今回は、システムエンジニアとして活躍する門馬さんにインタビューしました!
前職では国家公務員として税務の業務に従事。納税者の方々と直接向き合ってきた経験を活かし、現在はIT業界でシステム開発に携わっています。
未経験からのスタートでありながら、着実に成長を遂げている門馬さんのキャリアをご紹介します!
\\ こんな方に読んでほしい記事です //
- 公務員からIT業界への転職を考えている方
- 充実した研修制度とサポート体制のある企業を探している方
- 接客や窓口業務の経験を活かしたい!など、人と接するお仕事が好きな方
- 社会貢献性の高い仕事に興味がある方
ぜひ最後までご覧ください!
エンジニアになる前は何をしていましたか?
前職は国家公務員で、中でも税金関係の業務に携わっていました。
具体的には、個人事業主や一般の納税者の方々に対して、所得税などの申告が正しく行われているかを調査したり、申告に関する相談や指導を行う業務です。いわゆる国税局の一員として、税制の適正な運用を支える仕事をしていました。
国税局での仕事を選んだ理由は、特定の誰かに対してではなく、どのような立場の方にも寄り添えるような仕事がしたいと思ったからです。
税金は私たちの生活に密接に関わるもので、多くの人々にとって重要なテーマです。だからこそ、納税者の方々と直接向き合い、適切な指導を行うことで、大きなやりがいを感じていました。
国税局からIT業界へ転職を決意したきっかけ
国税局の業務の中では、普段の業務だけではなく、確定申告の時期に一般の納税者の方に対して申告の指導をする際にも、国税のシステムを利用していました。
納税者の方々に申告の手続きを案内する際、システムの使い勝手が良いと『こんなに楽にできるんだね』と喜ばれる一方、高齢者の方々からは操作が難しい、文字が見えづらいといった不満の声もいただきました。
実際にシステムを利用する一般の方の声を聞いているうちに、これから社会全体でITがさらに普及していく中で、さまざまな立場の人に寄り添っていけるようなシステムを作りたいと思うようになり、システムエンジニアへの転職を決意しました。
現在の業務とやりがい
面接のときにも、前職の知識を活かして国税システムの案件に挑戦してみたいというお話はさせていただいたのですが、実際に本社での研修を修了後、国税のシステム開発現場に配属をしていただきました。
現在は、国税のシステムで申告情報や納税者の情報を管理するデータベースの運用や、お客様と調整を行い、システムの改善や要望に対応しています。
もともと前職の時も、人と直接話してやり取りができる業務にはやりがいを感じていて、同じように人との会話が必要とされるシステムエンジニアを目指しました。転職前に「システムエンジニアになったらこういことがやってみたいな」と思っていたことが、今の現場で色々叶っているなと思っています。
未経験からのスタートで、つまずいたことはありますか?
実はまだ、そこまでの壁に直面したことがなくて…
入社前は、全くの未経験者で、開発の知識もなければ、ITの知識もあまり無い状態で、すごく不安だったんですけど、入社後の研修が非常にしっかりしていたんです。
Progateを使った研修で、ゲーム感覚で開発言語をゼロから学べました。もともと勉強が嫌いではなかったので、楽しみながら学べたというところもあったのですが、小規模なチームで一緒に学んで、わからない部分をお互いに教え合ったりしてモチベーションを保っていけるという部分もすごくよかったです。その時の仲間とは今でも連絡をとりあって、たまに近況報告をしたりしています。
研修後に配属された部署は、開発業務というよりは、どちらかというとお客様と調整して行くという色が強い職場だったのですが、最初はそこで調整が少し甘かったとかということもあって、そのあたりの感覚が養われるまでは、ちょっとだけ大変でした。
働きやすい職場環境とチームの雰囲気
チームは10人ほどで、年齢が近いメンバーも多く、コミュニケーションが取りやすい雰囲気です。
服装は比較的自由で、男性の方でもポロシャツで出社されることもあります。
上司との定期的な面談があるのですが、そこでこれまでの業務を振り返り、どのようなことができるようになったか、今後どういうことに挑戦して行きたいかということを定期的にヒアリングしていただいています。その中で自分がやりたいと伝えたことを実際に業務に汲み取っていただけるという環境で、そこがすごくありがたいです。
将来のキャリアと挑戦したいこと
最初はお客様との調整業務に興味があってこの仕事を始めたんですけど、研修でプログラミングを学んだときに、「開発って面白いな」と感じたんです。
それを上司に伝えたら、「じゃあちょっとやってみる?」と声をかけてもらえて。今は業務内で使う簡単なツールの作成を任せてもらえることになりました。明後日から少しずつ始めていく予定で、楽しみにしています。
今後は、調整だけじゃなくて、開発の視点も持ったエンジニアになれたらと思っています。両方の立場を理解した上で、お客様にとってより良いシステムを作れるような人材になりたいです。
日本オーエー研究所のおすすめポイントを教えてください
まず一番に思うのは、教育制度がしっかりしているところですね。未経験からでも、安心して学びながら成長していける環境が整っているのは、大きな魅力だと思います。
それから、公共のシステムに強い会社という点もポイントです。多くの人の生活に関わる仕事ができるということは、大きなやりがいにつながると思いますし、社会に貢献している実感も得られます。
新しいことにチャレンジしたい方には、ぜひおすすめしたい職場です。
税務の知識を活かし、IT業界で新たな挑戦をしている門馬さん。その姿勢は、常に前向きで、学び続ける意欲に満ち溢れています。
今後も、開発と調整の両方のスキルを活かし、より多くの人々に役立つシステムを作り上げていくことを期待しています!