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バングラデシュ5か月インターン③【私のバングラデシュ日常】

こんにちは、バングラデシュでインターン中の神田 瞳です。

今年2018年の日本の冬はとても寒いみたいですね!

バングラデシュには6つの季節があり、12月終わりから1月は日本と同じで冬にあたります。

冬とはいっても、気温が10度ぐらいなので、こっちの人にとったらものすごく寒い季節ですが、

日本と比べたら全然あったかい冬です。


↑このようにバングラデシュに来る前聞いていたのと、

私は雪国・新潟出身で寒さには結構慣れているのもあり、

私は大丈夫だろうと自分を過信し日本から厚手の服を一枚も持ってきませんでした。


しかし、去年の日本の冬にあたる時期を常夏の国マレーシアで過ごし、

体があったかい気温に慣れてしまったのか、

私はこっちでバングラデシュ人以上に厚着をし、風邪をひき、寒さと戦うことになりました…!


完全にバングラの冬をなめていたため、結局こっちで寒さをしのぐために数枚ニットを買いました。

私がバングラデシュに来たときは10月半ばであり、扇風機がないと夜は暑すぎて眠れないほどでしたが、そのときと比べると特に12月後半の夜はとても寒かったです。


しかし、3月に入るとうって変わって、

一気に何をしていなくても汗をかくほどの熱さがやってくるそうです。

私はとても過ごしやすい季節にバングラデシュに来たみたいで、

一番熱い季節を経験せずに帰るのは残念ですが、とてもラッキーだと思っています。


さてさて、前置きが少し長くなりましたが、

今回はバングラデシュでの私の日常の過ごし方について書きたいと思います。


出社!


私の働いているオフィスは月曜から金曜の朝8時から夕方5時までで、休日は日本と同じで土日です。

バングラデシュの休日は金土日なので、これは珍しい方だと思います。


オフィスがある日、家からオフィスまではバスとリキシャで20分ぐらいなので、

朝は6~7時ぐらいに起床し、家を7:30すぎに出ます。

以前は昨年までは7:30すぎにオフィスに着くように家を出ていましたが、

冬が来てから次第に起きるのが遅くなりました…


バスは長距離バスを除いて驚くほど、基本ボロボロです!

インドから輸入して改造していると聞きましたが、

何十年メンテナンスしてないんだという感じの見た目です…

私が普段載っているのは1階建てですが、これは2階建てのバスです。



写真ではわかりにくいかもしれませんが、近くに寄ってみると本当にボロボロです!

こっちではバス乗車時、交通整理時に車体をたたく、

また車やバス同士が道路で平気でぶつかるといった様子なので、

車体がボロボロになるのも分かる気がします…


オフィスのご飯

オフィスでは朝ごはんお昼が出るのですが、

バングラデシュ料理は凄くおいしい反面とてもオイリーです。


これはオフィスのお昼の一例ですが、

かなりの量の油を使って炒めたライスプラス油とスパイスを使って炒めた、揚げた野菜のセットです。

味付けご飯でかなりおいしいですが、相当の油を一食で摂取しているのかと考えると恐ろしいです…!


オイリーな食事とのバランスを取るために、

日本からもってきた粉末タイプのグリーンスムージーを毎朝飲むようにしています。


退社は時間きっちり

こっちのカルチャーとして、日本みたいに残業をすることはあまりないので、

基本オフィスは5時きっかりに閉まります。

そのため、5時を過ぎて私がまだデスクに座っていると、同僚から「急いで」とよく言われます。


去年マレーシアの日系でインターンしていた時は、

8:30~20時までオフィスにいることも度々ありました。

そのため、私としては最初少し物足りないような気持ちになりましたが、

最近では自分の時間も有効に使うという意味では、

ワークライフバランスがとれているのかなと思っています。


帰りは早くオフィスを出ないと渋滞に巻き込まれる

ダッカはとにかく渋滞がすごいので、オフィスを出る時間が30分遅れただけで道が動かなくなり、

帰宅にかかる時間が全然変わってしまいます!


行きは家からオフィスまでバスとリキシャで大体20分のところが、

帰りはバスの工程だけで30、40分かかることもあります。

唯一金曜日はほとんどのオフィスが休みのため、

道がとてもすいていて渋滞に対するストレスはありません。


バングラデシュはこのように道路状況が整っておらず渋滞がひどいため、

なかなかまとまった休みがないと気軽に旅するのは厳しいかなーと思います。


オフィス後はまっすぐ家に帰るか、家の近くのカフェによるか、

本屋さんで面白そうな本を探すかの3パターンが多いです。


日本ではあまり見ないカフェ発見

カフェは大体決まっていて、近くにあるグロリアジーンズコーヒーかノースエンドコーヒーです。

グロリアジーンズはマレーシア滞在時によく見かけていましたが、

ノースエンドコーヒーは私はバングラデシュで初めてみました。

といってるのも地方出身の私がそう思ってるだけで、

もしかしたら東京等ではあったらごめんなさい…

(ちなみに、残念なことに日本でよくみるスタバはに進出していません。)


カフェカフェいってますが、私はコーヒーは好きなものの味に全然詳しいわけではないので、

カフェにいく楽しみはコーヒーではなくスイーツにあります。


住んでいる場所が商業エリアということもあり、大体私がいく夕方はいつも賑やかで、

正直じっくり読書をする等には向いていません。

これは家の近くのカフェでたまたますいていた時間帯にとったものです。

こういったかわいい感じの雰囲気のカフェも多くはないですが、ダッカにはいくつかあります。



帰宅後は夕ご飯を食べることもあれば、本日2回目のスムージーで済ませることもあります

以前はオフィスがない土日等パスタ等簡単なものを作ることもありましたが、

ここ1か月は全く料理していません。


色んな人が次々とやって来るシェアハウス

私はGulshanという外国人が多く住む地区のアパートの4部屋あるうちの1部屋を借りています。

いわゆるシェアハウスというところに住んでいます。


他の2部屋を他のフラットメート(人数は時期による)、

残り1部屋をホストファミリー(4人)が使っているため、

多いときで7人で1つの冷蔵庫を共有しています。


とにかく冷蔵庫の8割はホストファミリーの食材で占められており、

これまで自分用の食材を買っても入りきらない、

または次の日冷蔵庫の奥に押しやられてるといったことがあり、

それからはあまり料理を作らなくなくなりました。


代わりに外食するか、家の近くのレストランからデリバリーを頼めるアプリがあるのでそれを使うことが多くなりました。

デリバリーは基本1時間ぐらいかかりますが、かなり便利で週1は使っています。

驚きなのは結構遅い時間帯までオーダーができるところ。

これはバングラデシュ人の食事を摂る時間がとても遅いためです。


シェアハウスに住んでいるのは、いろんな国から来た人と交流を持てるのでとても刺激になります。

私の住んでいる家に滞在するフラットメートは、私みたいな5か月という長期は珍しく、

2週間や1か月といった短期で来る人が多いため、入れ替わりが激しいといえます。

その分色んな人と会うことができ、

かつ彼らのほとんどが国連やNGOで働くために来ているため、

色々と話をすることはとても価値があると感じています。

これは少し前にオランダ、フランス、ドイツ、アメリカ出身のフラットメートと

ローカルレストランに行ったときの写真です。



また、ホストファミリーには10歳の娘がいて、

ほぼ毎晩その子が私の部屋へやってきて一緒にお喋りします。


その子の英語の発音は、最近アメリカから来たフラットメートが自然というほど上手なため、

彼女は私の英語の発音ミスを度々指摘してくれる私の小さな先生でもあります。


バングラ語を習っています

またこっちにきてから、私は週2回でバングラ語を習い始めました。

全然復習をしないため、週2回通っているのに上達していないのが正直なところですが、

語学学校の先生がとてもいい先生で、毎回楽しく学ぶことができています。

最初はオフィスの皆ともっと親密になりたい、ローカルに溶け込みたいとの思いでしたが、

本当に毎回の授業が楽しいため息抜きになっています。



来てしばらくの頃は、休日は地球の歩き方にのってる場所を訪れたり、お店へ行ったりしていましたが、

最近は時々家の近くの川沿いを散歩したり、映画に行ったりするぐらいで、

主に家で就活や大学の卒論に取り掛かっていることが多いです。


先週上司のお誘いでダッカ大学で開かれた、フランスの音楽のコンサートに行ってきました!

短い時間でしたが聞き入ってしまって、癒しのひと時となりました。



家は川の近くです

これは少しぼやけていますが、家の近くの川沿いです。

日本の調味料を売っているお店等が川の向こうにあるため、時々橋を力車で渡ります。

基本的に川沿いは凄い匂いがします…

しかし、ここは橋が高く悪臭がしないので散歩にも適しています。



休日1人でローカルレストランに行くことも

レストランは大体、

グーグルマップに載っている近場かつ評価が高いローカルレストランにトライしています。

ここは偶然歩いてたら発見したとこでしたが、すごく素敵な感じの雰囲気で料理もおいしく、

食べ物だけでとてもハッピーな一日になりました!




お金を浪費しちゃう心配はなし

まだまだ日本と比べると娯楽は少なく、

人々の娯楽といったらお喋りするか食事をするかといった感じです。

そのため、特にお金を使う場所がありません。


毎日が蚊との戦い

そして、日常生活における最大の困難・天敵は「蚊」です。

こっちの蚊はとても強く、日本の蚊よけはまったく効き目がなく、

また信じられないことに手の平や顔まで刺してきます!

夜は蚊帳を張って寝ていますが、蚊帳をしないで寝た日は夜中に痒さで目覚め、

痒すぎて寝れないということもしょっちゅうあります。


バングラデシュ人は全く蚊に刺されていません。

その違いはおそらく血液の成分にあり、

それは食べてるものの違いからくるのではないのかなと個人的に思います。


ちなみに、この記事のカバー写真について

このタワーみたいなのが写ってる背景写真は、

毎年バングラデシュで1月頃に開催されるInternational Trade Fareのときに撮ったものです。

家電、コスメ、民芸品等々、様々な国のものが手に入れられる、

バングラデシュではかなり大きな催し物です。

私は2回行きましたが、印象としてはそれはそれは巨大なショッピングモールのようでした。

とても広いのと人混みで疲れましたが、

バングラデシュ人にとっては年に一回の大きな買い物をする場みたいです。


では、今回はここらへんで~

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