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自衛隊からエンジニアにキャリアチェンジ。フードテック企業のパイオニアとして業界の常識をぶっ壊す。〜取締役 兼 CTO / CPO 中筋丈人〜

こんにちは!採用担当の石本です。
嬉しいことに毎月のように新しい仲間が増えていくノンピ。

ノンピってどんな人がいるの?
今までどんなことをしていたの?

ノンピで活躍するメンバーのことを
もっともっと知ってもらいたい!
社員同士でも知らない話もあるかも?!

そこで今回は新しく取締役として就任した
中筋 丈人(なかすじ たけと)さんにインタビューしました。


プロフィール
取締役 兼 CTO / CPO
中筋 丈人(39)
nonpi JOIN:2020年7月
出身:千葉県佐倉市(長嶋茂雄さんと同じ)
好きなこと:これからたくさんご紹介します!⇣
好きな食べ物:ラーメン、焼き肉、寿司

フードテックを目指すnonpiに業務委託として2020年1月から勤務し、この度正式にJOINした中筋さん。
まずはプライベートについてお話を伺いました。

Q.好きなことは?

中筋〉結構多趣味なんですけど、ひとつはオンラインゲーム。今はスマッシュブラザーズを。ずっと対戦してます。
あとはアウトドア。キャンプやグランピングとかいきますね。あとサイクリング。梅雨に入る前までは自転車で出社してました。毎日45分くらい。10kmちょっとくらいですかね。電車で来てもかかる時間は同じくらいなんで。

石本〉すごい体力あるんですね。

中筋〉いやでも僕、電動自転車なんですよ。笑
電動自転車いいですよ。都内最強の乗り物ですね。車だと駐車場の問題とかありますし、時間的にもそんなに変わらないんですよ。とはいえ普通の自転車だと上り坂大変なので、電動自転車が最強だと思ってます。

あと、去年からパックラフトを始めました。空気でふくらませるボート、正確に言うとカヌーに近いんですけど。ヘルメット被って、パドルもって、ライフジャケット着て、上流から下ってくる遊びです。ラフティングとかやるようなところ、多摩川の上流(御岳)とかでできるんです。道具は昨年一式買いました。その前はSUPをやってたんですけど、SUPをやってる時にパックラフトをやってる人たちを見てあっちのほうが楽しそうだなと思ってはじめました。エンジニアメンバーの佐藤さんがカヌーの日本代表選手だったので、いろいろ聞いて道具を揃えました。だいたい行くときは佐藤さんとですね。川って意外と危ないので知識ある人とじゃないと、というところがあって。初回100mくらい流されたんですよ。ひっくり返って。ライフジャケットきてるから大丈夫だったんですけど流れも激しいので浮かんだり沈んだりするんですよね。溺れると溺れないの間くらいですかね。多摩川の上流の水をたっぷり飲みました。楽しかったです。

あとは洗車も趣味です。もともと車屋だったんで。車も好きですけど洗車のほうが好きですね。感覚的には家の掃除が好きな人と同じ感じです。時間があったら車内の掃除からワックスがけまで全部やります。ワックスもね、色々語ることあるんですよ。

石本〉車のワックスについて知りたかったら中筋さんまで、ですね。笑

中筋〉はい。1個150万のワックスがあったりとか成分によって艶が違ったりとかもあるんですよね。僕はワックス塗るの大変なのでコーティング剤みたいなものを使ってるんですけど。

石本〉総じてアクティブですね。

中筋〉でもなにもしない時は何もしないですけどね。一日中ぼーっとしてたり。何もしないと決めたら一日中布団から出ずにYou Tube見ることも全然あります。


メカニック→自衛隊→エンジニア

自衛隊にいた経験もあるという中筋さん。これまでどんなお仕事をしてきたのか伺いました。

一番最初は千葉県の自動車屋さんで働きました。もともと車が好きだったのと、没頭できる仕事をしたいなと思ったので。オイル交換とか、メカニックの仕事をしてました。そこで3,4年くらい働いた後に自衛隊に入隊しました。

Q.なぜ自衛隊に?

自衛隊って試験に受かれば入れるじゃないですか。当時就職氷河期だったので試験に受かれば入れるというのはかなり魅力的でした。それと知り合いで何人か自衛隊の人がいたんで話を聞いて、自分でもできそうだなと思って決心しました。

Q.自衛隊ではどんなことを?

最初は教育隊というところに入るんですけど、神奈川の武山駐屯地というところにいきまして、そこで3ヶ月間”娑婆っ気”を抜かれました。チャラチャラした生活スタイルを抜かれるわけですよ。例えば朝6時に起床するとか、ご飯は5分で食べるとか、教官になにか言われたら直立不動で”はい”と言うとか。3ヶ月で身につきましたね。その教育期間が終わり、新潟に配属になりました。雪国が初めてだったのでやってけるかなと思ったんですけど、住めば都とはよく言ったものでなんだかんだ楽しく残りの3年以上を過ごしました。なので新潟が原隊ですね。

Q.自衛隊の後は?

自衛隊の1任期って2年で2任期、つまり4年いまして更に試験を受けて残るという選択肢もあったんですけど、腰を痛めたのでこれ以上無理だなと感じて民間企業に戻ろうと思ったんです。それと、自衛隊の一隊員に求められるものってショートカットができないんですよね。重い荷物をもって40km歩いたりするんですけどこれって日々の鍛錬しかないわけですよ。でも仮に営業だったらウルトラCみたいことがあるかもしれないですよね。ショートカットするとか楽する方法が。それがないのがすごい辛かったです。すごい面倒くさがり屋なんです。成功することで”100”得るものがあったとしたら”1”の労力でやりたいんですよ。自衛隊時代はそれができなかったので大変でした。

そこで次なにをやろうかなと考えたときに、そういえばもともとコンピュータ好きだったなと。実は小中ずっとコンピュータやってたんですよ、家にパソコンがあって。当時、家にパソコンがある家庭はあまりなかったんですけど。そこで初めてIT系のキャリアを考え始めたんですね。それが26,27歳の時です。

最初に入った会社ではシステムインテグレータといってお客様のシステムをつくる仕事(例えば社内の勤怠管理システムをつくったり、数万台のPCの管理を考えたり)をしてました。

Q.ITの知識はどのように身につけた?

個人でできる範囲のことは独学で一から勉強しました。また、入社してからも色々学びました。

Q.IT企業1社目のあとは?

最初の会社に7年くらい勤めたあとは、昔で言うライブドアの血を受け継いでいる会社に入ってそこでお客様向けのゲームサーバーの運用・設計をやってる事業でインフラ事業のエンジニアとして働いてました。そこには2年弱くらいいまして途中からはサービス企画も兼任してました。

その後はアマゾン・ジャパンで物流倉庫のシステムの運用とか構築を1年くらいやってましたね。

そして前職のFABRIC TOKYOでD2C(Direct to Consumer)のスタートアップに参画し、そこでCTO(Chief Technology Officer)を4年くらいやって今に至ります。ただFABRIC TOKYOにいた頃から一本道のキャリアじゃなくて他の企業の顧問等もしてました。

Q.今までで一番思い入れのある仕事は?

正直、唯一無二のものはなくて、なぜかというとこれまでいろんなロールをやってるんですね。プロジェクトマネージャーだったり、いちエンジニアだったり。だからそれぞれのロールにあった思い入れのある仕事について話そうと思います。

ひとつは初めてプロジェクトマネージャーをした時の話です。だいたい30,40人くらいのプロジェクトで自分が一番年下だったんですけど大変でした。年齢の問題ってあるじゃないですか、どうしても。年上の人達から信頼を得るまでが大変でしたね。10歳くらい上の人と怒鳴り合いもしたことありますし。でもそういう人って今も可愛がってくれてて連絡くれたり、朝まで飲みにいったりもします。未熟なこともいっぱいありましたし、最初から30,40人のプロジェクトマネージャーって大変だったので失敗もありましたけど、それが他のプロジェクトにも活かされてるのでそういう意味では思い入れがあります。

もうひとつは前職で初めてCTOをやったことですね。CTOって何やる仕事なんですかっていう問いに答えはないんですよね。今でこそ、多少ナレッジなどは出てますけど5年くらい前なので今よりもナレッジがない中でやってたんです。CTOとは何をやるべきか、理想のCTOとはなにか、を考えながらやってたところはすごい勉強になりましたし迷惑もいっぱいかけたという意味では思い入れがありますね。僕をまた更に成長させてくれた会社でありきっかけだと思うので。


nonpiにJOINするまでのお話を伺いました

Q.業務委託としてnonpiにJOINしたきっかけは?

nonpiの顧問をやっている及川さんからご紹介いただいたんです。前職のFABRIC TOKYO時代に繋がりがあって。僕のメンターなんです。色々教えてくれる人。及川さんのことはとても尊敬していたので声をかけられたのはすごく嬉しかったです。

Q.今回、正式にJOINした理由は?

まず1つ目は社長である柿沼さんの人柄がすごいなということ。そして、詳しい事業内容を聞いた時に、事業のコアを横展開すると(色々とやり方を変えると)スケーラブルな事業になるなと思ったのが2つ目です。また、実際にnonpiのメンバーとお会いして皆さん紳士だなと思ったんですよ。会社のメンバーがめちゃめちゃいい。この3つ揃ったら断る理由ないなと思ったのが理由ですね。

Q.実際にnonpiにJOINしてみて感じた印象は?

まず皆さん紳士というのは入ってみてもその感じ方、印象は変わらなかったですね。改めて良いメンバーだなと思いました。そしてコロナの状況下においても前向きな人が多いんですよね。ポジティブな人。これは本当に素晴らしいことだなと思いました。なかなかできないですよ。これって個人がポジティブなのかネガティブなのかっていう問題もありますけど会社の文化とか雰囲気とか、経営陣の考え方とか行動とか、従業員の方たちの考え方とか行動が蓄積されて会社としてこう見えるな、というのがあると思うので会社としてポジティブに見えるということはやっぱりすばらしい会社だなと思いました。

IT×食のパイオニア

フードテックを目指すnonpi。中筋さんの構想は?

Q.nonpiではどんな仕事をしてる?

この半年間やったことは、nonpiのサービス、プロダクトのロードマップの整理をしました。あとはnonpiランチの開発も並行で行い、無事ローンチできました。また、ECにおいてはこれまで外部の会社に委ねてた部分をすべて社内でできるようにシステムの移管をしたり、オンラインロースターの立ち上げやその他、細々したものもいろいろやってます。ECサイトについてはエンジニアメンバーの青木さんがメインでやってくれてます。その他にも新しいサービスのデザインを作ったり。この状況下でもユーザーに使ってもらえるようなサービスはなにかということを最近は考えたり、作ったり、構想を練ったりしてます。

Q.エンジニアの方は何人いるんですか?

僕以外に5名。デザイナーさんが1名ですね。このメンバーでいろいろなプロジェクトやシステム等の業務を分担してやってます。

Q.今後の目標、nonpiで実現したいことありますか?

実現したいことはやっぱりケータリングテクノロジーとかフードテックとかの面で、業界に”本当のフードテックとは何かを見せてやろう”的なことはやりたいと思ってますね。やっぱり業界が昔からあればあるほど既得権益だったり、しがらみとかがあるんですけどそれをどんどんぶっ壊したいなと思ってます。

いまDX(Digital Transformation)ってすごい流行ってるんですよ。要はテクノロジー企業だけじゃなくて普通の企業もITとかテクノロジーを活用して会社のビジネスの付加価値を上げていきましょう、ということなんですけど結構これ難しいんですよね。テクノロジーのことがわからないのにいきなりテクノロジーやろうって言われても戸惑うじゃないですか。場合によってはテクノロジーを入れることによって直接利益を受けない人もいたり。例えば仕事が減っちゃうとか、言うならば仕事が減っちゃうと”思ってしまう”んですよね。AIによって仕事が奪われる的な。何も価値を生まない仕事って少なからずあるじゃないですか。作業的な仕事とか。作業的な仕事をなくすことでその分みんなが価値を生む仕事にシフトできますよねっていう考えをすればいいんですけど、なかなか理屈だけでは受け入れられないこともあったりして…。なのでDXって難しいんですけど、目標としてはお手本となるDXをしたいって感じですかね。例えばキッチンで何を作るかは決まってて、食数もある程度わかるわけじゃないですか。そうすると食材の発注って自動化できるはずなんです。でも今はみんながんばってやってるんですよね。かつ、これはただの作業だってわかってるんですよ。そういう自動化のようなこともできますし、それによって空いた時間を使えば、例えば同じコストでもこっちの作り方のほうが美味しいとか料理の研究に充てたり、いろいろできると思うんですよね。

そしてたぶんnonpiのメンバーは皆さんポジティブなのでこの難しいといわれているDXを実現できると思ってます。

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