今年、ノベルワークスが取り組んだのは、「社会の仕組み」や「業界の常識」そのものを書き換える挑戦でした。 独自のAIテクノロジー、リスクを背負った成果報酬モデル、そして地域でのエコシステム構築。
これらはすべて、私たちが描く「ワクワクする未来」を実現するために、どうしても変えなくてはならなかった景色です。2025年度、私たちが変え始め、そして手応えを感じた「4つの変革」についてお話しします。
目次
1. 【Technology】特許取得。「レクシンAI」が開発の景色を変える

レクシンAIの特許証
私たちの挑戦を支えるのは、「アイディアと技術」です。 今年、自社プロダクト「レクシンAI」は、単なる効率化ツールを超え、開発のあり方そのものを変える存在へと進化しました。
5月の製品版リリースに続き、10月には「リバースエンジニアリング機能」や「AIチャット」を含む大型アップデートを実施。専門的なエンジニアでなくとも、AIが要件定義から設計までを伴走し、誰もが開発を自走できる世界を実現しました。 そして11月、その独自性と革新性が認められ、特許を取得しました。
「開発はプロに頼むもの」という常識を覆し、誰もがテクノロジーを自由に扱える未来へ。そのためのエンジンが完成しました。
レクシンAI for kintone| kintone開発をAIがアシスト!要件定義・システム設計・アプリ開発までドキュメント作成をワンクリックで自動生成!
2. 【Business】「成果にコミットする」1社から始まる、業界の常識への反逆

進化した技術を武器に、私たちは今年、IT業界に深く根付く「人月単価(かけた時間=コスト)」という古い常識へ戦いを挑みました。 それが、「AI駆動型成果報酬開発」です。
AIがコードを書く時代に、時間を切り売りするのは正しい在り方なのでしょうか。機能を作って納品、が本当に業務の効率化につながっているのでしょうか。私たちは、お客様の「事業成果」にコミットしたいのです。
「本当に実現できるのか?」という周囲の懸念をよそに、今年、ある1社のお客様とこの新しいモデルでのプロジェクトをスタートさせました。
まだ実績としては「1」です。しかし、「成果が出なければ報酬はいらない」と宣言することは、お客様のKPI(ゴール)を、私たち自身の命題として背負う覚悟の表れです。
開発会社が「作る」ことではなく「成果」にコミットする。2025年度は、受発注の関係を超えた、真のパートナーシップの形を世に問うた一年でした。

AIで変わるSIerの未来:ノベルワークスがはじめた「共創」のシステム開発|ノベルワークス
3. 【Local】「与えられるDX」からの脱却。兵庫と福島で始まった地域創生

「地域DX」において私たちが変えたかったのは、外部ベンダーがシステムを導入して終わってしまう景色です。目指すのは、地域の人々自身がDXの担い手となることです。
■ 兵庫県神河町:地域全体への未来投資
神河町との連携では、地域企業や地元の高校生を対象に、kintoneを活用した開発スキルを習得できるカリキュラムを開始しました。 ツールを導入するだけでなく、「デジタルを使えば、自分たちの手で町を良くできる」という手応えを、地域の方々自身が得ること。これは一過性の支援ではなく、地域の未来を変えるための本気の人材育成です。

兵庫県神河町と連携し地域活性化に向けたDX推進プロジェクトを始動
■ 福島県:「地域RXラボ」の始動
10月、福島で立ち上げた「地域RXラボ」は、地元の金融機関やパートナー企業と連携し、地域企業のDXを支える「人材」を育てる取り組みです。 目指しているのは、「DX人材育成のエコシステム」です。地域の中で課題解決できる人が育ち、そのサイクルが回ることで、やがて地域経済そのものが強く循環していく。そのための種まきを、現地の方々と共に進めてきました。

地方企業の"DXが進まない理由"、解決のヒントはここにある ― 地域RXラボ始動|ノベルワークス
4. 【Organization】変化を乗りこなす。より「しなやか」な組織への再起動

AIの急速な普及や、働く価値観の多様化。社会はかつてないスピードで変化しています。
この激動の時代において、私たち自身が変化を恐れず、より「しなやか」な組織でなければ、新しい価値など生み出せません。「次期戦略課」や「内部統制課」の新設は、変化に適応し、組織を強くするための構造改革です。
また、今年受賞した「輝くテレワーク賞」特別奨励賞は、設立当社から「働く場所に囚われず、ライフイベントに左右されない公平に働ける社会」を目指してきた弊社の取組が認められ、大変光栄なことでした。ですが、私たちにとってはゴールではありません。 むしろ、「働き方はもっと良くできる」という気づきを与えてくれるマイルストーンです。
私たちはこれからも、組織のあり方や働き方のアップデートを止めません。それが、テクノロジーと人が共存する「より良い社会」の実現に繋がると信じているからです。

【輝くテレワーク賞受賞】ルールは縛るものではなく迷いをなくすもの。AI時代の"しなやかな働き方"|ノベルワークス
5、【よりよい未来へ】共感の輪を広げ、実を結ぶフェーズへ
2025年度は、それぞれの挑戦が「点」として打たれ、確かな手応えを感じた一年でした。 来る2026年度は、それらを「線」で結び、着実に成果に変えていくフェーズとなります。
- 「レクシンAI」は、特許技術を基盤に、より多くの現場で不可欠なパートナーへ。
- 「成果報酬型開発」は、実証実験の段階を超え、確かな成果を生む標準的なモデルへ。
- 「地域DX」は、種まきの段階から、人材が育ちエコシステムが機能し始める段階へ。
- 「組織」は、盤石な基盤の上で、さらなるイノベーションを生み出せるチームへ。
私たちの挑戦は、決して一社だけで成し遂げられるものではありません。 弊社のビジョンに共感し、連携・協力してくださるパートナー企業様、地域の方々、そしてお客様と共に。 テクノロジーと人の力で、より一層素晴らしい社会を実現するために、ノベルワークスは全力を尽くしてまいります。
2026年度の私たちの歩みに、どうぞご期待ください。
【2025年度の主な軌跡】
- 4月:兵庫県神河町にてDX推進プロジェクト始動
- 5月:「レクシン AI for kintone」製品版リリース
- 10月:福島県にて「地域RXラボ」発表/「レクシンAI」大型アップデート
- 11月:「レクシンAI」特許取得/「輝くテレワーク賞」特別奨励賞 受賞