こんにちは。ナイル株式会社で長期インターンをしている19卒の久保瞭也です。今回は、社員インタビュー第4弾になります。
今回お話を伺ったのは、ナイルに17卒で入社した森行範さんです。森さんが就活中に何を考え、どういう経緯でナイルに入社することを決めたのかなどを聞いてきました。どういう就活をしようかと漠然と悩んでいる方や、就活に対して不安を抱えている方に向けて、この記事が何かの役に立てたら幸いです。
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プロフィール
森 行範
東京大学文学部出身。学生時代は社会心理学を専攻するとともに、学生団体AIESECの執行部として80人規模の組織運営を行う。ナイルでの長期インターンを経て、17卒として入社。
納得のいく企業を探し続けていた就活
——今日はよろしくお願いします。森さんとは同じ学生団体に所属していることもあり、僕個人としてもお話を聞くのは非常に楽しみです。
こちらこそよろしくお願いします。
久保くん含めて就活をむかえる学生に対して何か有意義なお話ができたら良いなと思います。共通の知人も何人かいるので少し恥ずかしいですが。
——ありがとうございます!早速ですが、森さんの就活での企業選びの軸をお聞きしてもいいですか?
業界に関してのこだわりはありませんでしたが、本質的な発言が重視される環境か、若いうちから1つの専門性をつきつめられる仕事か、人の心について深く考える仕事であるかの3つの軸を満たすような仕事につきたいと考えていたこともあり、コンサルを中心に見ていました。
——企業選びで専門性を意識しているのは珍しいと思うのですが、それを意識するようになった背景を教えてください。
学生団体での経験が影響しています。自分はAIESECという団体に所属していて、日本人学生を海外の企業へインターンシップに送り出す事業の統括をしていました。その際に、特に集客に力を入れ、結果的に前年と比べて2.5倍の成果を達成しました。でもその時思ったのは、知識不足からWebをうまく活用できず、効率が悪くなってしまった。もっとWebや、マーケティング、組織運営といったことに深い知識を持っていれば上手く事業を回せたのではないかという思いでした。
また、将来仕事に関しても事業をマネジメントする側になりたいという思いがあります。この経験を通して、何か一つの分野に精通していなければ、事業で価値を生む人材になれないと考えるきっかけになりましたね。
あと相対的にプレーヤーの少ない専門性を身につけていた方が、自分の将来的な市場価値が高まるのではないかと考えていたので、周囲と「ずれた」専門性であることを意識していました。
——実際に就活の進み具合はどうだったのでしょうか?
大学三年生の秋くらいまでは手応えがあるところは通るといった感じでした。ただ時期が進むにつれて、悩みを抱くようになっていましたね。いくつか内定をくださる企業もありましたが、自分の思いや考えかたと違うことから、どれも納得しきれていませんでした。自分を偽ってまでそこの企業で働きたくないという思いがあったので、自分の軸に合う企業はないかと、金融・人材・ベンチャーなど色々探し続けていました。
自分が自分らしく頑張ったら評価される場所
——自分の軸に合う企業を探しているそんな中で、どういう思いからナイルでインターンしようと決めたのですか?
この時すでに外資系コンサルに決めかけていましたが、就活にあたり、より企業というものの実情を見てみたかったので、長期インターンには興味を持っていました。その中でナイルに決めた理由はいくつかありますが、一番は専門性を身につけることのイメージを得たかったからです。先程話した学生団体の集客活動で、Webが持つ影響力を感じていたこともあり、それに関する専門スキルを得たいと考えていました。また、コンサルにも興味があったこともここでインターンすることを決めた理由です。
——実際このインターンを機にナイルに入社することに決めたと思うのですが、それに至った理由とそれが今のご自身にどのように影響しているかを聞かせてください。
ナイルに入社を決めた理由としては、一言で言うと、自分の求めている軸が全て満たされたからです。インターン生だからといったことは関係なく、何を言ったかで評価される環境。ユーザーのことを深く、徹底的に考えなければいけないこと。
専門性に関して言えば、一つ目は若手のうちから知見をつくり、外部に発信していくことが求められること。二つ目は成長スピードが著しいWeb分野に緊密に接する環境に身を置けることによって、長く携わった時間の分だけ知識が深まる、かつ周囲との差別化が図れること。これらが自分の求めているものと完全に一致したこともあり、迷いなくここで働くことを決めました。
こうした姿勢が会社全体に浸透していたこともあり、自分が自分らしく頑張ったら評価される環境がナイルにあることを、このインターンを通じて見つけられたことも大きかったですね。だからこそ、今も自分がやっていることに疑問を感じずに前に進むことができているのだと思います。
自分の目で見て、突き詰めて考えてほしい
——19卒に伝えたい事はありますか?
外から見える情報に左右されず、自分の目で見て判断してほしいです。この時期になると周囲の評価などに目が行きがちですが、周りが良いと言っている企業は何が良いのか、自分にとっても良い企業なのか、自分の考えに合っているのかなど疑問を持つことが大事だと思います。自分が今まで何を大切にしてきたかなどを見つめ直して、そこに合う場所を妥協せずに探し続けてほしいです。
また、3年後に自分がどうなっていたいかを、ある程度明確にしておくことも大切だと思います。理想の自分がイメージできていることで、その目標に向けて今自分が何をしなければいけないかを考えることができ、自分の行動に対して迷いがなくなると思います。
——ありがとうございます。最後に、ナイルでの今後の目標を聞かせてください。
主に2つあります。
1つ目は業界内での認知拡大です。「まずは森に相談したい」と言ってくださるような人を増やしたいと思っており、そのためにも自分の顔を前に出す機会を取っていこうと思っています。(苦手ですが笑)
2つ目は、ナイルを更に強く大きな会社にしていきたいと考えています。具体的には、採用や組織改革など、会社の成長に直接つながるような領域にも若手のうちから関わっていきたいです。
◆インタビューを終えて
”周囲の評価に左右されない”
今の自分にとって、一番大切な言葉でした。
僕自身まだまだ確固たる「自分」というものを持てていないがために、就活でも友人や家族の意見に影響されそうになる時があります。後悔のない選択をするためにも、自分は将来どうなっていたいのか、自分は何のために働くのかなど、「自分」を主語にして納得いくまで考え続けていくこと、そして実際に自分の目で見た情報を大切にすること、これらを大事にしていきたいと思います。
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