福岡の自宅からオンラインでインタビューに応じてくれたのは、営業開発の“ばんちゃん”。 kintoneやAIを活用し、全国の顧客に向けたコンサルティングと開発を担っています。
フルリモートという環境の中で信頼を積み重ね続ける彼女の仕事の根底には、一貫して「人に向き合う姿勢」がありました。
目次
1、エンジニアになろうと思ったきっかけ

―― ITの世界に入る前のキャリアについて教えてください。
最初に入社した広告関連の会社では、画像修正や営業など幅広い業務を経験しました。ですが、会社を辞めたときに「自分の武器になるスキルが何もない」と感じ、それがきっかけで職業訓練校に通い、PC操作の基礎から学び直しました。
その後、多様な仕事に就き経験を重ねる中で、多くの職場でパソコンに苦手意識を持つ方が多いことに気づきました。
自然とデジタル周りの相談が私のところに集まるようになり、解決するたびに「助かった」「ありがとう」と言ってもらえました。
そこから、ITは“詳しい人のためのもの”ではなく、“困っている人のそばにあるべきもの”だと思うようになりました。
―― エンジニアを目指そうと決めた決定打は何だったのでしょうか。
出版・広告系の会社で働いているときに、自社サイトの運用に関わったことが大きかったです。
たった数文字を修正するだけでも、外部の制作会社に依頼して修正を待つ必要がありました。
「今すぐ直したい」のに、できない。その歯がゆさの中で、
「私が自分で修正できたら解決できるのに」
と思ったんです。
ITは「難しそう」「分からない」と感じる人が多い分野ですが、自分が技術を身につければ、かつての私や同僚のように困っている人の“架け橋”になれる。
そう決心して、福岡県の女性IT支援事業に申し込み、7か月間、JavaScriptやHTMLやCSSなどのホームページ作成に必要なスキルを学び、その後、福岡に居ながら働ける、大阪のノベルワークスへとご縁が繋がりました。
2、業務内容:大切にしているのは「理解のズレをなくすこと」

―― 業務内容を教えてください。
kintoneを活用したコンサルティング営業と開発を担当しています。
・初回相談から課題のヒアリング
・提案書作成
・アプリ開発
など、一貫して関わっています。
最近は、AI導入による業務改善の効果を図やグラフなどで可視化し、「自分たちの仕事が具体的にどう変わるのか」をお客様にイメージしていただくことにも力を入れています。
入社して1年、同じチームのまとっちさんに資料の作り方を教えてもらったり、ミーティングに同席してお客様とのコミュニケーションのとり方を学ばせていただいたり、徐々に一人で担当させていただく機会も増えてきましたが、まだまだ自分の未熟さを痛感する毎日です。
ですが、ベテランの皆さんに囲まれて仕事ができるありがたいポジションで働けている事にも感謝しています。早く成長したい気持ちでいっぱいです。
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―― お客様とのコミュニケーションで意識していることはありますか?
一番大切にしているのは、「お客様と私たちの間に理解のズレをつくらないこと」です。
私自身、IT専門外だった時期が長いので、「何が分からないのか分からない」という不安がよく分かります。
そのために気を付けていることは、”分かったつもりにならないよう、お客様のお話をはじめにじっくり伺うこと” です。
お客様が今どんな景色を見ていて、何に困っているのかをしっかり知るためです。そして専門用語は使わず、ゆっくり、短く説明し、こまめに「ここまでで不明点はありますか?」と確認を挟むように意識しています。
私達は、「システムを作ること」が目的ではなく、「働く人の困りごとを解決し、成果を出していただく」お手伝いすることが目的です。
ゴールまで一緒に伴走し、お客様と一緒に喜べたら、エンジニアとしてとても嬉しいです。
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3、フルリモート勤務:成立のカギは信頼の積み重ね

新年会で出社した時のメンバーとの交流
―― 福岡からのフルリモート勤務については、どう感じていますか?
福岡にいながら全国のお客様と仕事ができるのは、情報交換もできて会話も弾み、とても面白いです。
私自身、リモートワークは初めての働き方で緊張していましたが、ノベルワークスでは出社/リモートメンバーの相互理解によって円滑なコミュニケーションが成り立っていると感じています。
例えば私たちのチームでは、業務時間中は可能な限りGoogle Meetをつないでいるため、分からないことがあれば気軽に質問でき、他の出社メンバーも通りすがりに手を振ってくれたりします。
またチャットツールのSlackでも、「#雑談広場(業務外の出来事の共有)」というチャネルや月1回開催されるオンラインでの「社内交流イベント」などで他のメンバーのことを知る機会が設けられているので、出社/リモートメンバーが「一緒に働いている」感覚でいるための努力と配慮が職場環境にあります。
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一方で、私自身も自分にルールを課しています。「15分悩んで答えが出なければ聞く」です。基本的なことですが、リモートだと余計に初動が遅れます。
制限時間を決めて、分からなければすぐ聞く、そうやって、自発的にオンラインで自分も働いていることをアピールすることがリモートワーカーには大切だと思っています。
4、大切にしていることと今後の展望:システムを通して、人のために
―― ノベルワークスの働き方で一番共感していることは?
これまでの多様な業務経験の中で、サービス業での経験が私の仕事の基盤を作ってくれていると思います。「お客様」に対する接し方、仕事中の姿勢など、自分がお客だった場合をイメージして、「気持ちの良い接客をする」ことを意識してきました。
なのでノベルワークスが掲げる「誠実であれ」というスピリッツに、一番共感しています。
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「やりがい」は 、どこかに在る ものではなく"周りと育む"もの|ノベルワークス
なので、今の業務で私が一番心掛けていることは、問い合わせに対して返答に時間が掛かるようであれば「まず確認します」とすぐ返信することです。
「ちゃんと確認してくれている」とお客様にまず安心していただく。小さなことでも放置しない。そうした小さな誠実さの積み重ねが、お客様との信頼に繋がると思うので大切にしています。
―― 今後の展望を教えてください。
もっとITに苦手意識を持つ人に寄り添い、システムを通して「人のために」できることを増やしていきたいです。
まだまだ周囲に頼りながら、教えてもらいながら仕事している状態ですが、任せてもらっている「AI駆動型開発」の理解度をさらに深め、独り立ちできるよう、より高度なコンサルティングを提供できるエンジニアになれるよう、日々勉強していきたいと思います。
まだまだやることは山積みです。
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