ブログへの登場は初めてとなります、VP of Engineering(以下VPoE)の古萱(@emfurupon777)です。 2020年2月にオープンエイトに参画し、VPoEとして活動させていただいております。
COVID-19環境下において、これまで盛んに行われてきたエンジニアの交流イベントが一旦なくってきたものの、 オンライン開催のイベントも徐々に増えつつあり、次にはどんな世界が待っているのかと不安な中にもワクワクも感じ始めている今日この頃です。
今回は改めて弊社の置かれている状況を改めて確認しておくべく、筆をとり・・・もといキーボードをうっています。
弊社の現在位置について
弊社略歴
創業期からCEO高松を中心に大人なベンチャー(!)として、Ad Platformや女性向けメディアLeTRONCなどを運営するとともに、CTOの石橋(@hisatake)を迎えながら、一部属人的になることも覚悟しつつ様々な開発を行ってきました。
これらのサービス提供で磨いてきたAIエンジンなどを中心に、AI動画編集クラウドVIDEO BRAIN(https://video-b.com/)やSNS分析・投稿サービス「VIDEO BRAIN Analytics」β版などを提供し、PMF(Product Market Fit)を確認し、さらなる成長に挑むフェーズにまで至っています。
技術的観点では、Scalaで実現されていたAd PlatformからReact/ReduxによるSPA、Rails APIなどからなるVIDEO BRAIN、というようにプロダクトに合わせたものを選定しながら開発しています。
今どのフェーズにいるのか
色々な分類があるとは思いますが、直近では、Findyの石川さん(@HRBizDev1)がまとめられているこの記事が非常にわかりみが深いなと感じています。blog.findy.us
このフェーズわけによれば、弊社オープンエイトは急成長期から安定成長期に入ろうとしているところに位置しています。 実際、直近のエンジニアリング組織の動きとして、エンジニアが楽しみながらスキルアップし、事業に貢献できる組織への飛躍を期して様々な取り組みに取り掛かっています。
- プロジェクト・チームでの振り返り(KPT)実施
- 開発プロセスの効率化
- ドキュメントの充実
- 1on1や目標設定などを洗練させることによる成長サポート強化
- 社内LT会のオンライン開催トライアル(本来は寿司でもつまみながらやりたいところなのですが、、(〃▽〃))
- 本テックブログの再始動
- etc.
カイゼンについて
AS IS
オープンエイトで様々な取り組みを開始してみて実感するのは、やはりいずれもトライアル&エラーの繰り返しになるということです。 良書として認識されているような書籍や、他社の成功事例をそのままなぞっただけでは定着せず、 やはり自社としてのアレンジというか、フレーバーをつけるというか、は必要となってきます。
どのような状況下においても、より良いエンジニアリング・企業活動を志向していく以上、カイゼンに対する意識は必要だと考えています。弊社でも様々な取り組みを続けてきていますが、正直これまではエンジニアの個の力によって切り拓いてきたという状況で、継続できずに停止状態になってしまった施策も多々・・・という状況でした。
TO BE
そんな中、現在欠かさずやろうと呼びかけているのは「振り返り」です。
なぜなら、様々な活動をするのにあたって、あるべき姿(ありたい姿)と自らのギャップを測ること、見立てたギャップの”確からしさ”を実際に行動した結果を持って確認し、実現の確度をあげることが非常に重要だからです。
さらに言えば、振り返りをする過程で見える化なども実現したくなってきます。 この欲求を掘り起こしてくれるという意味でも振り返りに効果を期待し、しいてはいわゆるPDCAサイクルが円滑に回っていくところまでつなげていきたい・・というのが狙いです
正直なところ、HOWでいけばもちろん色々とやりたいことはあるわけですが、「やりたいこといっぱいあるな~・・・」と某CMのように言っていても前に進むことはできません。まずはやってみる、やりつづけてみるという状況にあり、正直まだまだこれからというステージにいます。
このブログで弊社エンジニアリング組織の成長や開発面の取り組みについて、うまくいった取り組み、うまくいかなかった取り組み含めてご報告していきます!
参考書籍について
カイゼンという文脈でいけば、こちらの書籍が非常にわかりやすく社内でも推薦しています。ストーリー仕立てになっているため、段階をおって知見を深めていくことができますし、経験者が多く無い環境下でのスクラム導入にありがちな「いきなりやりすぎ問題」を避ける参考にもなります。
カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで
オープンエイト補足情報
行動指針
弊社では以下の3つを行動指針として掲げています。
- Keep Moving
- Break the Border
- Play for Team
いずれもエンジニアの行動としてはごく自然にやっている・・・気になってしまうのですが、実はこれらを徹底させるのは難しいです。 会社の仲間たちとの相互作用の中でこれらを継続的に意識し続けることでのみ、これらを体現できる組織を作り上げていけるものと考えています。
We Are Hiring!
弊社オープンエイトでは、サーバーサイド、フロントエンド、エンジニアリングマネージャー、SREとあらゆるポジションで一緒に働く仲間を募集しています。
経験ある経営者の下で安定した事業運営、ユニークなプロダクトの開発に興味ある方はぜひぜひご応募ください! https://www.wantedly.com/companies/open8www.wantedly.com