オンタイムデリバリージャパン株式会社
清水光世(2023年7月入社/営業)
2023年7月中途入社。大学を卒業してベンチャー企業に就職。自分の実力を試すために一度は大手企業に転職するも、よりチャレンジングな環境を求めて再転職。2度目の転職先としてあえて選んだのは、大手ではなく大きな裁量を持って働けるベンチャーのオンタイムデリバリージャパン。現在は企業の人材採用における課題の解決方法を提案する「営業」として大阪支店で活躍している。
夢はムエタイのチャンピオン。
清水は大学時代、1年半もの月日をタイで過ごした。当時の夢は、キックボクサーとしてチャンピオンになること。現地の人々とともに、頂点を目指してムエタイの修行に明け暮れた。
しかし、タイでムエタイをやることは、実は野球でメジャーリーグに挑戦するようなものだった。成功をつかむために、人生をかけてムエタイに打ち込むタイの人々のモチベーションは異次元。滅法強い選手であふれているためである。そんな中で清水が頂点に立つことは難しかった。
「選手として大成することができないのなら、選手が生活の心配をせずに競技に取り組める環境づくりができないか」。そう思ったことがきっかけとなり、頑張る誰かをサポートするという新たな夢ができた。
「やりたい」に応えてくれる会社との出会い。
「タイに、ムエタイに打ち込める施設を作り選手をサポートしたい」。
就職活動のシーズンを迎えると、清水は面接で自身の夢を熱く、そして堂々と語った。タイでのムエタイの経験、そして挫折、そこから生まれた新たな夢を。ほとんどの面接官はそこには取り合ってくれなかった。
そんな中、ただ1社だけが本気で向き合ってくれた。「いつか実現できる、どんなことにも挑戦しよう」。小さなベンチャー企業の社長だった。そんな社長の下で、清水は社会人としての第一歩を踏み出した。
ベンチャーに新卒入社。新事業に放り込まれる。
新卒ながら、入社後は即管理職に抜擢された。任された仕事は人材紹介の新事業の立ち上げ。留学を経験した学生たちの就職をサポートする、まさに清水がやりたかった頑張る人をサポートする仕事だ。
自分にも会社にも、人材紹介に関するノウハウはない。知り合いの業界人に話を聞いたり、弁護士のもとを訪れたり。すべてを一から勉強した。自分の力でゼロから事業を育てていくことは大変だったが、それ以上にやりがいがあった。荒地を耕して花を咲かせるかのように、自分がやってきたことの成果が目に見える環境が楽しかった。
そうして徐々に事業は軌道に乗り、部下も育った。順調な毎日の中で、ふと胸をよぎったのは「もっと広い世界を見てみたい」という思い。
新卒からこれまでは自分の力で事業を推進してきたが、しょせんは井の中の蛙。「世の中にはもっとすごい人がいるはず」「自分のやり方の答え合わせがしてみたい」と清水は転職を決意した。
この会社では管理職になりたくない。
知り合いが勤めていた縁でスカウトされ、清水にとって第二の会社が決まった。次の会社は以前のベンチャー企業とは一転、名前の知られた大手企業だった。
「全力で挑戦し、自分で新たな道を切り開いていく」。これまでそんな働き方をしてきた清水にとって、大手企業での仕事はカルチャーショックの連続だった。
少数精鋭で働くベンチャー企業と違って大手企業には社員数が多く、やることも細かく決まっている。そして自分の職域以外のことはできない。自分自身に割り当てられた業務だけをこなす毎日。「大きな会社だけれど、自分はその中の小さな役割しか担えない」「上層部が詰まっているこの会社ではステージアップも望めない」日々、物足りなさが募っていった。
そんな清水の思いとは裏腹に会社は仕事ぶりを評価してくれて、管理職への昇進も打診された。しかし、清水にこの会社でやりたいことはもうなかった。ここで管理職になることにはどうしても魅力を感じられなかった。そして再び転職する道を選んだ。
満を持して、オンタイムデリバリージャパンへ。
2度目の転職活動の軸は経営者との距離が近い会社であること。経営者との距離が近ければ近いほど、スピード感を持って業務にチャレンジできる。新卒でベンチャーに入り、2社目で大手企業勤めを経験したからこその思いだった。
オンタイムデリバリージャパンと出会ったのは、転職活動を始めてわずか1社目。求人情報を見て、経営者との距離の近さを感じ、社員や代表の話を聞いてみたいと思った。
そして実際に面接を受けてみて、想像は確信に変わった。この会社なら自分の思いを直接代表に伝えられる。やりたいことに挑戦できる環境がある。面接中に二つ返事で入社を決めた。
挑戦したい気持ちに応えてくれる環境がある。
オンタイムデリバリージャパン大阪支店に営業として入社し、わずか2か月で新規営業のアポインターをまとめる立場に。夢は新卒当初から変わっていない。頑張っている人のサポーターとなること。
会社での目標は、オンタイムデリバリージャパンの柱となる新たな事業を作ることだ。HR事業と並ぶもう一つの事業の柱を作ることで、在籍する社員が挑戦できる場を増やしていきたいと考えている。
会社を大きく動かすような目標も、オンタイムデリバリージャパンなら臆せず口に出せる。そして、それを受け入れてくれる代表がおり、応援してくれる環境がある。
「あえてベンチャー企業を選んだのではない。ただやりたいことが実現できる環境がベンチャー企業にあっただけ」と清水は言う。自分のやりたいことを叶えるために、清水は今日も全力で働いている。