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“誠実な野心家”の仕事の流儀 ~2017年 社長賞インタビュー~

※本記事は、2018年4月2日に「opt cafe!」にて公開した記事の転載となります。

2018年2月2日に開催された2017年度下期納会。年間を通じて会社に対して大きな影響を与え、全社戦略を実行した社員に贈られる社長賞も発表されました。

今回、社長賞に選ばれたのは、営業部部長の栗本聖也さんでした。
オプトのイズム「誠実な野心家であれ」の体現者であると、社内からの圧倒的な支持を得て受賞した今回の社長賞。

未経験から飛び込んだオプトで栗本さんが最初に就いた職種は、運用型広告のコンサルタントでした。その後、事業部のマネージャーやトレーディングコンサル部の部長など複数の部署を経て、現在の営業部長に就きました。社長賞を受賞したのは就任してからわずか10か月でした。

栗本さんがどのような経緯で現在の業務に就き、どのような思いで仕事と向き合ってきたのか、栗本さんの仕事の流儀についてお伺いしていきます。

■イズム「誠実な野心家であれ」の体現者が大切にしていること

相手が誰であれ、平等でありたいと意識してきたことが、オプトの価値観と近かったのだと思っています。
物事を前に進めるためには、相手の要望を聞くだけでも、自分の意見を相手に押し付けるだけでも、お互いの信頼関係は成立しません。お客様もそうですが、本当の意味で“並走できるパートナー”になるために、信頼し合えたり貸し借りが出来るような関係作りを意識しています。

私が仕事をする上で一番やりがいを感じる瞬間は、平等な関係で協働・共存が実感できる時です。そこを目指したいから、自ずとそういう働き方になるのでは、と思います。

例えば、「決まっているから仕方ない」と軽視しがちな問題や、「これは誰の責任なの?」と責任の所在を明確にしたがることって大小問わず日常的によくあると思います。そんなところにこそ歪が多かったりします。一方的な責任の「持たされ方」ではなく、お互いの責任領域を超えて高め合うことが、協働へのモチベーションを高めていくと感じています。
そのため、「“心理的なWin-Win”の状態にならなければお互いに損」ということを理解してもらえるように心がけます。
立場上は平等でも、水面下では双方が納得できていない状態は、歪の元になると思うんです。だからこそ、本質的に手を取り合える関係を構築し、同じ視点で問題と向き合える状態を常に目指しています。


■専門性×汎用性あるスキルで新たなキャリアを創造

実は、私のオプトへの入社動機は、「スペシャリストとして、課題を一人で解決できる人材になりたい」というものだったので、当時はマネジメントにあまり興味を持っていませんでした。しかし、入社してオプトでの上司や同僚と業務の経験を重ねていく中で、最もポータブルスキルが高い人は、ゼネラル(営業・マネジメント)とスペシャル(専門性)の両軸を兼ねている人だ、と思えるようになりました。
約1年前、広告運用部門から営業部へ異動することになった時は、営業に必要とされるスキルが多角的に変化している今だからこそ、両方の経験やスタンスがある人材を増やしていくために求められたミッションであると捉えました。

マネージャーをしていると、関わる組織やメンバー達の何かしらの問題に向き合う必要が当然あります。そういう時、私は相反する役割の中間でバランスをとる役回りに立つことが多いです。双方から入ってくる情報を元にボトルネックを特定して、状況を改善する為にそれぞれの組織やメンバーにどんなアプローチで働きかけるべきか?どこを目指すべきか?といった、人によっては面倒なことと思われるようなところまで踏み込んで考えることが嫌いじゃなかったりします(笑)。
営業部部長への異動も、広告運用のコンサル経験と営業経験の双方を経験してきたからこそ、その中間に立って、新しい価値を作ってこいと背中を押されたんだと思っています。

運用型広告コンサルタントは1から100に広げるのに対し、営業は0から1を生み出すという役割であると考えています。コンサルが1から100にしてくれることを信じて、営業は何に注力すべきか、何をしたら0から1を生み出したことになるのか。それをお客様毎に描いていくことを組織の方針として、部員と共に奮闘してきました。共闘してくれている運用コンサル部門の支援あってこそですが、その方針が功を奏して、今回評価して頂けたのではないかと思っています。

やれることを取捨選択するのではなく、どっちもやるのが最善の選択というポリシーを持ち、周囲から求められたことを厭わずに取り組んできたことが、今のキャリアに繋がっていると考えています。


■仕事の局面は楽しんだ者が勝つ

これは前職の上司から言われた言葉で今でも心に残っています。自分のやりたいことだけ、出来る仕事だけを楽しめてもダメだ。という意味だったと記憶しています。

ビジネスパーソンは、仕事に何十年という時間を使います。その長い時間の中で、「なぜ仕事をするのか。」という理由が「やらなきゃいけないから」という理由だけだと、何十年も仕事を続けていくことは、想像するだけでも辛いですよね(笑)。「せっかくなら、どんな状況でも楽しむ努力をしなさい。仕事が楽しめるようなスキルや知識を身に付けなさい。長期的なキャリアや計画も当然大事だけど、今この瞬間を楽しみながら、インプットとアウトプットができる否かで、息の長い働き方やキャリアの実現が左右される」と言われたことが今でも自分の原動力になっています。

過去や将来に必要以上に囚われることよりも、目の前にあることに全力で取り組むことが、自分の未来を作ることに繋がっていると信じて、自分のミッションと向き合っているつもりです。

常に理想とする働き方として、一緒に働く人と同じ目線、同じ感覚で共感や刺激が出来る、戦友やパートナーという関係性でありたいと思っています。「マネージャーと部下という上下関係」ではなく、同列の関係でありたい。部下や同僚からも指摘や、指示をして欲しいくらい。関わる人たちとそういう関係を築けることが、一番のやりがいです。
お互いに無理がある関係ではなく、お互いが高め合える関係を誰とでも作れるような自分でありたい。そう感じています。


「目の前のことに全力で取り組む」「どんな相手ともフラットな関係性を作る」を淡々と実践され、実績を積み上げている栗本さん。

やりたいことをやる、自分らしさを出して働く、ということだけが「野心家」なのではなく、目の前のことに全力で応えながら自分の未来イメージに近づいていくその姿が、「誠実な野心家」として信頼される理由なのでしょう。

栗本さんがこれから作っていく理想的な関係性と、仕事のエッセンスが詰まった方法論が今後オプトに広がっていく、そんな期待感が持てます。

以上、現場からお送りしました。

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