私たちは、「ヘルスケア × スポーツ × IT」というテーマのもと、さまざまなビジネスを展開するストレッチ業界のリーディングカンパニーです。
今回は、Dr.stretchでトレーナーを務める中村さんにインタビュー。nobitelならではの文化に支えられながら成長を続ける中村さんに、入社の経緯から今後の目標まで、詳しくお話を伺いました!
【プロフィール】
中村 凪穂:Dr.stretchトレーナー。幼少期から硬式テニスに取り組み、トレーナーのサポートを受けた経験から、心身の両面でお客様を支える仕事を志し2024年度に新卒入社。現在は選手としてパデル(ラケットスポーツ)にも打ち込んでいる。
支えられた経験を、今度は自分が届ける側に
――中村さんは新卒で当社に入社しています。学生時代はどのように過ごされていたのですか?
幼い頃からテニスに取り組んでおり、大学でも硬式テニス部に所属していました。部活動ではトレーナーがついてくれていて、私自身が心の面でも体の面でもたくさんサポートしてもらったんです。その経験から、今度は自分がトレーナーとしてお客様を支えたいと思うようになり、nobitelへの入社を決めました。
実は、通常は4月入社なのですが、早く店舗でデビューしたいという思いが強くて、2023年10月にアルバイトから入社しました。部活を引退して時間が自由に使えるようになったので、少しでも早く現場に慣れておきたかったんです。そして12月には店舗デビューを果たしました。
――それは素晴らしいですね!数ある企業の中で、nobitelに魅力を感じたポイントは?
「気持ちがいい」をテーマに、会社の風土が醸成されている点に共感しました。私自身も日常生活の中で「気持ちがいいコミュニケーション」や「気持ちがいい行動」を大切にしていたので、その価値観が一致したんです。
そして何より、会社についての話を聞いていく中で「挑戦できる環境が整っている」と強く感じました。「立候補制」など、自分自身がやりたいことを応援してくれる文化があると聞いて、ここなら自己成長できる環境があるのではと思いました。
――面接時の印象はいかがでしたか?
私が緊張しているのを察してくれて、話しやすい環境を作ってくださいました。面接というよりは、自分の素を出せるような雰囲気でした。
内定前には実際に店舗に行き、ストレッチを受けさせてもらったんです。その際、店舗のみなさんの雰囲気や、トレーナーのコミュニケーションの取り方に温かさを感じました。働いている人たちの人間性も素晴らしくて、よりnobitelに入りたいという気持ちが高まりました。
――入社前に不安はありましたか?
最初は不安しかなかったですね(笑)。というのも、私は高校・大学とずっと部活動に打ち込んできたので、アルバイトをしたことがなかったんです。お客様とのコミュニケーションがうまくできるか、ストレッチに満足してもらえるか、という不安がありました。ただ、先輩方がサポートしてくれる環境があったので、乗り越えることができました。
新店舗への異動が成長のチャンスに
――入社後の研修はいかがでしたか?
ストレッチの技術や解剖学の知識、接客の基本など、それぞれ一からわかりやすく丁寧に教えてもらいました。特に印象的だったのは、毎回朝礼があって、育成トレーナーの方がいろいろな話をしてくれたことです。たくさんの価値観を学べただけでなく、考え方の幅も広がりました。育成トレーナーから受ける影響は本当に大きかったですね。
あとは、研修期間中にストレッチの練習をお願いしたら、先輩トレーナーが実際に対応してくれました。研修生ということを関係なく、高い熱量で教えてくれたことが嬉しかったです。
――配属後はどのようなサポートがありましたか?
最初は何も分からない状況でしたが、先輩たちが積極的に声をかけてくれて、温かい指導を受けました。受付業務やお客様のご案内など、基本的な業務からスタートし、数日後にはお客様の担当を開始しました。毎回フィードバックをもらいながら改善点に取り組んでいきました。
――その後、新たにオープンする店舗に異動されましたよね。
はい。 店舗が変わることへの不安はありましたが、店長や配属されるメンバーが「よりよいお店を作っていこう」という意欲が高いメンバーばかりだったので、自分自身も大きく成長することができています。あとから聞いた話では、育成トレーナーから評価をいただき新店舗への打診があったそうで、新店舗の一員になれてとても嬉しく思います。
「神の手」と呼ばれた喜び。テニスで培った諦めない心
――やりがいを感じるのはどのような瞬間ですか?
お客様から感謝の言葉をいただいたり、生活の中での変化を直接伝えてもらったときです。これまで努力してきたことを評価していただいたときや、自分自身の成長を感じたときにやりがいを感じますね。
忘れられないのは、「中村さんの手って神の手だよね」とお客様に言っていただいたことです。お客様をよくするためにどうしたらいいか、ということしか考えていなかったのでびっくりしましたが、とても嬉しかったですし、もっと頑張らなければと思いました。
――一方で、大変だったことや苦戦した事柄は?
思うように結果が出せなかったり、ランク試験に落ちてしまって、自信がなくなるタイミングもありました。そのときに、周りの先輩たちがミーティングの場を設けてくれて、とても真摯に向き合ってくれました。寄り添ってくれたことで、自分がやるべきことがより明確になったんです。今となっては大きな壁とは感じていませんが、その経験があったから成長できたと思っています。
――入社してから一番成長したポイントは何ですか?
「視点」が変わりました。入社したてのときは、自分がやるべきことで精一杯でした。でも、徐々に新しいスタッフが増えていく中で、店舗やチーム全体に目を向けられるようになりました。「みんなが成長するためには何が必要か」という視点で考えられるようになりましたね。
――スポーツの経験は、今の仕事にどう活かされていますか?
テニスをやっていた頃、いくら頑張っても結果が出なかったり、イップスになってしまったこともありました。ただ、それでもあきらめずにやり続けてきたので、今仕事で失敗や挫折を感じる場面があっても、自分の良い経験にしようという考えを持てるようになりました。継続する力が、今の自分の原動力になっています。
競技とトレーナーの両立――新たな道の第一人者へ
――今後の目標を教えてください。
実は現在、パデルという競技に打ち込んでいます。今後は競技とトレーナーの仕事を両立し、両方で一番になることが目標です。
当社の場合、本社勤務の方で競技と仕事を両立している方が過去にいましたが、店舗のトレーナーではほとんどいません。だからこそ、第一人者となって新たな道を作っていきたいと思っています。
正直、両方を極めるのは簡単なことではありません。でも、休日をパデルの練習にあてたり、終業後に当社が運営する「WECLE(マシンピラティス専門店)」に通って体の使い方を整えたりと、空き時間をうまく使って練習やトレーニングをしています。
将来的にはグランドトレーナー(当社内で最高ランクのスキルを持つトレーナー)になり、パデルなどマイナースポーツの普及や、取り組んでいる選手のサポートもしていきたいと考えています。
――nobitelならではの魅力は何だと思いますか?
まずは「立候補制」があることですね。会社が頑張っている人を支えてくれるため、自分自身のやる気を評価してもらえますし、挑戦できる環境があります。ランクを上げるための試験も、自ら希望することで受けられる仕組みです。現在はトップトレーナーになることが目標ですが、その後店長を目指したいと思うようになったら、立候補制も活用していきたいです。
また、D1-WGPという社内イベントもモチベーションになっています。入社式がD1の会場だったので、毎年この場所で壇上に上がりたいという目標ができました。去年は個人でノミネートしていただきましたが、今年は店舗全員で表彰されるという共通目標に向けて頑張っています。
ほかにも、目標を高く持っている人が多い会社だと感じます。店舗外でも刺激を受けることが多く、自分も頑張らなければと思えます。自分で考えて行動する文化があり、ルールに縛られているわけではありません。考える習慣もつきますし、自分で裁量をもって動ける点も当社の魅力だと思います。
――どのような方がnobitelで活躍できると思いますか?
仕事を通して、楽しさややりがいを感じながら自己成長したい人ですね。nobitelには、自分自身が変われる機会や環境がたくさんあります。成長意欲の高い方にとって、プラスとなる経験がきっとできるはずです。また、そのような環境に身を置くことで、良い雰囲気が伝播し、触発されて高め合うこともできると思います。
――最後に、読者のみなさんへメッセージをお願いします!
当社には、頑張っている人を応援してくれる環境があります。自分がなりたい姿に向けて行動し続けることで、新たな道を作ることができます。研修も充実していますし、自己成長できる環境もあるため、当社の考え方に共感できる部分があれば、ぜひ挑戦してほしいです!
私自身、トレーナーと競技の両立という、まだ誰もやっていない道に挑戦しています。nobitelなら、みなさんの「やりたいこと」も必ず応援してもらえるはずです。一緒に新たな道を切り拓いていきましょう!