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実行委員会体験記「だっぴ50×50を、企画メンバーと振り返る。」

2021年2月に実施した「だっぴ50×50」。その企画運営は、大学生メンバー13人によって行われました。「だっぴ50×50」とは、企画メンバーの大学生たちにとって「どんな経験」だったのか。企画メンバーの【はるりん】【とも】【あーりー】の3人に聞いてみました。

心に残っているシーン

――今回の「だっぴ50×50」の中で印象的だったこととかってある?

とも:当日の最後のグループですかね。(オンラインだったけど)その場にいる人たちの暖かさに包まれて対話しながら、自分のまま居られる感覚とか、大学卒業して社会に出てからの希望みたいなものにも触れて、それは幸せな時間でした。これまでは(今の自分に対して)どこか焦燥感があったけど、気持ちが軽くなった気がした。

はる:意見が対立したりして、チームが分裂しそうになったとき、それでもメンバー同士が手を差し伸べ合って。そのとき感じられたチームとしての一体感みたいなものが嬉しかったですね。

あー:トークテーマについて話し合っているとき、(最終的に)だっぴのビジョンにつながった瞬間があって、それが印象に残ってます!『人と関わることが大切にしたいね』という話にみんな共感して、そこでだっぴのビジョンと重なりました。

――おー、そんなことが。3人にとって、「だっぴ50×50」の経験はどんな時間になったんだろう?

色んな人や生き方に出会えた

とも:数え切れないほどいい出会いがあった!これからも大切にしたい人との出会いやつながりがたくさんありました。

あー:様々なの人の生き方に触れて、異なる意見にぶつかって、社会が広がった感じがしていて。「こんな生き方や考え方もしていいんだ」と、自分の考え方が柔らかくなった。

はる:社会問題を自分の友達や家族と結び付けるように、社会を自分ごとで捉えて、それが原動力となっている人の話を聞いて、それが自分たちがやろうとしている「だっぴ50×50」のテーマ(社会参加)ともつながって、ヒントにもなりました。

あー:大人になるのが怖くなくなったという感覚もありました(笑)卒業後の自分が分からな過ぎたけど、少し想像できて。楽しそうに働いている大人の人の存在を知ったということが大きかったのかも。


異なる意見がチームと企画の質を高める

はる:チームは「異なる意見こそ大切にすべきだ」ということが分かった。(異なる)意見を言わないことがチームの迷惑になるとも思い始めました。協調することはもちろん大事だけど、メンバーそれぞれの異質さに目を向けることで、物事を多角的に見ることができるなと。

――へぇー!異なる意見が活きるチームになるには、どんなことがキーポイントになったんだろう?

とも:意見を否定しないというルールが自分の頭に残っているので、それかも。

はる:メンバーによって発言量の差があり過ぎる状態があって、その状態は改善しようと話をしたりもしました。ただし、それは発言量を平たくするということではなく、お互いの個性は尊重しようという話にもなりました。

あー:メンバーそれぞれに果たすべき役割があって、それを自覚・実行できたことで、企画チームを居場所だと感じられたというのもありますね。

とも:それと同時に、ただ居られるという意味の居場所でもあった気もする。

――なるほど。話し合いをするときのルールづくりや居場所としての心理的安全性が大事だったようだね!

挑戦しやすくなった

とも:私は冊子を制作したりもしたんですが、「自分で何かつくった」という経験が、次のチャレンジを支えてくれる気がします。あと、変わりたいと思って始めた「だっぴ50×50」だったけど、今の自分も認められるようになって、楽にもなりました。

あー:「だっぴ50×50」は、私にとってターニングポイントになったんじゃないかなと思っていて、自分のやりたいことにつながる兆しが見つかりました。

――ちなみに、これからどんな挑戦をしていきたい?

あー:まだ曖昧ではあるんですけど、キャリア教育について考えたくて。自分らしく生きられる社会をつくるために、自分にできることをやっていきたい。

はる:私は、チームの中で活かせる自分の良さを見つけることができたので、これからそこを伸ばしていきたいですね。

とも:「人とともに生きる」ということを、これからの人生で大切にしたいと思いました。そのために、信頼される人になりたいし、誰かに良い影響を与えることのできる、(今度は自分が)出会ってよかったと思ってもらえるような人を目指したい。

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