最強の参考書合宿レポート!個人の成長に特化したONERサマーインターン | 株式会社ONER
今回は9月17日~19日で開催されたONERのサマーインターンレポートを書いていきたいと思います。サマーインターンでは「最強の参考書づくり」と称して、実際に高校生が使う参考書を作成するといった内...
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こんにちは。成川です。Wantedlyの記事投稿は久しぶりですね。
今回は9/18~9/20に行ったONERサマーインターンについて書いていこうと思います。
9/18~9/20に行った「最強の参考書合宿」のことです。
宿泊型の合宿を通して、学習塾STRUXで使う「学習トレーニング教材」の開発を行いました。
より詳しくはこちら↓をご覧ください。
実は自分、この企画でプロジェクトリーダーをやっておりました。(つまり企画責任者です。)
今回の記事では、プロジェクトリーダーの立場から、この合宿を通して、「学んで欲しかったこと」「伝えたかったこと」を話していければいいかなと思います。
この合宿で伝えたかったこととは?
この合宿で「学んで欲しかったこと」「伝えたかったこと」は主に2つあります。
それは
・何かを新しい価値を作り出す難しさ
・挑戦と改善
この2つのメッセージを参加者に届ける逆算でコンテンツの作成を行いました。
では、それぞれ解説していきますね。
先ほども紹介した通り、この合宿では、学習塾STRUXで使用する「学習トレーニング教材」の開発を行いました。
もっと具体的に言うと、
まず、どんなものを作るのか、どんなトレーニングが生徒の学力を伸ばせるかどうかをディスカッションを通して意見を出していきます。
そのあとは出てきた意見を実際に、形にしていきます。それぞれ「生徒用問題」「生徒用解説」「講師用解説マニュアル」の3つに落とし込んでいき、実際に使える形にします。
最後には、その資料を使ってロールプレイングを行い、「このトレーニングを通して、身につけたい学力がつくかどうか」「自分たちの伝えたいことがきちんと伝わるかどうか」を検証していきます。
もちろん本当は実際の生徒に解いてもらって、感想をいただきながらブラッシュアップしていきます。(そちらは現在進行中です。)
つまり、この合宿の中で
・トレーニング内容の策定
・プロダクト作成
まで行ってもらいました。
サマーインターンというと、企画やビジネス提案の立案までで、実行やプロダクト作成までは行わない、ということがあると思います。
しかし、ONERサマーインターンでは、先ほど説明した通り、実際に作りきるところまで行いました。
今回の合宿の綱島ワークショップでも出てきた言葉なのですが、サービスや何か新しい価値を生み出す上で、
「誰に」「どんな情報を与えて」「どう行動を変えるか」
を考えるのが重要かなと思います。
今回の合宿では、実際にプロダクトを作るに際して、このことに意識してもらいながら、ディスカッション、資料作成、ロールプレイングをしてもらいました。
これを踏まえて何か作り出すとなると、すごく難しいかなと思います。
対生徒目線だと
「この勉強をする対象は?高校一、二年生?受験生?」
「そこ生徒さんにはこのトレーニングを通してどんな力を身につけさせたいのか?」
「この情報を与えることが生徒さんの行動を変えられるのか?」
などが思い浮かぶと思いますが、
“講師に”実際にやってもらうとなると、
「このマニュアルで期待している通り、授業してくれるのかな?」
「生徒が納得できるように説明できるかな?」
といった視点も出てきます。
ざっと見てもらった通り、
何か価値を生み出すためには、考えなければいけない点・工夫を凝らさなければいけない点がたくさんあります。
こんなことを考えるということを通して、「何かを新しい価値を作り出す難しさ」を感じてもらえればと思いました。
では、2つ目にいって見ましょう。
これを説明する前に、今回の合宿のタイムラインを見てもらえればと思います。
このタイムラインを見てもらえばわかるように、コンテンツ開発が全部で6タームもあります。
6タームも分けているのは勉強する分野ごと(英単語とか英文法とか)に時間を分けたからです。
1タームの中では、「ディスカッション」「ONER運営メンバーからのフィードバック」「コンテンツ作成」を行いました。
つまり、コンテンツ開発ワークでは、分野ごとに分けて、毎ターム同じような作業を経験してもらいました。
ここに伝えたかった「挑戦と改善」のヒントがあります。
グループディスカッションにしても、コンテンツ作成にしても、基本的に1回目でいいアウトプットを出すのは不可能だと思います。
1回目で時間内に必要十分な項目をディスカッションすることも、完璧なコンテンツを作ることも無理かなと思います。
それよりも大事なのは、何度も繰り返し行い、ブラッシュアップできることなのかなと思います。
受験勉強でいえば、英単語を何度も覚え直したり、過去問を解いたり、就活でいえば、面接練習を繰り返したり、ES添削を行ったりすることでしょうか。
このように何度も改善を行うことは、自分自身がONERでの長期インターンを通して感じた、働く上で大事なことなのかなと思っています。
ほとんどの学生は就職やインターンなどで実際に働くとなった時、社会で求められているレベルのアウトプットは出せないかなと思います。
自分も実際そうで、ONERの業務でもできないこと、わからないことばかりでした。
でも、それは当たり前で、そのことよりも、いかにそこから改善できるか、改善しようと試みることができるか、また、できないかもしれないことでも、いかにチャレンジできるか、が大事になるかなと思います。
なので、繰り返し同じ時間の使い方でワークをしてもらうことで、1回目よりも2回目の方がよりよいものができる、そんな合宿にしてもらえばと思いました。
何度もチャレンジすることで、できなかったことができるようになったり、新しい視点が手に入ったりするのではないかと思います。
「1日目と2日目では同じことをやっているんだけど、見えていること・考えられていることが違う」
実際に参加者のひとりが言ってくれたことですが、参加者全員がこのように感じてくれたらよかったかなと思います。
参加者の方には「プロダクトをガチで出してもらう」と事前説明会のときに行っていたのですが、この記事で説明させていただいたことを感じながら過ごしていただいたら、すごくいい時間だったのかなと思います。
最後になりますが、これを読んでいるみなさんにも、どんな題材でもよいので自分たちで作り上げて実際に使ってみるところまでの一連の流れを経験してもらえたら嬉しいです。
ONERのインターンでは、雑務的な作業ではなく、どの仕事も実際にお客さんに見たり使ったりしてもらうところまで関わる仕事が9割です。
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