今回は、25卒としてネクサスエージェントに入社し、戦略人事部 人事課で新卒採用に携わる礒部純華さんへのインタビューをお届けします。
安定した大手ではなく、なぜ彼女はベンチャー企業を選んだのか。
その決断の裏側にあった本音、そして入社後、新卒1年目から挑戦と成長を続ける彼女の「今」に迫ります。25卒の先輩のリアルな声から、漠然とした不安を抱えるあなたの就職活動やキャリアを考える上でのヒントが見つかるでしょう。
「実力主義」と「成長環境」を軸に始めた就職活動
──将来の自己実現に向けたキャリアプラン
――どのような学生時代を過ごしていましたか?
学生時代は、主に語学の学習に力を入れていました。大学では外国語学部でフランス語を専攻し、1年間フランスへ語学留学もしました。また、学内に留学生が多かったので、日本語会話のボランティアに参加して、留学生と積極的にコミュニケーションを取っていました。今ではフランス語を日常会話レベルで話せます。
――いつ頃、どのようなことを考えて就職活動を始めたのでしょうか?
大学3年生の4月に就職活動を始めました。
就職活動を始めた当初は海外志向が強かったため、新卒など若いうちから海外駐在ができる企業に惹かれていました。そのため、主に外資系企業や商社などを志望していました。
――どのような軸を持って就活を進めていたのですか?
当初は外資系企業に就職し、駐在員として海外で働くことを漠然と目指していました。しかし現在では、まずは自分の理想とする働き方を実現したうえで、海外でのキャリアを築きたいと考えるようになり、働き方に対する価値観が変化しました。そのため、自分の成長を実感でき、成果や能力が正当に評価される実力主義の企業で働くことを軸に、就職活動を進めるようになりました。
――ネクサスエージェントを知ったきっかけを教えてください。
大学4年生の頃に、就職エージェントで長期インターンシップを行なっていました。そこでネクサスエージェントと合同で就活イベントを開催することになり、戦略人事部の方々と出会ったのがきっかけです。
――その就活イベントでネクサスエージェントの話を聞いた時、どのような印象を持たれましたか?
実力主義の社風で、個人の成果が正当に評価され、社員が成長できる環境が整っている社風がある会社だと感じました。私の就活の軸とも合致していたため、この時にネクサスエージェントに興味を持ちました。
――具体的にネクサスエージェントに興味を持った理由を教えてください。
その就活イベントで、人事部の丸岡部長が登壇されている姿を見て、興味を惹かれました。若くして部長職に就任され、それまでもユニークなキャリアを積んでいて、堂々と人前で話されている姿がすごくかっこいいなと惹かれました。
また、ネクサスエージェントではリクルーター制度を導入しており、学生に1人に対して社員1人が担当としてつき、コミュニケーションをとっています。そのイベントを機に私も担当リクルーターがつき、就活の相談など様々な話をする中で、親身な対応に好印象を受けたことも興味を持った大きな理由です。
――リクルーターと話して、どのような印象を受けましたか?
特に印象的だったのは、多くの企業が自社に入社してほしい姿勢が感じられる中で、ネクサスエージェントにそうした売り込みのようなものは一切なく、心から私のことを気にかけてくれているのが伝わってきました。
私がリクルーターに相談した際には、一人の大人として私のキャリアプランについて真剣に考えてくれました。第三者の立場から客観的なアドバイスをくれ、「その就活の軸なら、こんな会社があなたに合っていると思うよ」と、私の将来にとって最善の選択を一緒に考えてくれたその誠実な姿勢に深く感銘を受けました。
――ネクサスエージェントへの入社を決めた理由を教えてください。
入社の一番の決め手は、会社の成長フェーズが、私が求めていた成長環境と合致していたことです。その時すでに不動産業界の大手企業からも内定をいただいていたのですが、プライム上場を果たしたその大手企業は、すでに仕組みが完成されているように感じました。
一方で、ネクサスエージェントはこれから会社や仕組みを創り上げていく段階の会社にあります。そのため、新卒から会社の成長過程に深く関わり、会社の成長期を支える経験ができることに強く魅力を感じました。
内定をいただいていた大手企業の成長スピードやその過程は魅力的だったのですが、完成された場所で働くよりも、自分自身が会社の成長に貢献しながら、共に成長していきたいという思いが強かったため、ネクサスエージェントへの入社を決めました。
――将来の目標に向けて取り組んでいることを教えてください。
現在は業務を通じて、会社の仕組みづくりや経営ノウハウを学んでいます。裁量権を持って仕事を進め、早期昇進によってマネジメントに携わることで、将来の自己実現に活かせるスキルや経験を身につけたいと考えています。
営業研修で学んだ「心を動かす力」と「継続の大切さ」
――入社後の流れについて教えてください。
入社後、4月から2ヵ月間を研修期間として、先輩の営業活動に同行しました。その後、6月からは人事課に配属され、主に採用活動を行っています。
――先輩の営業に同行して、感じたことはありますか?
最初は断られていたお客様が、先輩の話を聞くうちに徐々に心を開いていく姿を見て、すごく感動しました。人の気持ちが大きく変わる瞬間を目の当たりにし、人の心を動かす仕事ができることに胸が躍りました。
――先輩の営業に同行して、学んだことはありますか?
多くの営業活動に同行する中で、お客様から断られることもありました。しかし、先輩方が諦めずに挑戦し続け、成果を上げられている姿を見て、「継続することこそが結果につながる」ということを学びました。
ネクサスエージェントの社風は、上司との距離が近いため、直接アドバイスをいただきやすく、諦めずに挑戦しやすい環境だと感じています。
――ネクサスエージェントでは一年目から成果を出している社員もいますが、そのように活躍している先輩社員を見て、どのように感じますか?
ネクサスエージェントには、成果を出して活躍している女性社員が多くいます。同じ女性として尊敬しており、ロールモデルとして背中を追いかけたいと思っています。
私自身、これまで多くの挑戦を繰り返して結果を出してきたので、今後も先輩に負けないよう挑戦し続け、愚直に成果を求めたいです。
置かれた場所で咲く覚悟
──採用業務を通じて感じるやりがいと責任
――人事課に配属された当初の気持ちを教えてください。
どんな部署でも「置かれた場所で咲きたい」と考えていました。他者の視点で判断した自分の適性で配属先を決めてほしいと思っていたことと、どんな場所でも活躍できるように尽力できる自分でありたいと考えていたからです。
――どのような点を評価され、配属が決まったと考えていますか?
内定者期間や研修で期待される成果を出し、人事課に抜擢されたと考えています。内定者期間中に宅地建物取引士の資格を取得し、研修では知識関連のテストや営業活動のロールプレイングに愚直に取り組み、結果を出してきたと自負しています。
結果を出すことができたのは、シンプルに「私がネクサスエージェントのことが好き」という気持ちがあったからです。その気持ちが伝わったからこそ、私たちが最も大事にしている人財を扱う部署に配属してもらえたのだと考えています。
――人事課ではどのような業務を行なっていますか?
現在は、研修や就活イベントの運営、リクルーターとして学生様との面談など、主に採用に関する業務に携わっています。
配属直後から先輩に同行して就活イベントに参加したり、就活イベントで登壇したり、学生様との面談を一人で担当したりしています。このように早い時期から裁量を与えられて、様々なことに挑戦できる環境に大きなやりがいをとても感じています。
――日々の業務の中で心がけていることはありますか?
人事の仕事は、会社の「顔」として学生の皆さんと接する機会が非常に多いです。だからこそ、自分の一挙手一投足が会社の印象を左右するという責任感を常に感じています。
学生時代は深く考えず発言することもありましたが、今は不用意な言動が会社のイメージを損なうことにつながりかねないため、常に自分を律するようになりました。
――日々の業務の中で、どのようなやりがいや難しさを感じていますか?
学生の皆さんと真摯に向き合い、会社の魅力を伝え、良い印象を持ってもらえたときに、この仕事のやりがいと自身の成長を感じます。
長期インターンシップで登壇や面談の経験はあったものの、入社後は会社の代表としての責任が伴うため、過度な緊張を感じることもあります。オンライン説明会のファシリテーションや就活イベントの登壇で、うまく話せないときには、雑談を交えたり、気さくな反応を心がけたりするなど工夫を凝らしています。
就活生を応援する私たちのサポート体制と求める人物像
――学生様と接する際に、意識している点はありますか?
最も意識しているのは、「言葉選び」です。学生様とは年齢が近いので親しみやすさを感じてもらいやすいという反面、軽く見られてしまうのではないか、という懸念も感じています。
そのため、過度に親密になりすぎず、かといって距離を置きすぎないように、程よい関係性を保つように心がけています。たとえ学生と仲良くなったとしても、敬語は崩さずに話すなど、会社の代表としての立場を常に意識した言動を心がけています。
――ネクサスエージェントの社員と話す際に、学生様に心がけてほしいことはありますか?
学生の皆さんには、飾らない本音で話してほしいと心から思っています。人事という立場上、身構えてしまう学生が多いのは理解できます。私自身、就職活動中は自分をよく見せようと繕ってしまうことがありました。
しかし、時間をかけて信頼関係を築いていくうちに、「実はこう思っていて…」と本音を打ち明けてくれる学生様がたくさんいます。
思うがままに、不器用でも構いません。皆さんの正直な気持ちを伝えてくれた方が、私たちも皆さんをサポートできることが増えます。皆さんの気持ちは、私たちがしっかりと受け止めますので、ぜひありのままの姿を見せていただきたいと思います。
――ご自身が就活生だった頃と比べて、今の学生に何か違いを感じますか?
今の学生は、就職活動を始めるタイミングが格段に早くなっていると感じます。将来への不安や焦りから、早期から動き始める学生が多いようです。
だからこそ、私たち人事の役割は、ただ採用活動を行うだけでなく、学生の皆さんが抱える不安に寄り添い、キャリアプランの相談に乗れるような場を提供することだと考えています。
――学生の皆さんに、どのような心持ちでリクルーターとの面談に臨んでほしいですか?
会社のことを熟知していなくても、まずは一人の就活の先輩として、気軽に話に来てほしいです。私自身は、ネクサスエージェントに興味があるかということよりも、その学生様の「人となり」を知りたいと思っています。
ですから、過度に緊張したり、自分を良く見せようとしたりする必要はありません。「ジャッジされている」と身構えるのではなく、これまでの経験や、それに対する想いをざっくばらんに話してくれると嬉しいです。
――これまでにお会いした学生の中で、特に印象に残っている方はいますか?
私がリクルーターとして担当し、初めて選考を勧めた学生様のことは、今でもよく覚えています。よく自身のことを話してくれる方ではあったのですが、最初は表情が硬く、あまり笑顔を見せてくれない少し暗い印象でした。しかし、面談を重ねるにつれて心を開いてくれるようになりました。
その学生様が一次面接を通過したので、合格した旨を連絡したところ、とても喜んでくれました。そして、私がリクルーターとして担当した学生の中で、初めての面接選考合格者だったことをその学生様に伝えると、「絶対、成果を残せるよう頑張ります」など嬉しい言葉をたくさん言ってくれました。それを聞いた瞬間、「この学生様のキャリアプランの選択の幅を広げることができて良かったな」と大きな喜びを感じました。
――人事課として、「応援したい!」と感じる学生様には、どのような特徴がありますか?
そうですね、一番に挙げるとすれば「目標に向かって本気でやり切った経験がある人」でしょうか。
たとえば、スポーツで全国大会を目指して努力し続けた方、資格試験に挑んで何度も壁を乗り越えた方、研究テーマに打ち込み続けた方もいます。他にも、アルバイトでチームをまとめて売上改善に取り組んだり、地域活動や留学を通じて社会貢献をしたりと、分野は本当にさまざまです。
大切なのは「どんな分野か」ではなく、「目標に対して自分がどう動いたのか」。目標を掲げる人は多いですが、実際に行動に移して、積み重ねて、結果につなげている人は意外と少ないんです。だからこそ、その過程に触れると純粋に応援したくなりますし、仲間として一緒に働きたいなと思います。
そのような学生様には、「ネクサスエージェントにはこんなキャリアの選択肢もあるよ」「君の頑張りは、こんな風に活かせるよ」とアドバイスをしています。学業でもスポーツでも、目標に向かって一生懸命に取り組んだ経験は、必ず誰かの心を動かす力になると思います。
――採用業務の中で、どのような瞬間にやりがいを感じますか?
選考に進んだ後も学生様と連絡を取ることがありますが、「礒部さんがリクルーターで良かったです」「おかげで自分のキャリアの選択肢が広がりました」「親身になってくれたので、頑張れました」といったお礼のメッセージをもらった時に大きな喜びとやりがいを感じます。
1年目から高い目標を持って挑戦と成長ができるネクサスエージェント
――今振り返って、ネクサスエージェントに入社して良かったと思うことを教えてください。
一番は、人に恵まれたことです。
挑戦を後押ししてくれる人たちがいる環境が、私が求めていたものと合っていたので、入社して本当に良かったと感じています。就活イベントへの参加を誘ってくれたり、新しい仕事を任せてくれたり。新卒1年目から、そうした機会を与えてもらえることに感謝しています。
また、会社だけの関係にとどまらず、人生の相談ができるほど深い関係性を築ける仲間がいることも、入社して良かったと感じる点です。仕事終わりに食事に行ったり、プライベートな話で盛り上がったりと、年齢が近いからこそ、よりカジュアルに深い話ができるのだと思います。
人間関係に心から恵まれていると感じており、この会社を選んで本当に良かったと思っています。
――参考にしている憧れの先輩社員は誰ですか?
一番の目標にしているのは同じ人事課の先輩、塚本紘平さんです。塚本さんは入社2年目で副主任に昇格され、立てた目標は必ず達成されます。私たちは毎月「Will-Can-Must」という目標設定をしているのですが、一度も未達だったことはないそうです。
自分で掲げた目標にひたむきに向き合い、必ず結果を出すその姿に強く憧れています。副主任になられた今も、ひたむきに業務に励む塚本さんのような存在になりたいと、日々思っています。
――現在、就職活動に対して不安や迷いを感じている学生様に向けて、アドバイスをお願いします。
就職活動で不安や迷いを感じるのは、「このままでいいのかな」「将来どうなるんだろう」といった漠然とした不安があるからだと思います。様々な業界や企業を見る前に、まずは「将来どうなりたいか」を自分自身に問いかけてみてください。
「成長したい」「お金を稼ぎたい」といった漠然とした目標ではなく、その先を具体的に想像することが大切です。「なぜ成長したいのか」「お金を稼いで何をしたいのか」といった問いを深掘りすることで、自分の本当の目的が見えてくるはずです。
私自身も、漠然とした目標しかなく、悩んだ時期がありました。しかし、目標を言語化して、それに必要なものを洗い出すことで、迷いがなくなり、進むべき道が明確になりました。このようにして、自分の将来について言語化できるほど深く考えることができれば、きっと納得のいく就職活動ができるはずです。
――最後に、礒部さんの将来の目標を教えてください。
会社に貢献し、私自身も成長してキャリアアップしていくことが目標です。そのために学生様一人ひとりと真摯に向き合い、しっかりとコミュニケーションを取って信頼関係を築くことを最も重要視しています。
まだまだ経験を積んでいく必要はありますが、多くの学生様とコミュニケーションを取る中で、本音を話してもらえるような対話力を磨いていきたいと考えています。
そして今後も、一人ひとりが心から「この会社に入りたい!」と思えるよう、人事課として学生様の意思決定をサポートしていきたいです。
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