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「もどってこいよ制度」で復職 外から見て感じたノバレーゼ

営業本部 長野地区 レストランサービス
中村 憲文
新卒から14年間、お客様に夢や希望を与えられる仕事に就きたいという想いから、一貫してブライダル業に従事。2011年、「アマンダンスカイ」のオープンを機に、ノバレーゼに入社。一度は退職したものの、転職活動を通して自分の理想の環境がノバレーゼであると改めて感じ、「もどってこいよ制度」を利用して復職。


「もどってこいよ制度」でカムバック

新卒から14年間、お客様に夢や希望を与えられる仕事に就きたいと思い、一貫してブライダル業界にて働いてまいりました。1社目ではウェディングプランナーとして6年間、2~3社目では自身の新たなキャリアに挑戦するため、サービスマンとして勤務しておりました。ノバレーゼとの出会いは2011年のこと。もともと企業の存在は知っていましたが、長野県に「アマンダンスカイ」を出店する情報を聞き、この機会により高いレベルの接客やサービス技術を学びたいと思い、転職を決意しました。

入社後は平日のレストラン営業でのサービス、結婚式でのサービス、宴会および二次会の企画運営に取り組んでまいりました。地域のお客様に愛され続ける場所を提供することで、結婚式でもたくさんのお客様にご来館いただける会場にしていきたい、その想いで目の前のことに日々打ち込んでいました。入社後から3年後には、店舗のレストラン部門マネージャーにも任命していただき、店舗の予算管理、スタッフの教育指導にも力を注いでいました。しかし、地域で最も愛される結婚式場にするために取り組んでいた自分自身の仕事が、気付けば売上目標の達成を最優先事項としてしまっていたのです。私が目指していたのは、とことんお客様の喜びや感動に寄り添うことを追求し続けた結果、良い業績や結果が後からついてくる環境でした。

その状況を「会社の問題」だと捉えてしまっていた当時の私は、決して売上が優先することなく、1組のお客様のために真摯に取り組める環境に転職し、夢と感動の結婚式を創り続けていきたいと考え、ノバレーゼを離れることを決意いたしました。

その後は、転職活動を通じて、私の想いと理念が合致する企業を探し続ける日々。腰を据えて「ここでなら自分の想いを果たせる」と感じた企業と出会っても、実際に現実で求められるのは売り上げばかりであることを痛感する日々でした。そんな時、改めて自身の棚卸をしてみると、ノバレーゼを退社した当時の自分自身の考え方が間違っていたことに気付きました。さまざまな企業での経験を振り返ってみても、ノバレーゼこそが、決して売り上げを最優先に捉えるのではなく、地域のお客様と密接に関わり合いながら、夢や感動を与えることに本気で向き合う企業でした。そのことに気付くことができたからこそ、ノバレーゼの再雇用制度である「もどってこいよ制度」を活用し、再度チャレンジするためにも復職をしました。


ノバレーゼの「当たり前」が世の中の「当たり前」ではない

復職後は、以前の自分との変化を感じることもしばしばありました。その大きなきっかけになったことが、夏季限定で毎年開催しているビアガーデンでの経験でした。店舗の敷地内に新しく併設されたガーデンで開催していたのですが、最も悩まされたのは天気。途中で雨が降った際にお客様にご迷惑をおかけしたくなかったため、降水確率が高い日は館内で営業をしていました。しかし、結局雨が降らない時もあり、せっかく足を運んでくださったお客様の中には、外で料理を楽しみたかったという意見が多かったのも事実でした。お客様の要望の本質に気付き、それからは、常にガーデンで開催することを前提に営業することを提案。雨が降った場合を常に想定して、お客様を誘導するスペースを事前に確保しておき、降り続けたら館内に移動、雨が止んだらガーデンを再度整えて外に移動、その動作を繰り返し行いました。最初は場所の切り替えに大変な手間や労力がかかりましたが、いつからか声をかけた訳ではなく、自然と他部署のスタッフも手伝ってくれるようになり、スピーディーにお客様の対応をできるようになりました。何よりも嬉しかったことは、お客様から「雨で諦めていたけど、少しでも外を利用できて良かった」「館内と外を両方利用できて良かった」と、お褒めの言葉をいただけたこと。自分ひとりでは対応しきれなかったことですが、部署の垣根を越えて同じ想いで働いている仲間の存在、何よりもノバレーゼという企業の理念や環境があったからこそ、この判断を取ることができたのだと感じています。昔の私では、その恵まれた状況には気付けていなかったかもしれません。

一度離れたからこそ実感するノバレーゼの魅力、それは会社に対しても働くスタッフに対しても、たくさん感じられることがあります。信頼できる仲間がいる、売り上げや利益のためではなく「人のため」に仕事ができる。このような環境は当たり前ではないということに気付くことができたからこそ、今も昔も変わらないで持ち続けている「アマンダンスカイを地域で一番愛される結婚式場にする」という目標に向かって、これからも邁進していきたいと思います。

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