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ベンチャー企業が十数人から50人以上を目指す過程で発生しがちな問題について

こんにちは!採用担当の西村です。

ナンバーナインは事業拡大につき積極的に採用活動を行っています。おかげさまで社員数は総勢60名となりました(インターン・業務委託含む/2022年5月現在)!このように人が増えてくると、社内で様々な問題が起きるのは至極当然のことかと思います。そんな時の対策について、弊社COO荒井がnote記事を書いていますので紹介していこうと思います。ぜひご覧ください。

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どうも、荒井です。

ナンバーナインは今急成長しています。
そして、急成長するために、人を採用します。
そして、そして、人が増えてくると確実に問題が発生します。

誰が悪い悪くないではなく、問題は確率論だというのが持論です。規模が大きくなれば、どんなに頑張っても確率的に発生します。ただ、事前に想定して、対策を打てばある程度その確率を減らすことができるはずです。

今回テーマにする組織に生じる問題は、あげれば切りがないですが、以下の2つだけは今後人数が増えたときに意識をして欲しいと思います。

①情報の非対称性問題
②カルチャーマッチ問題

さて、さっそく2つを見ていきます。

目次

①情報の非対称性問題
②カルチャーマッチ問題

①情報の非対称性問題

情報の非対称性問題は「早く言ってよー」に集約されると思います。ただ、人が増えてきた場合に発生するタイミングはさらに2つに分かれます。

・新人と既存社員の非対称性
・社員同士での非対称性

・新人と既存社員の非対称性
どんな素晴らしい経歴を持った新人でも即戦力ということは99%はありません。それは、その会社固有の知識(用語など)はどんなに業界が近くても持っていることがほぼないからです。必ず最初にそこでつまづきます。

そして、さらに不幸なのが、今までマネージャー経験がない人の下に新人が入る瞬間です。そうすると確実に出てくるのが「思っていたよりも活躍してくれない」という発言です。ここで、もしそう感じた瞬間が一瞬でもあったら、「なぜ活躍してくれないのか」と必ず問うてください、そうすると「会社固有、業界特有の知識の欠如(仕事の振り方の問題)」「スキル不足」「カルチャーマッチ(ここは後述)」におおよそ帰結します。「会社固有、業界特有の知識の欠如(仕事の振り方の問題)」については、下記記事に詳しく書いているのでぜひ、ご一読ください。

初めて部下を持つときに覚えておいて欲しい3つのこと|あらけん@ナンバーナインCOO|note
どうも、ナンバーナインCOOの荒井です。※このnoteは社内向けに書いたものをアレンジして掲載しています 前回の記事では「ある日突然ほぼ新卒からCOOになり早5年学んだ7つのこと」と題してCOOがやるといいことについて書きました。今回は急成長している会社でかならず発生する「初めて部下を持つ」という事象について書いていきます。 ...
https://note.com/araken1993/n/n811e613e3ac5

「スキル不足」については色々なケースがあるため今回は書きません。「カルチャーマッチ」については1つの正解があるため後述します。

・社員同士での非対称性
次に人数が増えた結果生じるのが社員同士での情報の非対称性です。「早く言ってよーーー」状態ですね。ここについては、今まで社内で発信しなくても問題なかったものが、発信しないと仕事に支障が出る状態に確実になります。今後仕組みも用意していきますが、各々の社員が当事者意識を持って積極的にSlackで投稿すること、特にマネージャー陣はここの問題を意識して、定期的な発信をすることが求められるようになってくると思います。

②カルチャーマッチ問題

2つめに論じるのは、カルチャーマッチ問題です。特に中途で入社された方と生じやすい問題です。そりゃ上司も違えば、決済のルールとかも異なります。業界が違えば、仕事の進め方は全然異なってくると思います。

そんなときに立ち返って欲しいのは、ミッション、ビジョン、バリューの3つです。いやそんなん言われてもどう活用すればいいの?と思う人も多いと思います。バリュー(価値観)については次回以降どこかで活用方法について書こうと思います。

意見が違ったとき、新人の仕事のやり方に納得がいかないとき、必ずバリューを出して意見をするようにしてください。会社に入る人は全員違う価値観を持っています。ベンチャー、スタートアップにくるという志向性は似ているかもしれません、漫画好きという部分も似ているかもしれません。ただ、それでも完全に一致することはありません。

価値観が異なる全員が、同じ方向を向くためのおまじない、それが、ミッション、ビジョン、バリューだと考えています。価値観のズレを正すのではなく、ミッション、ビジョン、バリューに則って同じ方向を目指してベストな結果が出るにはどうしたらいいか?と考えて仕事を進めてもらえたら、とても嬉しいです。

以上のように事前に生じる問題を認識して、対策も少し考えておけば、ちょっとだけ安心です。全体として行うオンボーディングはもちろん、チームごとのオンボーディングも今回を機にブラッシュアップし、入ってくる人全員で、「すべての漫画を、すべての人に。」へ一歩でも近づけたら大変うれしく思います。

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