新卒ITエンジニアが語る、Nextatの成長環境とチーム文化【インタビュー#17】
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未経験からの挑戦。入社半年で感じた“成長”と“チームの温かさ”
〜Nextat 25卒 新卒エンジニア3名インタビュー〜
25卒として入社した3名の新卒エンジニア。
全員が未経験からのスタートでしたが、この半年でどんな壁に向き合い、どんな変化を感じたのでしょうか。
26卒以降の学生に向けて、「ITエンジニアとして働くリアル」を率直に語ってもらいました。
インタビュイー紹介
- S.Tさん:地球惑星科学専攻。未経験で入社し、現在は受託案件にアサインしてバックエンドを中心に開発。
- N.Tさん:情報科学専攻、アルゴリズムなど。入社後に本格的にプログラミングを開始。現在は準委任の案件にアサインしテスト・バックエンド領域担当。
- H.Tさん:データサイエンス専攻。受託案件にアサインして、フロント・バックエンド両方を経験中。
1. 入社して約半年。率直な感想を教えてください
- 入社から半年が経ちましたね。率直に、今の気持ちを一言で表すと?
S.Tさん
大学では地球惑星科学を専攻しており、プログラミングには全く触れていませんでした。完全未経験で入社しましたが、現在はバックエンドもフロントエンドも幅広く任せてもらっています。最初は大変でしたが、少しずつ仕事を覚えていくのが楽しいです。
社会人になって感じるのは「無駄を省いて効率を高める業種なんだな」ということ。突き詰める楽しさがあります。
N.Tさん
大学では情報系を学んでいましたが、実際にコードを書くようになったのは入社してからです。AIを活用しながらわからないことを自分で調べられる環境があるのがすごく良いですね。
先輩エンジニアに聞く前にAIに質問できることで、「質問しづらい」というストレスがなくなりました。学びやすい環境だと思います。
H.Tさん
大学ではデータサイエンスを学び、化学物質の解析や機械学習に触れていました。現在は不動産基幹システムの開発で、フロントエンド・バックエンド両方に関わっています。NextatがCLIベースのAI活用へと舵を切る中で、私自身のエンジニアとしての役割やプログラミングへの向き合い方を見直す必要性を強く感じています。この変化の時期に、新しい技術への適応と自身の成長を追求していきたいと考えております。
2. 入社前にやっておけばよかったことはありますか、また入社後感じていることはなんですか。
- エンジニアとして働いてみて、「学生のうちにやっておけばよかった」と感じたことや入社後で感じたことを教えてください。
N.Tさん
僕は勉強の習慣をつけておくべきだったなと思いますね。習慣って作ろうと思って簡単にできることじゃないと思うので、1日1分でも30分でも毎日勉強をするような習慣をつけておけばよかったなと思いました。やっててよかったことは、抽象的な話ですけどプログラミングの苦手意識をなくすことです。コードを見て怖いみたいになったら元も子もないので未経験の人が新しくこういう業界に参加するんだったら少しでもプログラミングについて触っておくことは良いと思います。
S.Tさん
“コードが怖い”はわかりますね。最初の方は目が滑るというか最終的にはどれも理解していかないといけないんですが、どうしても脳が入っていくのを避けちゃうみたいな。とりあえずわかるところを先に見るかってなっちゃうんですが、怖さを我慢して理解すべきことにさっさと向き合わないといけない時がありますね。最初は気合いが必要なんですが、意識するだけでマシになると思います。
H.Tさん
僕は入社して感じたことは「わからない状態を我慢する力」が大切だと気づきました。最初はわからないことだらけですが、その中から「今の自分に必要なこと」を見つける取捨選択力が重要だと思います。
S.Tさん
それはめっちゃわかりますね。激しく同意します。
(笑)
- わからないことだらけだったと思うんですが、今プロジェクトに入って仕事の楽しさを感じる瞬間はありますか?
S.Tさん
僕はだんだん楽しくなってきました。ただ正直に言っちゃうと最初は結構学生との差を感じて辛かったです。最初は毎日が必死で、ただ「実現すること」に追われてましたね。先輩からのバックアップが丁寧だったり、ワークライフバランスも良かったとか慣れもあって、余裕を持って仕事できています。あと最近は「こう書けばもっと綺麗にコードが書けそうだな」とかを考えて実装できるようになり、とても嬉しいことだなって実感しました。最初は作るのに手一杯でただ対処していくだけだったのが、工夫し甲斐ができてようやく仕事の楽しさを感じています。
N.Tさん
他の職種や仕事と比較したことはないですが、想像していたよりも仕事が楽しいと感じています。雰囲気が良くて、会社の人が話しかけやすくてみんな必ず“いつでも聞いてね”って言ってくれるんですよ。なのでわからないことを放置されることがなく、先輩たちが丁寧にフォローしてくれるのもとても助かってます。リモートワーク中心でも「孤独感がない」のは大きいです。
H.Tさん
大学時代は、結局「自分のために頑張る」っていう感覚が強かったと思います。
社会人になってからは、「自分のためだけに頑張る」では、どこかで頭打ちになってしまうと感じるようになりました。今は、「楽しむきっかけ」みたいなものが少し変わってきていて、たとえばコーディングや実装が少しずつできるようになっていくこと自体が、純粋に面白いと感じるようになりました。
それに加えて、社員の方たちがすごく親身にサポートしてくれたり、気にかけてくれたりするので、それも頑張れる理由のひとつですね。
実際に案件に入ってみて、お客様がいて、その人たちに提供するものを自分が作っているんだと思うと、「ちゃんと動くものを作りたい」とか、「バグが出ないようにしたい」と自然に「自分のために頑張る」ではなく「誰かのために頑張る」と思うようになりました。
そういうところが、自分の中で「やりがい」や「楽しさ」につながっているのかなと思います。
3. 学生時代に描いていた「エンジニア像」と、実際のギャップはありますか
S.Tさん
漠然と自分は上手くコーディングできるんじゃないかなと思ってたんですけど、思ってたよりできないですね。意外と大変です。何を求められているのか完璧に理解しないといけないので、まずそこを理解することが難しいっていうのと、それを実現するためにどうしたら良いのかっていう2種類の難しさがありますね。
H.Tさん
さっきの話にもつながるんですが、この仕事って勉強しようと思えばいくらでもできるんですよね。だからこそ、「やればやるほどできるようになる」っていう実感が持てる一方で、できないことばかりに目がいって落ち込みそうになる瞬間もあります。
でも、自分が「どれだけできるようになったか」「どこまで成長できたか」というところを見て、自分を高めながら取り組んでいきたいし、これから入社する26卒とかのエンジニアに伝えていきたいです。
あと思っていたよりけっこう幅広い範囲でいろんな経験をさせてもらっているので、今すごくうれしいですね。
N.Tさん
IT業界的に思っていたよりもできないことが多いだろうなと思っていたので、その中でもやらせてもらえるような企業を選択してNextatに入社したんですが、実際入社していい意味でのギャップがありましたね。今年から初の新入社員の採用で研修内容も充実していたし、教えてくださる方が段階的にレベルを上げてくれるので、無理なく成長できている実感があります。
4. チームや先輩との関係性について
H.Tさん
社員の方が結構親身になってサポートしてくれる人が多いし、本当色々気にかけてくれるので頑張れるきっかけになります。
N.Tさん
入社したての時は先輩社員と話せる時間が毎日設けられていたので、そこでいろいろな方と関わりを持てました。技術的な話だけじゃなくても気軽に話せる雰囲気でした。今後話しかけやすい関係性を築く上でもこの時間は重要だったと思います。
S.Tさん
新卒社員一人一人にメンターをつけてもらっていて、ケアとかしていただいて大変助かりましたね。リモートでもSlackなどで気軽に質問できるのが助かります。小さなことでも「聞いて大丈夫」という雰囲気がありますね。
あと少し重いタスクがあった時に“リモート環境でそういう状態の時は病みやすいから1日1回話しましょう”みたいな提案していただいて、とても心的に助かりました。
- 気遣いができる先輩がいるっていいですね!社内の雰囲気とかはどうですか?
N.Tさん
良い意味で平等です!上下関係がなく、フラットで話しやすい雰囲気です。
期限はあるけれど、必要以上に詰められたりすることがなく、みんな余裕をもって仕事をしています。
S.Tさん
会社全体として、あまり“焦り”がない職場だなと感じています。
もちろん期限はありますが、「ダメなときはダメで、その時はその時」みたいな、いい意味でおおらかな雰囲気があるんです。
そのおかげもあって、みんな心に余裕を持って働けている気がします。
そして、その余裕をお互いに還元しているというか、助け合いながら仕事ができているのがこの会社の良さだと思います。
理不尽に厳しくされるようなこともなく、むしろ温かく支援してくれる人が多い環境ですね。
H.Tさん
そうですね。世の中的には、余裕がなくなってしまう人って多いと思うんです。
その結果、つい良くない態度を取ってしまったり、ピリピリしてしまうことって、誰にでもあることだと思うんですよね。
でも、この会社ではそういう空気をあまり感じないんです。
みんながそれぞれ忙しい中でも、ちゃんと余裕を持って働いているというか。
もしかしたら本当は余裕がないのかもしれないけど(笑)、それを感じさせないくらい、みんな優しいんですよね。
そういうところが、この会社の一番の魅力だなと思っています。
5. 今後、挑戦したいことや目指しているエンジニア像を教えてください
N.Tさん
僕は、どちらかというとバックエンドのほうが楽しいですね。
もちろんフロントもバックエンドも、どっちもできなきゃいけないとは思うんですけど。
フロントは見た目やデザインに関わる部分で、バックエンドはビジネスロジックを表現するところ。
だからこそ、「プロジェクトにしっかり関わってるなあ」とか、「自分がこれを作ってるんだなあ」っていう実感が持てるのがバックエンドの魅力だと思っています。
S.Tさん
最近はインフラにも興味があります。まだ本やコンテンツで勉強している段階で、実務では触れたことがないのですが、今後ぜひ挑戦してみたいです。
AWSなどの資格もあるので、そういったものにもチャレンジしながら、インフラの知識を身につけていきたいと思っています。
H.Tさん
フロントエンドも魅力はありますが、バックエンドでは“不動産の業務をどうシステムで表現するか”といったように、実際のビジネスロジックを考えながら構築していくところに面白さを感じます。
実際に“どうすればこの仕組みをうまく動かせるか”と頭を使う瞬間が、とても楽しいです。
今後は設計の段階から関われるようになりたいですし、別方面から言うと今後入社してくる後輩(たとえば次の26卒の方など)にも、自分の経験を踏まえてアドバイスができるような存在になれたらと思っています。
- 皆さん、しっかりと次のステップを意識されていますね。これからの成長がますます楽しみです。
6. 就職活動中の後輩にメッセージをお願いします
S.Tさん
まずは、自分が「どうなりたいか」を考えることが大切です。
そのうえで、エンジニアとして成長したい、挑戦したいと思えるなら、Nextatはぴったりの環境だと思います。
N.Tさん
ITに興味があるなら、一度挑戦してみてほしいです。まずは、自分でプログラミングに触れてみてください。その時点で「楽しくない」と感じるなら、無理に続けなくてもいいと思います。逆に「楽しい」と感じたら、きっと向いています。
H.Tさん
エンジニアとか、プログラミング、IT業界に興味を持っている時点で、「やってみたい」と思っている気持ちがあるはずなんですよね。
だからこそ、その“やってみたい”と思っていた気持ちを忘れずにいてほしいなと思います。
この業界は、常にわからないことだらけです。
でも、その「わからない」を楽しめるかどうかで、成長のスピードも仕事の楽しさも全然違ってくると思うんです。
だから、迷ったり悩んだりすることも含めて、楽しんでほしいですね。
今回のインタビューで感じたのは、3人とも最初はみんな「不安」からスタートしていたということ。
でも、周りの先輩やチームのサポートがあって、自分のペースで少しずつ成長していく姿がとっても印象的でした。
Nextatには、「挑戦できる環境」と「安心して学べる土台」の両方があるんです。
だから、未経験でもちょっと勇気を出して一歩踏み出せば、きっとこれまで見たことのない新しい景色が待っているはずです!!一歩踏み出しましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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