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初めて部下を持つときに覚えておいて欲しい3つのこと

こんにちは!最近ストーリーの毎日更新を頑張っている採用担当・西村です。

今日は弊社COOの荒井のnote記事について紹介していこうと思います。荒井の前回の記事といえば「ある日突然ほぼ新卒からCOOになり早5年学んだ7つのこと」というタイトルでCOOがやるといいことについてこちらでも紹介させていただきました。

急成長している会社であれば必ずと言っていいほど突然やってくる「初めて部下を持つ」という事象。もし悩んでいる方がいれば、少しでも参考になれば幸いです。ぜひご覧ください。

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どうも、ナンバーナインCOOの荒井です。

ナンバーナインは今破竹の勢いで成長しています。成長するとやりたいことが増え、採用を強化し、結果人が増えていき、部下を持つ人が増えてくる。ただ、研修制度がない会社では、部下の持ち方を習うことはなく、自分がされた通りにそのまま部下にしている人が大多数ではないでしょうか。

もちろん、私も部下を持ったときに、誰かに習うわけでもなく、自分がされた通りにやっていました。それで自分が成長したと実感していたからです。当たり前過ぎて忘れてしまいがちですが、自分と部下は違う人間です。得意なこと、向いていないことが異なります。部下を初めて持つとこのことをついつい忘れてしまいます。

こういったことを踏まえ覚えて欲しいこと3つをあげます

1:9割の部下は仕事ができない
2:仕事の振り方は十人十色
3:部下と対話する

1:9割の部下は仕事ができない

少し厳しい書き方に見えるかもしれませんが、これは部下の能力が低いということではなく、上司からみると構造的に部下は仕事ができなくなってしまうということです。

これは特にプレイヤーとして優秀な人が上司になったときにおこりがちなのですが、自分ができることを部下にも同じように求めてしまう。そうすると大半の部下はできないため、上司からすると仕事ができないということになります。太鼓の達人の鬼コースクリアできる人間が、初心者がかんたん〜難しいコースしかできなくてマウント取るような状態になりがちです。

そうなると、部下が全然気が利かない、仕事ができない、というよくある愚痴に繋がるわけです。僕も何度も嘆きましたし、油断すると世界中の上司という種族がそう嘆いているのではないかと思います。でも、部下が仕事ができないのが当たり前と考えれば工夫がうまれます。それが、仕事の振り方です。

2:仕事の振り方は十人十色

部下の中には優秀な人もいます。ナンバーナインは僕より優秀な人が多く、目的を伝えると自分で必要な目標を立てそれを実行し実現できる人も多いです。ただ、今後人が増えてくる中で、事業に必要な前提知識も増え、仕事へのスタンスも多様化し、今いるメンバーもプライベートから仕事のやり方が変わることがあります。

そんなとき、部下に活躍してもらうために大切なのは仕事の振り方です。

下記の6つを決めるのが一番丁寧ですが、スタートアップでそんなにのんびりしている暇はないと思います。いい上司になり過ぎても部下のためにはなりません。すべて今節丁寧にやっていると指示待ち人間ができあがってしまいます。

①前提:なんでこのタスクが発生したのか?例:「新しくNFTをやりたいと取引先から連絡があった」
②目的:何を実現したいのか?:「NFTがどのくらいの収益性を実現するのか、ビジネスとして注力すべきかの判断」
③目標:定量的にどうなればいいのか?:「発行した数が◯日で完売」
④期限:いつまでに目的を実現したいのか?:「3月末まで」
⑤期待値:どのくらいコミットすべきなのか?:「メインの業務に多少支障をきたしてでも優先」
⑥アウトプット形式 / 達成方法:どんな段取りで実現するか?:「1月までに作品を〜2月にリリース〜3月に販促施策」

仕事ができる部下は①と②を伝えると、③〜⑥の仮説携えて提案して、これでいいですか?と聞いてくれます。そうすると上司としてはめちゃくちゃ楽になりますが、経験上そういうことができる部下は正直育てるでもなく、勝手に成長していきます。上司はなんか問題おきたときの責任取るくらいで、あとは必要ないのです笑

一番上司の腕が試されるのは、①〜⑤くらいまで上司が決めたとしても、⑥が自分の中で考えられない部下にどうやって教えるかがとても重要です。⑥まで上司が考えていたら、部下が必要ないからです。⑥ができない部下に再現性をもって⑥ができるように教えることができる上司になれば、それが私は上司として優れていると思います。

3:部下と対話する

上司になるような人は、社内でも成果を出し信頼されている場合が多いと思います。つまり、仕事ができる人です。ただ、仕事は、一度できるようになると、できなかった頃を思い出すのはとても難しくなってきます。それはさながら、自転車に乗れなくて苦労したときの気持ちを思い出せない、泳げなかったときの気持ちを思い出せない感じと似ています。

さもすると、部下のことを理解していると勘違いしてしまうことが多々生じます。仕事ができるので、自信があるからです。本当は、部下の理解といっても、他人を理解することはそもそも不可能です。ちょっとでも理解することができれば御の字だと思います。

ただ、部下本人と対話することは十分にできます。何をされたらいやなのか、現状何を課題に思っているのか、仕事についてどういうモチベーションで臨んでいるのかなど、質問を投げかけることができるはずです。1on1を定期的に取る会社も多いと思いますが、その時間だけで十分に対話できるような人間はほとんどいないのではないかと思います。

そこで重要になってくるのが、雑談です。ただ、雑談はとても難しい。部下からすると溜まったもんじゃない、仕事でただでさえ忙しいのに、なんで話さなあかんねん、めんどくさいと思われることもあるかもしれません。それでも、タイミングをみて、話しかけたわいもない会話を通して、部下の状況を把握することができないと、重要なリスクを見逃してしまいます。

結論

とにかく、初めて部下ができたらこの3つを覚えていただきたいです。

1:9割の部下は仕事ができない
2:仕事の振り方は十人十色
3:部下と対話する

上記については僕自身もまだまだできていない部分が多いのですが、今後ナンバーナインで上記を意識して、一緒にチームから組織へと成長していけるとこれほど嬉しいことはありません。

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