【前編】突撃インタビュー|社長!なぜMVVを変えたんですか?! - 新MVV策定に至るまでの裏側に迫ります - | 株式会社ニュー
会社の"軸"とも言えるMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)。そんな大事なものを変えるって、どれだけの覚悟が必要なのか? そもそも、なぜ変えることにしたのか?今回お話を聞いたのは、株式会社ニュ...
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前編では、「自分の会社」から「みんなの会社」へと視点が変わった背景や、旧MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)に込めた想いを深掘りしました。
後編では、新MVVの中核にある「人らしく」という言葉に込めた価値観や、5つのVALUEに託した想いを探ります。「仕事」と「人生」が地続きになる時代に、何を大切にして生きるのか。
※前編はこちら:https://www.wantedly.com/companies/neu/post_articles/965079
そのヒントは、
「ニュー」という組織の中にありました。
【対談インタビュー】
株式会社ニュー 代表取締役 牧野さん(以下、牧野)
株式会社アンドワークス 代表取締役 喜田(以下、喜田)
喜田:新しいMVVの使命は「人らしく、問題を解決し、成功へ導く。」
特に印象的だったのが「人らしく」という言葉でした。この言葉には、どんな想いを込めたんですか?
牧野:自分の価値観のコアにあるのが、この「人らしく」なんですよね。
よく「どう生きるか」が語られるけど、僕は「どう死ねるか」がすごく大事だと思っていて。死ぬ前に「いい人生だったな」と思えるようにするには、感情とかイメージを周りとちゃんと共有して、人間らしく生きることが必要だと思うんです。
たとえば、僕はサッカーがすごく好きなんですけど、あれって一瞬のイメージの共有がゴールにつながるじゃないですか。言葉にしなくても、通じ合う瞬間がある。あれってめちゃくちゃ“人間らしい”と思うんですよ。
喜田:なるほど。仕事でも人生でも「人間らしさ」を大切にされていると。
牧野:はい。人間ってすごく面白いと思うんです。脳って、規則性があるようでないし、記憶も「その時の価値観で再構成されたもの」だったりする。だから同じ出来事でも、記憶のされ方は価値観によって全然違う。そういう不確かさというか、“らしさ”を含んでるのが人間で、だからこそ面白いし、豊かだと思うんです。
実は会社名の「ニュー」も、ニューロンとニュートラル(中立の立場でいたい)から来てるんです。
喜田:多様性にも通じますね。人それぞれの「らしさ」が尊重される社会というか。
牧野:はい。だからニューという会社もそういう場所でありたいと思っています。
うちは、「目標管理制度」の上に、さらに「どう生きたいか」というのを社員みんなに言語化してもらってるんです。たとえば矢木澤だったら「犬を助けたい」とか、シニアディレクターの石鍋だったら「毎日楽しく生きていたい」とか、本当に何でもいい。
仕事の前に、人生の意思があることが大事で、それがないと、どこに向かうか決められないと思ってるんです。
喜田:人生のゴールがあるから、仕事の意思決定もできると。
牧野:そうです。だからこそ、「人らしく」っていう言葉には、仕事だけじゃなくて、その人の生き方まるごとを応援したいっていう気持ちを込めています。
喜田: 新MVVとともに定義された5つのVALUE。それぞれの想いを教えてください。
牧野: もちろんです。一つずつ紹介しますね。
喜田: 抽象論ではなく、リアルで実践的なVALUEですね。
牧野: 全部、自分が日々大切にしていることです。だからこそ、会社の共通言語として浸透すれば、強い組織になると感じています。
喜田: 新MVVがもたらす変化について、どう考えていますか?
牧野: 社内では、「自分たちは何のために存在していて、何をすべきか」が明確になりました。また、採用でも、受け身の人ではなく、意思を持って動ける人に届くといいなと思っています。
喜田: 意思決定の質や採用のカルチャーマッチも期待できますね。
牧野: もう一つ大きいのが、「わかりづらさの解消」です。以前は「何の会社かよくわからない」と言われることが多かった。今回のMVVで、会社の“根っこ”にある考えや価値を明文化できたのは大きな前進です。
喜田: 会社のスタンスが“見える化”されたんですね。
牧野: そうです。「うちはこういう会社です」と言えるようになったことで、お客様から具体的な相談が来るようになるかもしれません。
採用も事業も、「伝わる」ことがスタートライン。僕は「価値=違い×伝わる速さ」だと思っているので、今回でようやく“伝える準備”が整った感じですね。
喜田: 理念の言語化は、仲間を集める“旗”であり、事業を広げる“入り口”でもある。
牧野: その通りです。これからどんな事業をやっても、このMVVがあればブレない。会社の未来を切り拓く“地図”ができたと思っています。
今回のMVV策定は、ただの「理念の見直し」ではありませんでした。
新たなMVVには牧野さんの原体験と普遍的な価値観、仲間への信頼が詰まっています。
そして私たちに、こんな問いを投げかけています。
「あなたは、どんな人生を送りたいですか?」
誰かの“正解”ではなく、自分の“意思”で選びたいと思ったら。
スキルや肩書きではなく、“生き方”から仕事を考えたいと思ったら。
株式会社ニューという場所が、その第一歩になるかもしれません。
一度、ニューに立ち寄ってみませんか?
あなた自身の“あなたらしさ”を、ゆっくり聞かせてください。
前編のインタビュー記事はこちら!
(企画・構成・編集:& Works 喜田/撮影協力:株式会社ニュー)