンドユーザー同士のスキル交換やモノの売買を可能にし、コミュニティ内で経済が完結する”コミュニティ経済圏”の実現を目指しています。
現状、OSIROではEC機能が実装されていますが、機能としてはオーナーのグッズを購入できるのみです。今後はエンドユーザー同士が自由に物の売り買いが出来るシステムの展開を目指していきます。
また、Web3.0、NFT、DAOなども今後のコミュニティを考えていくなかで大事なポイントなので、随時検討していきたいと思っています。

長期目標(将来的に目指す姿)
オシロのビジョンでもある「日本を芸術文化大国にする」を実現する為に、中期目標で掲げているコミュニティ経済圏を確立させ、オーナーが望む世界観をより簡単にOSIROで作れるようにしていきたいです。

— プロダクトチームの雰囲気から今後の方針まで、分かりやすく教えていただきありがとうございます!これで皆さんもオシロのプロダクトチームがイメージしやすくなったと思います!PdMの目線で求めるスキル・人物像などがあれば教えて下さい!

チームの展望としては「データを基にしたシステム改善」「UIデザイン力の強化」「アプリのさらなる安定化」を掲げており、これにお力添えをいただけると嬉しいです。
現在は少数精鋭で一人のメンバーがマルチタスクを担当している状態ですが、これからは人員を増やし、個々の専門性を高めても良いのかなと考えています。

「データを基にしたシステム改善」
コミュニティプラットフォームを作っているオシロは、複数のコミュニティのデータやノウハウをまだまだ活かしきれていないのが現状です。
データから分かる”オーナーの声”を汲み取り、システム改善が出来る方が嬉しいです。

「UIデザイン力の強化」
デザインカスタマイズの幅が広く、オーナーの世界観を表現できることが、OSIROの強みのひとつです。「UIデザイン力の強化」は今後さらに伸ばすべき分野だと思っています。

「アプリのさらなる安定性」
現状、専任担当者がいないアプリ開発を、より強化していきたいと考えています。スマートフォンを使っている世代が増えている為、アプリの改善を通して、よりアプリの安定性を高めたいです。
OSIROは機能が多岐にわたっている為、「データに強いエンジニア」「UIデザインに強いエンジニア」「アプリ開発に強いエンジニア」「業務改善に意識があるエンジニア」などそれぞれ専門性をもっと強化していきたいです。

これから拡大・成長していくコミュニティ市場。プラットフォーマーとして得た、膨大な知見を機能に反映することで、他に負けないシステムを作れると思っています。

─ ”コミュニティ経済圏”の構想は、聞いただけでもワクワクしますね!
最後にshunさんのこれからの展望とメッセージを聞きたいです!

私の展望としては引き続きデータ分析を強みに、より全体を俯瞰できる力を研ぎ澄ませていければと思っています。
コミュニティの力で、OSIROを利用するオーナー、エンドユーザー、多くの人を幸せにしたいです。目的達成のために、なんでもチャレンジする気持ちで職種にこだわりはなく、オシロを成長させるのが一番の目標だと思っています。
オンラインコミュニティは仲間が出来る楽しさだけではなく、企業の採用やPR、テストマーケティング、クリエイターの安定収入の実現など、無限の可能性を秘めている未開拓の市場です。
そんな市場をこれからも自身の手で開拓していけるのはとてもやりがいを感じています。

まだまだこれから伸びていく市場に挑戦できます!
世の中を良くすることに貢献できます!
成長できます!是非、一緒に挑戦したい方をお待ちしています!

─ 感想 ─

未開拓の市場に先んじて挑戦できるというのは、お話を聞いていて、かなりワクワクしました。元々エンドユーザーだったからこそ持っているオンラインコミュニティへの情熱を感じましたね。
OSIROは機能も豊富で、様々な挑戦ができるシステムだと思います。
「我こそは!」という方がいらっしゃいましたら、いつでも歓迎しております!

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