こんにちは!
株式会社オレンジスピリッツの採用担当です。
今回は当社でフルリモートでエンジニアとして活躍している太田さんにインタビューいたしました。
フルリモートに変えたい方や裁量権が大きい会社で働いてみたい方など、少しでも当社での働き方に興味がある方は最後まで読んでいただければ幸いです!
【太田さんプロフィール】
専門学校時代は、飲食店のバイトと祖父母のお店の手伝いに打ち込む。
また、インターネットが普及してきた時期であったため、PCで友達とチャットや、インターネットゲームにも夢中になる。
専門学校卒業後、基本情報技術者試験を取得し、IT業界へ進む。20歳からSES企業にてエンジニアとしてのキャリアをスタート。
27歳、30歳、35歳と節目で転職を経験し、それぞれ「自分のやりたい方向性」「給与アップ」「新たな挑戦」と明確な目的をもってキャリアを築く。
35歳のとき、友人の紹介をきっかけにオレンジスピリッツにジョイン。現在は開発エンジニアとして、自社プロダクトの設計・開発・改善などを担当。システムの基本設計や開発業務を中心に、裁量をもって日々の業務に取り組んでいる。
好きでこの仕事をやっているという言葉通り、開発への情熱と向上心が原動力。今後はAIを活用した業務効率化やプロダクト開発にも意欲を燃やしている。
趣味は「食べること」。特にホテルのビュッフェが大好き。かつては料理もよくしていたという一面も。
■新卒の企業もIT企業でしたが、27歳と30歳の時の転職のきっかけは何だったのでしょうか?
27歳の転職は、自分のやりたい方針が見えてきたことがきっかけでした。今後のキャリアを考えた時に、このままでいいのかな?と思ったんです。
新卒で入社したのは、いわゆるSES(システムエンジニアリングサービス)を提供するIT企業でした。20歳からエンジニアとしてのキャリアをスタートし、現場をいくつも経験していく中で、「自分はどんな開発が好きなのか」「どんな風に働きたいのか」という軸が少しずつ見えてきたんです。
そして30歳のタイミングでは、より良い条件で働きたいという思いが強くなり、年収アップを主な目的として転職を決意しました。
もちろん働きがいや環境も大切ですが、30歳のときはもっと評価されたいという気持ちがありましたね。
一つひとつの選択に目的を持ち、経験を重ねるごとに自分の価値観や働き方への考え方をアップデートしてきました。その姿勢が、現在の「裁量を持って働ける環境」にもつながっています。
■専門学校時代に基本情報技術者の資格を取得されていますが、エンジニアとして転職する上で経歴や資格は重視されていますか?
もちろん、資格を持っていて損はありませんが、実務では『何ができるか』『どう考えて仕事に取り組んでいるか』の方が見られる印象です。
専門学校時代に、国家資格である「基本情報技術者試験」を取得しました。IT業界に進むうえで、基礎的な知識を証明できる資格ではありますが、転職において特別に「資格が武器になった」と感じることは少なかったです。
資格や経歴ももちろん大切ですが、それ以上に「この仕事が好き」という気持ちが、キャリアを積み重ねるうえでの何よりの原動力になっています。
■オレンジスピリッツにジョインした理由は何ですか?魅力や決め手になったポイントも教えてください!
オレンジスピリッツにジョインしたのは、35歳のときです。実は、元同僚から「いい人が見つからなくて困ってるんだけど、来ない?」と声をかけられたのがきっかけでした。
その頃はちょうど働き方を見直したいと思っていた時期で、フルリモートで、自分の裁量で動けるという環境にとても惹かれました。
当時、フルリモートで働ける会社はまだ少数派だったんです。だからこそ、場所に縛られずに働ける自由さや、やりたいことに積極的に挑戦できる文化に強く魅力を感じました。
やりたいと思ったことに手を挙げれば、チャレンジできる。技術的な提案も歓迎されるし、『こうしてみたい』がちゃんと形にできるんです。
自分の手でプロダクトやシステムを育てていける環境、そして、信頼して任せてもらえる自由度の高さ。それらすべてが、オレンジスピリッツへの入社を決める大きな後押しとなりました。
■現在の業務内容を教えてください!
現在は、社内の開発業務全般を担当しています。主な業務は、自社サービスに関わる基本設計や実装、また開発メンバーへのタスクの割り振りなどです。
一人で開発していた時期もありましたが、今はチーム体制が整ってきたので、時間がかかる開発については基本設計までを自分が担い、その後の実装は他のメンバーにお願いすることが多くなりました。
基本設計とは、サービス全体の構造を決めるような設計図の部分。要件のすり合わせから始まり、仕様の落とし込みまでを行う重要なフェーズです。
例えば、『こういうシステムを作りたい』という要望をもとに、構成や技術選定を考え、実装の方針を固めていきます。開発全体の方向性を決める役割ですね。
また、問い合わせや調査対応などにも日々対応しながら、チームが円滑に回るようサポートしています。
■1日のタイムスケジュールはどんな感じでしょうか?
9時〜:メンバーから来たチャットへ返信
9時30分〜:開発(チャットに対する問い合わせをすることも)
11時〜:休憩(お昼ごはん)
12時〜:開発
17時30分〜:休憩(子どもと一緒に食事や入浴など)
20時:開発
21時:就業
基本的に自由に働けるため、好きな時間に休憩を取得できます。
就業時間も決まっておらず、例えば朝5時から働くことも可能です。
海外から働くメンバーもいます。
ちなみにフルリモートの勤務のため、集まりはありません。
他社さんに比べて、イベントごとも全然ないと思います。
■お仕事をする上でご自身の中で一番の強みは何かありますでしょうか?![]()
一番の強みは何かと聞かれたら、「この仕事が本当に好きだという気持ち」だと思います。
正直、転職理由や働き方はその時々で変わってきましたが、開発の仕事が好きという気持ちだけはずっと変わらずに持ち続けてきました。
プライベートの時間に勉強したり、新しい技術に触れたりすることも、苦ではなくむしろ楽しい。だからこそ、どんな環境でも自ら手を動かし、課題を見つけ、改善する姿勢を自然と貫くことができています。
この技術を試してみたい、もっと効率化できないかな、と思ったら、自分で調べて試してみる。そうやって自分の興味と実務をつなげていくのが、自分らしいスタイルですね。
スキルや経験ももちろん大切ですが、それらの土台にある純粋な熱意こそが、長く第一線で活躍するための一番の原動力になっています。
■まさに「好きこそ物の上手なれ」ですね。今後オレンジスピリッツで頑張りたいことは何ですか?
今後は、AIを使った開発の効率化にもっとチャレンジしていきたいと考えています。
たとえば、10時間かかっていた作業をAIの力を使って1時間で終わらせる。そんな開発体制を実現できたら、会社にとっても大きな価値になるはずです。
実際、既に業務の一部でAIツールを取り入れた検証もスタートしており、より効果的な活用法を模索しているところです。
開発者の手間を減らし、本質的な部分に集中できるような仕組みを作っていくことが、これからの目標です。
AIはあくまで道具なので、使いこなせるかどうかがカギになる。
自分自身の学びも続けながら、オレンジスピリッツ全体の技術力向上に貢献していきたいですね。
■オレンジスピリッツにはどんな人が向いていると思いますか?オレンジスピリッツに応募を考えている方へのメッセージをお願いします。
オレンジスピリッツに向いているのは、「自分から仕事を見つけて動ける人」だと思います。
手が空いたときに、何かできることはありますか?と声をかけられる人や、こういう改善が必要では?と自ら提案できる人は、きっと活躍できるはずです。
逆に、指示を待つスタイルや、誰かが動いてくれるのを期待してしまう人には、少し厳しく感じるかもしれません。なぜなら、フルリモートという環境は、“自由=自立”が求められる場所だからです。
問題が起きたときに誰かにすぐ聞けない環境でも、自分で調べたり、仮説を立てて進めたり。そういったことを楽しめる人にとっては、すごく働きやすい職場だと思います。
あとは「通勤が嫌だ」「時間に縛られたくない」という方にもオレンジスピリッツの働き方は合っているはず。
さらに、「開発が好き!」「こんなツール使ってみたい!」と、自ら手を動かすことに楽しさを見出せる方には、間違いなくフィットする会社です。
「やってみたい」を実現できる環境で、一緒に働けることを楽しみにしています!